ビッグマック指数

提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

指標となるビッグマック

ビッグマック指数(ビッグマックしすう、Big Mac index)は、各国の経済力を測るための指数。マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を比較する。

イギリスの経済専門誌『エコノミスト』によって考案された。

ビッグマックはほぼ全世界で同一品質のものが販売され、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、さまざまな要因を元に単価が決定されるため、総合的な購買力の比較に使いやすかった。これが基準となった主な理由とされる。

具体的には、たとえば日本でビッグマックが250円、アメリカで2ドルのときは、250/2=125となり、1ドル=125円 がビッグマック指数となる。もしこの時点で、為替レートが1ドル110円だとすると、為替相場はビッグマック指数に比べて円高であり、この後、125円に向けて円安が進むだろう、などと推理する。

各都市で、1個のビッグマックを購入するのに必要な労働時間を算出することにより、各都市の物価に比した賃金水準を推計出来る。 2008年7月現在の賃金水準トップ10都市は以下の通りである。

  • 東京 (日本)10分
  • ロスアンゼルス(アメリカ) 11分
  • シカゴ(アメリカ) 12分
  • マイアミ(アメリカ) 12分
  • ニューヨーク(アメリカ) 13分
  • オークランド(ニュージーランド) 14分
  • シドニー(オーストラリア) 14分
  • トロント(カナダ) 14分
  • チューリッヒ(スイス) 15分
  • ダブリン (アイルランド) 15分

現在、エコノミスト誌はビッグマック指数のほか、トール・ラテ指数(スターバックス指数)やコカコーラマップなどの指数も発表している。オーストラリア・コモンウェルス銀行の株式仲買部門であるコモンウェルス証券(CommSec)は、iPod指数を提唱している。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク