国際ペンクラブ

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国際ペンクラブ(こくさいペンクラブ、International PEN)は、文学を通じて諸国民の相互理解を深め、表現の自由を擁護するための国際的な団体。国内では一般的に国際ペン、あるいは単にペンという俗称で呼ばれる事が多い。団体名のPENとは、Poets(詩人)、Playwrights(劇作家)、Essaists(随筆家・評論家)、Editors(編集者)、Novelists(小説家)等の頭文字を表す。

1921年に設立。本部はロンドン。世界各国のペンセンター、作家団体などが地域支部となっている。

沿革[編集]

第一次世界大戦終結直後の1921年10月、イギリスの女性小説家C.A.ドーソン・スコットの提唱によりロンドンで結成。前身は1917年からあった新人作家のためのクラブ「トゥモロー・クラブ」だったという。

悲惨な戦争が繰り返されないことを願い、作家・文筆家の表現の自由を確立し国境を超えた相互理解と連帯を図るという主旨の下に生まれた。初代会長はゴールズワージー。他にウェルズコンラッドショーらが黎明期に加わっている。現会長はジョン・ラルストン・ソウル(カナダ、第22代。2009年~)

日本では満州事変以後、国際連盟も脱退して国際的に孤立する状況を憂えて、1935年3月頃に国際ペンから日本に、地域ペンの設立を求める要請が為された。これに応えて設立されたのが日本ペンクラブである(対米英開戦に伴い追放、1947年復帰)。1957年には川端康成が副会長を務め、大会を日本に招致した。

堀武昭が、2003年、日本人として初めて、理事となり、2010年、非欧米人として初めて、専務理事となった。

歴代会長[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]