塩酸アミトリプチリン

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塩酸アミトリプチリン
アミトリプチリンの構造式
アミトリプチリン
分子式 C20H23N•HCl
分子量 313.86 g/mol
形状 白色または微黄色結晶
融点 195–198 °C

塩酸アミトリプチリン(えんさんアミトリプチリン、amitriptyline hydrochloride)は、抗うつ薬として用いられる有機化合物の一種。分子式は C20H23N・HCl 。エタノール酢酸に溶けやすくジエチルエーテルに溶けにくい。苦く麻痺性がある。

内においてノルエピネフリン及びセロトニンの再取り込みを抑制し、シナプス領域のモノアミンが増量することにより、抗うつ作用を示す。

三環系抗うつ薬の一種で、万有製薬よりトリプタノール山之内製薬からラントロンという商品名で発売されている。うつ病・うつ状態、夜尿症の治療薬に使用される。

抗コリン作用が強く、口渇・便秘・めまい・眠気・排尿障害などの三環系抗うつ薬にありがちな副作用が強く現れやすい。 ただ、効果も高いとされているので、他の抗うつ薬で思わしい効果が出ない場合に処方されやすい。

獣医学領域ではイヌの分離不安症の治療に使用される。

目次

[編集] 禁忌

[編集] 用量・用法

うつ病・うつ状態の場合、通常、成人に1日 30~75mg を初期用量として、最大1日 150 mg まで漸増し、分割投与する。まれに 300mg まで増量することもある。年齢や症状に応じて適宜減量する。

夜尿症の場合、1日 10~30mg を就寝前に投与する。年齢や症状により適宜減量する。

[編集] 種類

  • 錠剤:10mg,25mg

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