「米村克麻」の版間の差分
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2020年11月21日 (土) 22:43時点における版
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獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
東アジア選手権 | ||
金 | 2017 曲靖 | 60 kg級 |
米村 克麻(よねむら かつま、1996年3月27日 - )は、熊本県出身の、日本の柔道家である。階級は60 kg級。身長166 cm。血液型はA型。組み手は左組み。得意技は背負投[1]。
経歴
柔道は6歳の時に玄武館で始めた[1]。九州学院中学3年の時に全国中学校柔道大会の55 kg級で5位になった[1]。九州学院高校1年の時には全国高校選手権の60 kg級に出場するが初戦で敗れた[1]。2年の時には全国高校選手権の3回戦で敗れた[1]。日体大へ進学すると、3年の時には全日本ジュニアで優勝した[1]。講道館杯でも5位になった[1]。4年の時には体重別の準決勝でパーク24の高藤直寿に腕緘で敗れるも3位となった[2]。続く東アジア選手権で国際大会初優勝を飾った[3]。国体成年男子の部では東京都の一員としてチームの2連覇に貢献した[4]。
2018年からはセンコー所属となった[1]。体重別では初戦で東海大学4年の永山竜樹を技ありで破るなどして決勝まで進むも、旭化成の大島優磨に縦四方固で敗れて2位だった[5]。2019年のヨーロッパオープン・オディヴェーラスではオール一本勝ちで優勝を飾った[6]。2020年10月の講道館杯では決勝で国士舘大学4年の小西誠志郎と対戦すると、隅返で先に技ありを先取した。その後、袈裟固で小西に抑え込まれるが、電光表示板の担当者が抑え込んでいる選手を米村と勘違いしたために10秒経過した時点でブザーが鳴ってしまい、主審が勘違いして米村による合技一本と判断してしまった。合技一本は取り消され、さらに主審は「解けた」を宣告した。小西による抑え込みは8秒で脚が上から絡まって解けていたとビデオ判定で判断されて技ありは認められなかった。これに対して国士館大学監督の吉永慎也が猛抗議して試合が5分ほど中断されると、小西が8秒間抑えこんで解けた状態から再開され、すぐに脚を抜いてまた抑え込むがここでも8秒で解けたため[7]、結果として小西は技ありを取れず、先に取った技ありを守り切った米村が優勝することとなった[8]。講道館ルールでは上から脚を掛けても抑込技は解けたとならないが、この大会の国際ルールでは解けたとなる[9]。1997年までにはこのルールになっている[10]。また、書籍『柔道のルールと審判法』や資料『国際柔道連盟試合審判規定変更点について2020年1月13日より有効』ではこのルールについて説明している箇所では下から挟んでる場合と上から挟んでいる場合の図を載せているが、この大会当時、全日本柔道連盟のサイトからダウンロードできた資料『2018年~2020年 国際柔道連盟試合審判規定』(日本語版)では下から挟んでいる図を2枚載せていた[9][11][12][13]。両選手にビデオ判定の裁定について説明はなく、再開から一時、掲示板に小西に技あり1とも表記されたため混乱は続いた[14]。この混乱に対して審判委員長の大迫明伸は、柔道は相撲などと違って、審判団の裁定に対して選手に説明するルールになっていない。そのため、当事者にとって不明瞭な進行になるなど、「色んな残念なことが一度に重なってこのようなことになってしまった」と釈明した。なお米村はこの件について、「結果的に優勝できてうれしいが、気まずい」とコメントした[8][15]。その後に審判委員会、強化委員会、大会事業委員会、アスリート委員会の4委員会が試合を改めて検証した結果、中断後に小西が抑え込みを再開した際にカウントするのが3秒遅く始められていたため実際は11秒抑え込んでおり、この時点で小西に技ありが付与されるべきで、ポイントで並んだ両者はその後延長戦に入るべきだったが、すでに時間が経過しており、再試合は難しいとした。そのため全柔連は、「大会運営上の誤謬を認め、決勝戦の勝敗がついていなかったものとし、特例的かつ限定的に遡って両者優勝とすることで四委員会の意見が一致した」との報告を受け入れて、両者を優勝とすることに決めた。専務理事の中里壮也は「日本最高峰の柔道大会の運営に不備があり、選手や関係者にご迷惑をおかけし、多くの柔道ファンの方々に混乱を招く事態となり、心よりお詫び申し上げます」と陳謝した[16][17]。
IJF世界ランキングは50ポイント獲得で208位(20/10/26現在)[18]。
戦績
- 2010年 - 全国中学校柔道大会 5位 55 kg級
- 2015年 - 全日本ジュニア 5位
- 2016年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2016年 - 講道館杯 5位
- 2017年 - 体重別 3位
- 2017年 - 東アジア選手権 個人戦 優勝 団体戦 3位
- 2017年 - 国体 成年男子の部 優勝
- 2018年 - 体重別 2位
- 2018年 - 実業個人選手権 3位
- 2019年 - ヨーロッパオープン・オディヴェーラス 優勝
- 2019年 - 実業個人選手権 2位
- 2020年 - 講道館杯 優勝
(出典[1]、JudoInside.com)。
脚注
- ^ a b c d e f g h i 「柔道全日本強化選手名鑑 2018」近代柔道 ベースボールマガジン社、2018年4月号
- ^ 全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 米村ら優勝=柔道東アジア選手権 時事通信 2017年5月7日
- ^ 第72回国民体育大会柔道競技
- ^ 平成30年全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ 男子60キロ級の米村が優勝 欧州オープン/柔道
- ^ 「テレビ生放送中の60kg級決勝で前代未聞のトラブル発生」『近代柔道』第42巻第12号、ベースボール・マガジン社、2020年11月20日、22頁。
- ^ a b 柔道“不可解裁定”で大混乱…審判長がミスを陳謝「残念なこと重なった」生中継で失態 デイリースポーツ 2020年10月31日
- ^ a b 小俣幸嗣、松井勲、尾形敬史『詳解 柔道のルールと審判法 2004年度版』大修館書店(原著2004-8-20)、147頁。ISBN 4-469-26560-8。
- ^ 小俣幸嗣、尾形敬史、松井勲著、竹内善徳監修『詳解 柔道のルールと審判法』大修館書店 ISBN 4-469-26423-7
- ^ “国際柔道連盟試合審判規定変更点について2020年1月13日より有効”. 全日本柔道連盟. p. 10 (2020年1月13日). 2020年11月3日閲覧。
- ^ 全日本柔道連盟. “2018年〜2020年国際柔道連盟試合審判規定” (PDF). 全日本柔道連盟. p. 28. 2019年3月1日閲覧。
- ^ 全日本柔道連盟. “2018年〜2020年国際柔道連盟試合審判規定” (PDF). 全日本柔道連盟. p. 28. 2020年11月1日閲覧。
- ^ 末継智章「時計係ミス、主審間違い気づかず…混乱の初V「気まずい」米村 柔道講道館杯」『西日本スポーツ』西日本新聞社、日本・福岡市、2020年11月1日。2020年11月6日閲覧。
- ^ 審判団の操作ミス重なり大混乱 審判委員長は陳謝も判定ミスは否定 柔道講道館杯 スポーツニッポン 2020年10月31日
- ^ 柔道・講道館杯の不可解裁定、ミス認め両者優勝 無効の抑え込みは「技あり」と結論 デイリースポーツ 2020年11月20日
- ^ 誤審混乱で全柔連謝罪「心よりおわび」再発防止策も 日刊スポーツ 2020年11月20日
- ^ World ranking list
外部リンク
- 米村克麻 - JudoInside.com のプロフィール