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[[2007年]]6月時点、eBayは世界28ヶ国に拠点を広げ、正規登録者数2億3,000万人、出品点数10数億点の地球規模の[[インターネット]]オークションサイトに拡大。2007年eBayの日本語ポータルサイトが登場した<ref>[http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20352972,00.htm eBayの日本語のポータルサイト開設] CNET Japan 2007年[[7月18日]]</ref>。
[[2007年]]6月時点、eBayは世界28ヶ国に拠点を広げ、正規登録者数2億3,000万人、出品点数10数億点の地球規模の[[インターネット]]オークションサイトに拡大。2007年eBayの日本語ポータルサイトが登場した<ref>[http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20352972,00.htm eBayの日本語のポータルサイト開設] CNET Japan 2007年[[7月18日]]</ref>。
2009年より[[イーベイ・ジャパン]]株式会社はセラー支援(米国、英国、オーストラリア市場向けのeBayマーケットプレイスへの出店企業の拡大)を行っている。
2009年よりイーベイ・ジャパン株式会社はセラー支援(米国、英国、オーストラリア市場向けのeBayマーケットプレイスへの出店企業の拡大)を行っている。


2009年には年間取引額が5兆2000億円になる。月額費用を支払うことでeBayサイト内に「ストア」を構えて、商品ページの加工を許可するなど、販売支援に力を入れはじめた。なお、2002年にインターネット決済サービスを行う[[PayPal]]を買収し子会社としていたが、同社は[[2015年]]7月に分離独立している。
2009年には年間取引額が5兆2000億円になる。月額費用を支払うことでeBayサイト内に「ストア」を構えて、商品ページの加工を許可するなど、販売支援に力を入れはじめた。なお、2002年にインターネット決済サービスを行う[[PayPal]]を買収し子会社としていたが、同社は[[2015年]]7月に分離独立している。

2017年12月31日 (日) 13:12時点における版

eBay Inc.
サンノゼの本社
種類 公開会社
市場情報
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サンノゼ
設立 1995年9月3日
業種 小売業
事業内容 インターネット通信販売オークション
代表者 社長CEO デヴィン・ウェニグ
創設者 ピエール・オミダイア
売上高 86億米ドル(2015年)
従業員数 1万1,600人(2015年)
関係する人物 ジェフリー・スコール(初代社長)
メグ・ホイットマン
外部リンク http://www.ebay.co.jp/
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eBay Inc.(イーベイ)は、インターネットオークションeBayを展開するアメリカ合衆国会社である。世界中で1.6億人、Sellerは2,500万人(個人・法人含む)とインターネットオークションでは世界最多の利用者を持つ。

歴史

1995年9月、カリフォルニア州サンノゼピエール・オミダイアによりAuctionWebの名称で設立され、1997年9月に現社名へ変更されている。社名はオミダイアのコンサルティング会社Echo Bay Technology Groupに由来し、echobay.comがすでに登録済みであったため縮めてeBay.comとした[1]。1997年半ばには1日当り約80万のオークションを処理し、1998年までには100万人以上の利用者を獲得するまでに成長[2]。1998年9月にはNASDAQ株式を公開した。

1999年10月に日本法人「イーベイジャパン」設立、日本電気NEC)と組んで2000年日本市場をカバーすべく日本に進出したが[3]、先行していたYahoo! JAPANYahoo!オークション(ヤフオク)に太刀打ちできず、会員が集まらなかったこともあって2002年3月31日に撤退した[4]。この直後、ヤフオクは出品料、落札システム利用料を導入した。

2003年ウェビー賞を受賞[5]

2007年12月、ヤフオクとの提携を発表。購買代行サイトセカイモンを立ち上げた[6] [7]

2007年6月時点、eBayは世界28ヶ国に拠点を広げ、正規登録者数2億3,000万人、出品点数10数億点の地球規模のインターネットオークションサイトに拡大。2007年eBayの日本語ポータルサイトが登場した[8]。 2009年よりイーベイ・ジャパン株式会社はセラー支援(米国、英国、オーストラリア市場向けのeBayマーケットプレイスへの出店企業の拡大)を行っている。

2009年には年間取引額が5兆2000億円になる。月額費用を支払うことでeBayサイト内に「ストア」を構えて、商品ページの加工を許可するなど、販売支援に力を入れはじめた。なお、2002年にインターネット決済サービスを行うPayPalを買収し子会社としていたが、同社は2015年7月に分離独立している。

Gmarketとの提携

米eBayと、Gmarketの創業者であるグ・ヨウンベは、2010年5月、2000万ドルを49対51の比率で合弁会社を設立した[9]。新規法人、Giosis Gmarketは当面、日本・シンガポールで電子商取引を展開、将来的には他のアジア地域への展開も展望に入れている。

出典

  1. ^ Mullen, Amy (2005年). “The history of ebay” (英語). HappyNews.com. 2007年9月8日閲覧。
  2. ^ Pierre Omidyar Biography”. Academy of Achievement (2005年11月9日). 2007年9月8日閲覧。
  3. ^ イーベイジャパンとBIGLOBEがインターネットオークションビジネスで協業 日本電気プレスリリース(2000年2月17日)
  4. ^ “イーベイジャパン、3月末をもって日本での営業活動を終了”. INTERNET Watch. (2002年2月27日). オリジナルの2012年12月19日時点におけるアーカイブ。. http://archive.fo/E6Di#selection-41.0-41.27 
  5. ^ eBay | 2003 People's Voice / Webby Award Winner”. The Webby Awards. 2017年11月15日閲覧。
  6. ^ ヤフーとeBayが業務提携、オークション市場創出目指す INTERNET Watch 2007年12月4日
  7. ^ ヤフオクで「eBayの商品がいきなり揃う」井上社長が提携の魅力を説明 INTERNET Watch 2007年12月4日
  8. ^ eBayの日本語のポータルサイト開設 CNET Japan 2007年7月18日
  9. ^ 米eBay、日本版「Gmarket」強化のためジョイントベンチャー設立 INTERNET Watch、2010年5月7日(2010-8-17閲覧)

関連項目

外部リンク