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2017年9月11日 (月) 23:57時点における版
脱獄(だつごく)は、収監されている刑事施設から無断で脱出する行為である。牢破りとも呼ばれる。
概説
刑事施設の中では著しく権利が制限されるため、施設の外に脱出することによる自由を得るために行う。また死刑判決を受けた死刑囚が生命の危険を感じて逃走するケースもある。
脱獄は権力執行を揺るがす事態であるため、政府は逮捕勾留されている者が刑事施設から脱出する行為に対して罰則を設けている。
日本では公権力に対する脱獄は逃走の罪として罰せられる。平成時代に入ってからの日本における脱獄の事例は、1989年10月16日に強盗強姦罪等で熊本刑務所に服役していた受刑者が逃走し1年後に逮捕された例[1][2]や、2012年1月11日に殺人未遂等で広島刑務所に服役していた中国人受刑者が逃走し2日後に逮捕された例(広島刑務所中国人受刑者脱獄事件)がある。
規模の大きさ
2010年のメキシコでは、大規模なものだけでも3月にマタモロスの刑務所から40人、同年9月にレイノサの刑務所から85人、同年12月にヌエボラレドの刑務所から141人の脱走が報じられている[3]。
容疑者・被告人・受刑者が脱獄した事件
日本
- 広島護送死刑囚脱獄事件
- 名古屋少年匕首殺害事件
- 栃木雑貨商一家殺害事件
- 藤本事件
- 広島拘置所尾道拘置支所脱獄事件
- 大竹市議殺害事件
- 広島刑務所中国人受刑者脱獄事件
- 東京拘置所からイラン人が集団脱獄(1996年)
脱獄で有名な人物
- ヘルベルト・カプラー
- ジャック・シェパード
- ジャコモ・カサノヴァ
- ジョン・デリンジャー
- フランク・モリス(脱獄不可能とされたアルカトラズ連邦刑務所から脱出したとされる)
- ジョージ・ブレイク
- フランク・アバグネイル(映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の主人公のモデル)
- テッド・バンディ
- スティーヴン・ラッセル(映画『フィリップ、きみを愛してる!』の主人公のモデル)
- 高野長英
- 西川寅吉
- 白鳥由栄
- 渡邊魁
脱獄をテーマにした主な作品
映画
- 穴(1960年) - 史実。パリ・サンテ刑務所で1947年に実際に起きた脱獄事件を描いている。脚本と主演に、実際の脱獄犯がそのまま参加している。
- 大脱走(1963年) - 史実。捕虜収容所から76名が脱獄に成功。うち3名が帰国の途につく事ができたと言われている。
- 大脱獄(1970年)
- パピヨン(1973年) - 史実。
- 脱走遊戯(1976年) - 千葉真一主演、東映の製作による日本映画。
- ミッドナイト・エクスプレス(1978年) - 史実。
- アルカトラズからの脱出(1979年) - 史実とされている。
- ショーシャンクの空に(1994年)
- ザ・ロック(1996年)
- エグゼクティブ・エクスプレス プリズンブレイク(1998年)
- フィリップ、きみを愛してる!(2009年) - 4度の脱獄に成功したスティーヴン・ラッセルの実話を基にした作品。
テレビドラマ
- プリズン・ブレイク(2005年 - 2009年)
小説
漫画・アニメ
- ジョジョの奇妙な冒険第六部ストーンオーシャン(1999年 - 2003年)
- 囚人リク(2011年 - )
- ルパン三世 アルカトラズコネクション(2001年)
- 監獄学園(2011年 - )
コンピュータゲーム
- ボンバーマンII(1991年)
- 龍が如く4 伝説を継ぐもの(2010年)
- 龍が如く5 夢、叶えし者(2012年)
関連項目
脚注
- ^ http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=25213&mod=3000
- ^ 法務省幹部「ほっとした、では済まぬ」 脱走容疑者逮捕朝日新聞、2012年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ、2016年9月25日閲覧。
- ^ メキシコの刑務所で141人脱走(AFP.BB.NEWS.2010年12月18日)