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[[1973年]]に『愛とアナーキーの映画』で[[カンヌ国際映画祭 男優賞]]を受賞し、[[1974年]]に『[[流されて…]]』に主演、[[1977年]]には『セブン・ビューティーズ』で[[アカデミー主演男優賞]]にノミネートされるなど、一連の[[リナ・ウェルトミューラー]]監督作品で世界的に知られるようになった。 |
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[[1960年代]]後半から[[アメリカ合衆国|アメリカ]]資本の作品にも出演していたが、[[1980年代]]からアメリカ映画への出演が増加、[[1989年]]公開の『ニューヨーク・ストーリー』、[[1995年]]公開の『雲の中で散歩』、[[1997年]]公開の『ミミック』などに出演、特に[[2001年]]に出演した『[[ハンニバル (映画)|ハンニバル]]』のパッツィ刑事役は彼の存在を強烈に印象づけた。テレビと映画を合わせた出演作品は100本を超える。 |
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[[2014年]]9月、初の[[自伝]]“Sono ancora un bambino (ma nessuno può sgridarmi)”を上梓。携わってきた作品や監督・共演者についてのエピソードのほか、故郷リグーリアへの愛や自身の生い立ちと家族、夭折した長男への思い、料理と発明への情熱などを綴っている |
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2017年5月14日 (日) 07:15時点における版
ジャンカルロ・ジャンニーニ Giancarlo Giannini | |
---|---|
Giancarlo Giannini | |
生年月日 | 1942年8月1日(81歳) |
出生地 | イタリア、リグーリア州ラ・スペツィア |
国籍 | イタリア |
職業 | 俳優 |
ジャンル | 映画 |
配偶者 |
Livia Giampalmo (1967-1975) Eurilla del Bono (1983- ) |
著名な家族 | アドリアーノ・ジャンニーニ (次男) |
主な作品 | |
『流されて…』、『イノセント』、『ハンニバル』、『007 カジノ・ロワイヤル』 |
ジャンカルロ・ジャンニーニ(Giancarlo Giannini, 1942年8月1日 - )は、イタリア出身の俳優である。
プロフィール
リグーリア州のラ・スペツィアでうまれ、ナポリで育った。ローマの国立演劇アカデミーで演技を学び、舞台俳優としてキャリアをスタートさせた。
1973年に『愛とアナーキーの映画』でカンヌ国際映画祭 男優賞を受賞し、1974年に『流されて…』に主演、1977年には『セブン・ビューティーズ』でアカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、一連のリナ・ウェルトミューラー監督作品で世界的に知られるようになった。
1960年代後半からアメリカ資本の作品にも出演していたが、1980年代からアメリカ映画への出演が増加、1989年公開の『ニューヨーク・ストーリー』、1995年公開の『雲の中で散歩』、1997年公開の『ミミック』などに出演、特に2001年に出演した『ハンニバル』のパッツィ刑事役は彼の存在を強烈に印象づけた。テレビと映画を合わせた出演作品は100本を超える。
2014年9月、初の自伝“Sono ancora un bambino (ma nessuno può sgridarmi)”を上梓。携わってきた作品や監督・共演者についてのエピソードのほか、故郷リグーリアへの愛や自身の生い立ちと家族、夭折した長男への思い、料理と発明への情熱などを綴っている 。
声優
イタリアでは外国語映画をイタリア語に吹き替えて上映することが多いため、アル・パチーノ、ジャック・ニコルソンらの吹き替えで非常によく知られているほか、フランコ・ゼフィレッリ監督の『ロミオとジュリエット』のレナード・ホワイティング、ヴァレリオ・ズルリーニ監督『タタール人の砂漠』のジャック・ペランの吹き替えが有名である。またルキーノ・ヴィスコンティ監督『ルートヴィヒ』のヘルムート・バーガーの声も彼の吹き替えによるものである。
脚本/監督
1987年には脚本も手掛けた主演作『Ternosecco』で監督デビューをした。
2010年には『I Looked In Obituaries』で23年ぶりに監督と主演を務めている。
プライベート
次男のアドリアーノ・ジャンニーニも俳優になり『流されて…』のリメイク『スウェプト・アウェイ』で父親の演じた役を演じた。
18歳で演劇の道に進むまで電子工学を学んでおり、趣味はそれを活かした発明。
『流されて…』等のウェルトミューラー監督作で共演し、2013年に死去した女優マリアンジェラ・メラートとは「きょうだいの様な仲」だったと述べている[1]。
主な出演作品
日本語吹替は、ハンニバルで担当して以降、菅生隆之がほぼ専属してつとめている。
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1969 | 姉妹 Le Sorelle |
ダリオ | |
サンタ・ビットリアの秘密 The Secret of Santa Vittoria |
ファビオ | ||
1970 | ジェラシー Dramma della gelosia (tutti i particolari in cronaca) |
ネロ | |
1971 | タランチュラ La tarantola dal ventre nero |
テリーニ | |
1972 | 高校教師 La prima notte di quiete |
ジョルジオ・モスカ(スパイダー) | |
1973 | あゝ情熱 Paolo il caldo |
パオロ | |
愛とアナーキーの映画 Film d'amore e d'anarchia, ovvero 'stamattina alle 10 in via dei Fiori nella nota casa di tolleranza... |
アントニオ・ソフィアンティーニ | カンヌ国際映画祭 男優賞 受賞 | |
セッソ・マット Sessomatto |
ドメニコ(第一話)/ チェザレット(第二話)/ エンリコ(第三話)/レッロ(第四話)/ ジャンシーロ(第五話)/ ドナー(第六話)/ミケーレ・マッコ(第七話)/ サトゥルニーノ(第八話)/ ビアンキ博士(第九話) | ||
1974 | 哀しみの伯爵夫人 Fatti di gente perbene |
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流されて… Travolti da un insolito destino nell'azzurro mare d'agosto |
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1975 | セブン・ビューティーズ Pasqualino Settebellezze |
兼製作 | |
イノセント L'Innocente |
トゥリオ・エルミル | ||
1978 | 愛の彷徨 Fatto di sangue fra due uomini per causa di una vedova - si sospettano moventi politici |
ニック | |
1979 | アニタと子猫と… Viaggio con Anita |
グイド | |
人生は素晴らしい La Vita è bella |
アントニオ | ||
1981 | リリー・マルレーン Lili Marleen |
||
1984 | 愛しのレベッカ American Dreamer |
ヴィクター | |
1985 | ザ・ギャンブラー Fever Pitch |
チャーリー | |
1986 | 愛と復讐のヒロイン Sins |
マルチェロ | テレビ・ミニシリーズ |
法王の旅 Saving Grace |
|||
1987 | マンマ・ミーア人生 I picari |
ガスマン | |
1988 | スナックバー・ブダペスト Snack Bar Budapest |
||
1989 | ニューヨーク・ストーリー New York Stories |
クラウディオ | |
ブラッド・レッド/復讐の銃弾 Blood Red |
セバスティアン | ||
エネミー・ウォー Tempo di uccidere |
|||
1992 | モンテカルロ殺人事件 Once Upon a Crime... |
ボナール警部 | |
1995 | 雲の中で散歩 A Walk in the Clouds |
アルバート・アラゴン | |
1996 | ロルカ、暗殺の丘 The Disappearance of Garcia Lorca |
タクシー運転手 | |
1997 | ミミック Mimic |
マニー | |
1998 | 星降る夜のリストランテ La Cena |
教授 | |
2000 | デューン/砂の惑星 Dune |
皇帝シャダム4世 | テレビ・ミニシリーズ |
2001 | CQ CQ |
エンゾ | |
ハンニバル Hannibal |
リナルド・パッツィ刑事 | ||
2002 | 法王の銀行家 ロベルト・カルヴィ暗殺事件 I banchieri di Dio |
フラヴィオ・カルボーニ | |
キング・オブ・ザ・ヴァンパイア Dracula |
エンリコ・ヴァレンツォ博士 | ||
ダークネス Darkness |
アルベルト | ||
2003 | 美しきイタリア、私の家 My House in Umbria |
||
2004 | マイ・ボディガード Man on Fire |
ミゲル・マンサーノ | |
2006 | 007 カジノ・ロワイヤル Casino Royale |
レネ・マティス | |
2007 | ミラノ・コネクション Milano Palermo - Il ritorno |
||
2008 | 007 慰めの報酬 Quantum of Solace |
レネ・マティス |
参照
- ^ "it: Domenica Live",it: Canale 5:2014年11月16日放送