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2010年5月21日 (金) 21:34時点における版
かつま かずよ 勝間 和代 | |
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生誕 |
1968年12月14日(55歳) 東京都 |
出身校 |
慶應義塾大学商学部卒業 早稲田大学大学院 ファイナンス研究科修了 |
職業 |
公認会計士 著述家 評論家 |
勝間 和代(かつま かずよ、1968年12月14日 - )は、日本の公認会計士、著述家、評論家。学位はファイナンス修士(専門職)(早稲田大学)。株式会社監査と分析代表取締役、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授。
経歴
東京都葛飾区生まれ。実家はテープレコーダーのヘッドを製造する町工場。4人兄弟の末子(11歳と10歳年上に姉、8歳上に兄)。
葛飾区立住吉小学校[1]、慶應義塾中等部、慶應義塾女子高等学校を経て慶應義塾大学商学部卒業。早稲田大学大学院ファイナンス研究科専門職学位課程を修了し、ファイナンス修士(専門職)の学位を取得。
高校時代から公認会計士試験の勉強を始め、23歳で公認会計士としての登録が可能となる3次試験に合格。なお2次試験には19歳で合格しており、旧試験制度では当時の最年少記録。他に中小企業診断士情報部門。
2009年7月、BSジャパンで自身初の冠番組となる経済バラエティ番組『カツケン 勝間経済研究所』が放送開始[2]。
大学に在学中の21歳で出産し3女の母であるが、長女は現在父親と暮らしている(後述)。2回の離婚を経験し[3]、現在は独身。
ITにも詳しく、中学時代からパンチカードで付属の大学のコンピュータでプログラムを作っており、ニフティサーブのウインドウズフォーラム・マルチメディア会議室のボードリーダーを務めていたこともある。ISDNを自宅に引いたときに「葛飾区の個人宅で2軒目」と言われた逸話もある。
職歴
- 太田昭和監査法人(現在の新日本監査法人)(5ヶ月、大学在学中より)- 会計士補として在籍。出産を機に退職。
- アーサー・アンダーセン(3年9ヶ月、大学在学中より) - 会計士補・会計士、のちにシステム・コンサルタントとして在籍。
- ケミカル銀行(現在のJPモルガン・チェース、3年、1994年10月〜1997年10月) - 金利トレーダー、のちにリサーチャーとして在籍。
- マッキンゼー(5年9ヶ月、1998年1月〜2003年9月) - 経営コンサルタントとして在籍。
- JPモルガン証券(3年3ヶ月、2003年9月〜) - 証券アナリストとして在籍。
- 独立開業(2007年〜) - 投資顧問業及び経営コンサルタントとして独立。並行して早稲田大学大学院商学研究科の博士課程に在籍。
活動
内閣府男女共同参画会議議員[4]、同会議「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会」専門委員[5]、小渕優子少子化担当大臣「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」メンバー[6](2009年8月までの自民党内閣当時であり現存するかは不明)、総務省「ICT成長力懇談会」[7]メンバー。
独立した2007年から、著作活動を活発化し、2007年4月発売『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』(ディスカヴァー21)、2007年11月発売『お金は銀行に預けるな』(光文社)、2007年12月発売『効率が10倍アップする新・知的生産術』(ダイヤモンド社)と3作がそれぞれ10万部を突破して話題となった。2008年末現在、前述代表3作の累計部数は18万部、40万部、25万部となっている。その後の、『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践』(ディスカヴァー21)、『起きていることはすべて正しい』(ダイヤモンド社)も20万部を突破した。
朝日新聞別刷土曜版beで「勝間式『自分ナビ』宣言」、毎日新聞で「勝間和代のクロストーク」をコラム連載するほか、日経マネー、日経ビジネスアソシエ、日本経済新聞「勝間和代のITマーケットウォッチ」[8]などにも連載を持つ。
2008年5月から、世界中の難民・被災民の教育支援、自立支援にむけたチャリティ・ブック・プログラム、『Chabo!』[9]を開始し、和田裕美、小宮一慶らビジネス作家9名と共に、印税の20%を寄付にあてる活動を行っている。
大塚ホールディングスの社外取締役を務めていたが[10]、2009年8月21日付で退任[11]。
2009年より、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授として、月に1回「女性の雇用管理」について講義している[12]。
受賞等
- ワーキングマザー向けインターネットサイト「ムギ畑」を創設した功績から、2005年にウォール・ストリート・ジャーナル「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばれる。
- 2006年には、エイボン女性大賞を受賞している。
- 2009年2月に、世界経済フォーラム(ダボス会議)のYoung Global Leadersの1人に選出された。
- 2009年5月に、3代目自転車名人に選出された。
証券アナリストとしての評価
JPモルガン証券にIT・通信セクター担当のシニアアナリストとして在籍した期間の評価は下記のとおりである。
- 在籍期間中の最後の日経による人気アナリストランキング(2006年3月)では、通信セクターで11位、ITセクターで17位であった。
- また、2006年10月4日に勝間が発行した楽天に関するレポートについては、JPモルガン証券が「訂正が必要な重大なミス」があったと判断、同6日付で「一部当社の理解不足があった。(楽天の情報開示が不十分との印象を与える)不適切な表現があった」と訂正した。さらに同12日になって「調査部で検討した結果、現時点で当社は深い理解に基づいた調査・分析を行える立場にないと判断した」として楽天を分析対象から外した。
主張等
- 資格などの勉強について、「リスニング」や「アウトプット」の重要性を説いている。
- 本などの執筆については、「私は本については、書く努力の5倍、売る努力をするということを決めています。」とのこと」[13]。
- 2008年10月20日発売のAERA臨時増刊号「働く女は美しい」では、定期的に2ちゃんねるやmixiで自分の名前を検索して、役立つコメントを探すと回答している。
- 雇用、労働問題について、著書『会社に人生を預けるな』の中で、終身雇用はいわば現代の小作農、奴隷制であり、労働環境の面で「NOといえない労働者」を生み出す要因になっていると述べ、これを改めるべきとしている。
エピソード
この記事に雑多な内容を羅列した節があります。 |
- 会社勤めをしていた頃のストレス解消手段であった酒とタバコをやめ[3]、フィットネスクラブに欠かさず通い、日中はほとんどロードバイクで移動しているとのこと。マスコミに登場しない日は、ほとんどノーメイクで過ごしている[14]。
- 都内の移動は、基本的に自転車で行う。
- 学生や女性からの要望には積極的に応えており、2008年には母校慶應義塾大学で業界講演会、三田祭講演会(経済新人会主催)に登場している。また、2009年の5月31日には東京大学五月祭で、学生による商業出版を目指す出版甲子園[1]主催の「発信力講座」で講師を務めた。
- 広瀬香美のファンである[15]。勝間の著書「まねる力」に広瀬がゲスト登場したり、勝間の勧めで広瀬がTwitterの利用を開始するなど親交も深い。
- 好きな漫画家は名香智子[16]。
- 香山リカからは『しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』で、次々に出す自己啓発関連書を批判されている(帯に「〈勝間和代〉を目指さない。」と書かれている他、最終章が勝間批判に当てられている)。しかし、それがきっかけとなり、テレビ番組で共演したり、討論が本になったりするなど交流している。
- ドラえもんが大好きで、エピソードや登場道具をほとんど記憶しているほど。ドラえもんの話題は自身の著書やブログなどによく登場する。『藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん (2)』(小学館・2009年)に解説を寄稿している[17]。
- 週刊文春(2009年12月31日号)のインタビューで長女がブログを開設し、「お母さんと下の妹と近所の神社へ初詣に行った。お母さんが肩に触れてきたのを、何となく身をよじったら、お母さんに泣かれた」と投稿したことに触れられ、目を真っ赤にして泣き出し、「私は、はっきり言って親として未熟ですから、娘にそういう意味では暖かい家庭であるとか、非常に良好な親子関係を築けなかった。(中略)娘がブログで書いたように、そういう思いをせざるを得ない状況を作った母親なんです」と答えたという。長女はブログを書き、母親の元を離れ一人暮らしを始めるが、3か月ほどして父親(勝間の最初の夫)の元に身を寄せた。
西村博之との対談
2010年5月、自らホストをつとめる経済情報番組『デキビジ』(2010年5月2日BSジャパンで放送)に元2ちゃんねる管理人の西村博之をゲストとして招き対談を行った。しかし終始議論が噛み合わず[18][19]、「だめだこれ」などと西村に対して批判的な態度[18]をとり、西村の抗議にもとりあわなかった[19]。放送後、ネット上で勝間に対する批判が高まり[19]、公式ブログが炎上した。 この西村との対談について、5月6日に同ブログで「(西村および視聴者に対して)不快感をもたらした」として謝罪した[20] [19]。 また同番組内(2010年5月9日放送)でも改めて謝罪した。 一方西村は対談が和やかに進まなかった件について「(自分は)睡眠時間が短いと機嫌が悪くなる」と釈明した[21] [18]。
著書
単著
- インディでいこう! ナチュラル&インディペンデントな生き方実践ガイド ディスカヴァー21(「ムギ」名義)2006
- 無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法 ディスカヴァー21 200
- 無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法 ディスカヴァー21 2007
- 決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール ランダムハウス講談社 2007
- お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 光文社新書、2007
- 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 ダイヤモンド社 2007
- 勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド ディスカヴァー21 2008 ISBN 488759626X
- 勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─ 東洋経済新報社 2008 ISBN 4492556060
- 勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践 ディスカヴァー21 2008 ISBN 4887596391
- 勝間和代の日本を変えよう lifehacking Japan 毎日新聞社 2008
- 読書進化論 ─人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか 小学館101新書 2008
- 起きていることはすべて正しい 運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 ダイヤモンド社 2008
- 勝間和代の成功を呼ぶ7つの法則 マガジンハウス 2008
- 断る力 文春新書 2008 ISBN 4166606824
- 会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く 光文社新書 2008 ISBN 4334034969
- 勝間和代のお金の学校 サブプライムに負けない金融リテラシー(編)日本経済新聞 2009
- 勝間和代・脳力up 一日5分!「携帯パズル」でみるみる頭がよくなる!! 講談社 2009.6
- まねる力 私のコアスキルは「まねる」だと思う(アエラムック)朝日新聞出版 2009 ISBN 4022744111
- 目立つ力 インターネットで人生を変える方法 小学館101新書 2009.10
- やればできる まわりの人と夢をかなえあう4つの力 ダイヤモンド社 2009.12
共編著
- 猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか? 猪口邦子、ディスカヴァー21、2007
- 会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール ディスカヴァー21(福沢恵子共著)2007
- 10年後あなたの本棚に残るビジネス書100 神田昌典共著、ダイヤモンド社、2008
- 勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」 自分ブランドで課題克服 藤巻幸夫共著 日本放送出版協会・生活人新書 2009.10
翻訳
- 史上最強の人生戦略マニュアル フィリップ・マグロー きこ書房 2008.9
- 天才! 成功する人々の法則 マルコム・グラッドウェル 講談社 2009
テレビ番組
- スタジオパークからこんにちは(2009年3月12日)
- サンデープロジェクト(2009年4月26日)
- 平成教育委員会スペシャル(2009年8月23日)
- 徹子の部屋(2009年8月25日)
- お願い!ランキング(2009年11月16日~)
- メレンゲの気持ち(2009年12月12日)
- 課外授業 ようこそ先輩(2009年12月20日)
- NHK紅白歌合戦(2009年12月31日)
- どっちが勝ち組でショー(2010年1月3日)
- エンゼルバンク~転職代理人(2010年1月14日)
- 中居正広の金曜日のスマたちへ(2010年3月12日)
- カツケン 勝間経済研究所(2009年7月~2010年3月、BSジャパン)
- デキビジ(2010年4月~、BSジャパン)
脚注
- ^ 『課外授業 ようこそ先輩』2009年12月20日放送分より。
- ^ “●勝間和代、初冠番組「カツケン」に自信の笑み/プライベートも公開!? 経済バラエティ7月より”. 文化通信.com. (2009年6月10日)
- ^ a b “「仕事も子どももあきらめない!」”. YOMIURI ONLINE. (2006年11月26号)
- ^ “男女共同参画会議議員名簿”. (2009年3月17日)
- ^ “仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会”
- ^ “「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」について”. 少子化対策ホームページ
- ^ “ICT成長力懇談会”. 総務省の情報通信政策に関するポータルサイト
- ^ “勝間和代のITマーケットウォッチ”. IT PLUS
- ^ “Chabo!”
- ^ http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20090515/5nsk6e/140120090515094566.pdf
- ^ http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20100215/646lq6/140120100215023614.pdf
- ^ 「客員教員」『教員紹介|教育課程|中央大学ビジネススクール』中央大学。
- ^ “コメント”. 池田信夫 blog
- ^ 2007年10月31日、日経丸の内キャリア塾の講演にて言及。
- ^ “偶然は必然?広瀬香美さんとの出会いからの考察”. 日々の生活から起きていることを観察しよう!!
- ^ ヤング・レディースコミック(健全な、女性漫画)売り場の縮小
- ^ 『金スマ』2010年3月12日放映分より。
- ^ a b c “勝間和代氏がひろゆき氏におわび” (日本語). YUCASEE MEDIA. (2010年5月6日) 2010年5月11日閲覧。
- ^ a b c d “2ちゃん開設者・西村氏との対談で「だめだこれ」 勝間さんが謝罪” (日本語). MSN産経ニュース. (2010年5月6日) 2010年5月11日閲覧。
- ^ 勝間和代 (2010年5月6日). “ひろゆきさんとの対談について、心から非礼をおわび申し上げます”. 勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!. 2010年5月11日閲覧。
- ^ 西村博之 (2010年5月6日). “勝間さん対談の睡眠不足の反省と、幸福論”. ひろゆき@オープンSNS. 2010年5月11日閲覧。