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1973年にプリンストン大学で, デイビッド・グロスとともに[[漸近的自由性]]を発見した。[[素粒子物理学]]における漸近的自由性とは、[[素粒子]]間の「[[強い相互作用]]」は、近距離ないし高エネルギー下では相互作用が弱くなるという性質で、[[陽子]]や[[中性子]]の構成要素とされる[[クォーク]]が単独で観測できないことなどを説明する[[量子色力学]]の理論である。H・デイヴィッド・ポリツァーの論文とウィルチェックらの論文が[[フィジカル・レビュー|Physical Review Letters]]の同じ号に掲載され、公式には、3人が同時に漸近自由性を発見したことになった。 |
1973年にプリンストン大学で, デイビッド・グロスとともに[[漸近的自由性]]を発見した。[[素粒子物理学]]における漸近的自由性とは、[[素粒子]]間の「[[強い相互作用]]」は、近距離ないし高エネルギー下では相互作用が弱くなるという性質で、[[陽子]]や[[中性子]]の構成要素とされる[[クォーク]]が単独で観測できないことなどを説明する[[量子色力学]]の理論である。H・デイヴィッド・ポリツァーの論文とウィルチェックらの論文が[[フィジカル・レビュー|Physical Review Letters]]の同じ号に掲載され、公式には、3人が同時に漸近自由性を発見したことになった。 |
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2010年3月13日 (土) 05:33時点における版
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フランク・ウィルチェック(Frank Wilczek、1951年5月15日 - )は、ポーランド、イタリア系のアメリカ合衆国の物理学者。ニューヨーク州出身。シカゴ大学、プリンストン大学で学ぶ。
2004年デイビッド・グロス 、H. デビッド・ポリツァー とともに「強い相互作用の理論における漸近的自由性の発見」の功績によりノーベル物理学賞を受賞した。
1973年にプリンストン大学で, デイビッド・グロスとともに漸近的自由性を発見した。素粒子物理学における漸近的自由性とは、素粒子間の「強い相互作用」は、近距離ないし高エネルギー下では相互作用が弱くなるという性質で、陽子や中性子の構成要素とされるクォークが単独で観測できないことなどを説明する量子色力学の理論である。H・デイヴィッド・ポリツァーの論文とウィルチェックらの論文がPhysical Review Lettersの同じ号に掲載され、公式には、3人が同時に漸近自由性を発見したことになった。