「タケカワユキヒデ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
5行目: 5行目:
== 略歴 ==
== 略歴 ==
[[埼玉県立浦和高等学校]]、[[東京外国語大学]]英米語学科卒業。5歳からバイオリンを、10歳から作曲を始める。[[1975年]]、全曲英詞のアルバム「走り去るロマン」でソロアーティストとしてデビュー。
[[埼玉県立浦和高等学校]]、[[東京外国語大学]]英米語学科卒業。5歳からバイオリンを、10歳から作曲を始める。[[1975年]]、全曲英詞のアルバム「走り去るロマン」でソロアーティストとしてデビュー。
翌[[1976年]]、以前から活動を共にしていたミッキー吉野と[[ゴダイゴ]]を結成し、作曲とボーカルを担当。彼独特のメロディーは「[[ガンダーラ (曲)|ガンダーラ]]」、「[[モンキー・マジック]]」、「[[銀河鉄道999 (ゴダイゴの楽曲)|銀河鉄道999]]」、「[[ビューティフル・ネーム]]」といった数々のヒット曲を残し、人々を魅了した。[[1985年]]のゴダイゴ活動休止後は、[[中森明菜]]、[[小泉今日子]]、[[酒井法子]]、[[松田聖子]]、[[光GENJI]]など、他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースでヒットメーカーとしての地位を確立し、2枚のアルバム、1枚のサントラ盤もリリースした。
翌[[1976年]]、以前から活動を共にしていたミッキー吉野と[[ゴダイゴ]]を結成し、作曲とボーカルを担当。彼独特のメロディーは「[[ガンダーラ (曲)|ガンダーラ]]」、「[[モンキー・マジック]]」、「[[銀河鉄道999 (ゴダイゴの楽曲)|銀河鉄道999]]」、「[[ビューティフル・ネーム]]」といった数々のヒット曲を残し、人々を魅了した。[[1985年]]のゴダイゴ活動休止後は、[[中森明菜]]、[[酒井法子]]、[[松田聖子]]、[[光GENJI]]など、他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースでヒットメーカーとしての地位を確立し、2枚のアルバム、1枚のサントラ盤もリリースした。
[[1989年]]アルバム『I LOVE YOU』を発表し、本格的にソロ活動を再開。1990年代に入り、作曲家・音楽プロデュ-サー・ライブ活動のほか、講演、テレビ・ラジオ番組の司会・コメンテーター、文筆活動など、マルチアーティストとして幅広く活躍中。[[1994年]][[5月]]自己のヒット曲をメドレーにしたシングル「ガンダーラ伝説」がゴダイゴを知らない世代で話題となって、ヒットチャ-トの上位にランクインされ、[[5月]]には[[ダイワハウス]]のCMソング「僕たちの愛」を発表する。1男5女の父親であり、[[1999年]]には[[ベストファザー賞]]を受賞、2001年には「娘を持つ父親のための本」を出版しベストセラーになる。5女のうち2人(基、愛)は[[T's COMPANY]]というユニットを組んでおり(愛は[[アイ武川]]としてソロデビューもしている)、近年は彼女達と一緒に"タケカワユキヒデ & T's COMPANY"として音楽活動することが多い。特に[[花王]][[リーゼ]]のCMソング「気分は上々」は人気を博した。また、[[NHK教育テレビ]]「[[天才てれびくん]]」の音楽プロデューサーや、[[TBSラジオ]]「[[こども電話相談室]]」のレギュラーとしても有名。
[[1989年]]アルバム『I LOVE YOU』を発表し、本格的にソロ活動を再開。1990年代に入り、作曲家・音楽プロデュ-サー・ライブ活動のほか、講演、テレビ・ラジオ番組の司会・コメンテーター、文筆活動など、マルチアーティストとして幅広く活躍中。[[1994年]][[5月]]自己のヒット曲をメドレーにしたシングル「ガンダーラ伝説」がゴダイゴを知らない世代で話題となって、ヒットチャ-トの上位にランクインされ、[[5月]]には[[ダイワハウス]]のCMソング「僕たちの愛」を発表する。1男5女の父親であり、[[1999年]]には[[ベストファザー賞]]を受賞、2001年には「娘を持つ父親のための本」を出版しベストセラーになる。5女のうち2人(基、愛)は[[T's COMPANY]]というユニットを組んでおり(愛は[[アイ武川]]としてソロデビューもしている)、近年は彼女達と一緒に"タケカワユキヒデ & T's COMPANY"として音楽活動することが多い。特に[[花王]][[リーゼ]]のCMソング「気分は上々」は人気を博した。また、[[NHK教育テレビ]]「[[天才てれびくん]]」の音楽プロデューサーや、[[TBSラジオ]]「[[こども電話相談室]]」のレギュラーとしても有名。
1999年ゴダイゴをオリジナルメンバーで期間限定で再結成した後、[[2006年]]ついに恒久的なゴダイゴ再結成を遂げ活躍している。
1999年ゴダイゴをオリジナルメンバーで期間限定で再結成した後、[[2006年]]ついに恒久的なゴダイゴ再結成を遂げ活躍している。

2009年1月12日 (月) 07:10時点における版

タケカワ ユキヒデ(本名:武川 行秀1952年10月22日 - )は、埼玉県浦和市(現・さいたま市浦和区)生まれのシンガーソングライターゴダイゴのメインボーカル作家。アメニティ所属。

父は、『「第九」のすべて』(芸術現代社)などの著作を持ち、ベートーヴェン研究家、音楽評論家として著名な元上野学園大学名誉教授武川寛海(たけかわ ひろみ、1914年2月22日 - 1992年5月2日)。母方曽祖父は、国産ヴァイオリンメーカー鈴木バイオリン創業者の鈴木政吉。母方大叔父には、ヴァイオリン教育のスズキメソッドで名高い鈴木鎮一がいる。父方の祖父は裁判官をしていた。

略歴

埼玉県立浦和高等学校東京外国語大学英米語学科卒業。5歳からバイオリンを、10歳から作曲を始める。1975年、全曲英詞のアルバム「走り去るロマン」でソロアーティストとしてデビュー。 翌1976年、以前から活動を共にしていたミッキー吉野とゴダイゴを結成し、作曲とボーカルを担当。彼独特のメロディーは「ガンダーラ」、「モンキー・マジック」、「銀河鉄道999」、「ビューティフル・ネーム」といった数々のヒット曲を残し、人々を魅了した。1985年のゴダイゴ活動休止後は、中森明菜酒井法子松田聖子光GENJIなど、他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースでヒットメーカーとしての地位を確立し、2枚のアルバム、1枚のサントラ盤もリリースした。 1989年アルバム『I LOVE YOU』を発表し、本格的にソロ活動を再開。1990年代に入り、作曲家・音楽プロデュ-サー・ライブ活動のほか、講演、テレビ・ラジオ番組の司会・コメンテーター、文筆活動など、マルチアーティストとして幅広く活躍中。1994年5月自己のヒット曲をメドレーにしたシングル「ガンダーラ伝説」がゴダイゴを知らない世代で話題となって、ヒットチャ-トの上位にランクインされ、5月にはダイワハウスのCMソング「僕たちの愛」を発表する。1男5女の父親であり、1999年にはベストファザー賞を受賞、2001年には「娘を持つ父親のための本」を出版しベストセラーになる。5女のうち2人(基、愛)はT's COMPANYというユニットを組んでおり(愛はアイ武川としてソロデビューもしている)、近年は彼女達と一緒に"タケカワユキヒデ & T's COMPANY"として音楽活動することが多い。特に花王リーゼのCMソング「気分は上々」は人気を博した。また、NHK教育テレビ天才てれびくん」の音楽プロデューサーや、TBSラジオこども電話相談室」のレギュラーとしても有名。 1999年ゴダイゴをオリジナルメンバーで期間限定で再結成した後、2006年ついに恒久的なゴダイゴ再結成を遂げ活躍している。

趣味

多彩な趣味人として知られる。旅行(国内、海外問わず)・アウトドア写真料理パソコンなど幅広い趣味を持っており、テレビ番組で紹介されることも多い。

特に漫画好きは有名で、妻の実家がある山梨県某所に漫画専用の書庫を構え、『週刊少年サンデー』『週刊少年マガジン』『週刊少年ジャンプ』『週刊少年チャンピオン』の少年誌を中心に5000冊以上をストックしている。前述の四誌に加え『ビッグコミックスピリッツ』『コミックモーニング』『ビッグコミック』『ビッグコミックオリジナル』など、週に約7冊の漫画雑誌を読破しているという。

30年以上漫画雑誌を収集し続け、少年漫画少女漫画を問わず造詣が深いことから、趣味の範疇を超えて漫画評論家としての側面も持っている。

手塚治虫文化賞の第1回から第3回までの選考委員もつとめた。

ディスコグラフィ

ゴダイゴ時代

ゴダイゴの項を参照

シングル

タケカワユキヒデ

  1. ファッションハウス・サンヨー / SANYO GOODLY(梅垣達志)(1974)
    サンヨー商会の非売品販売促進用レコード。
    A面の「ファッションハウス~」は、のちにゴダイゴのアルバム「CM ソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ」に収録されることになる「IN YOUR EYES」の一部歌詞を変更したもの。
  2. 走り去るロマン / 夜の都会 (1975.01.01)
    タケカワの公式デビュー盤。デビュー・アルバム「走り去るロマン」からの先行シングル・カット。
  3. いつもふたり / 白い小鳥 (1975.04.01)
    「走り去るロマン」からのシングル・カット。
  4. アンクル・ジョン / スマイル (1975.11.10)
    両面とも、「ビッグ・ジョン・ジーンズ」のCMソング。
  5. SPRINTER LIFTBACK-TRAVELLING ON A SUNDECK-~光の中を走るサンデッキ~ / 同(インストゥルメンタル) (1976)
    トヨタ自動車の非売品販売促進用レコード。
    のちにゴダイゴのアルバム「CM ソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパー・ヒッツ」に収録されることになる「SPRINTER LIFTBACK」は再録音されたものである。
  6. ハピネス(日本語)/ ハピネス(英語)  (1979.05.01)
    サントリービールCMソング。ソロ名義だが演奏はゴダイゴのメンバーが全員参加している。
  7. あの頃 / 天使の翼 (1980.07.01)
    アルバム「LYENA」からのシングル・カット。
    「あの頃」は、永らくゴダイゴのライヴでフィナーレを飾っていた曲。「天使の翼」は、ベープマットのCMソング。
  8. ドキ・ドキ・サマーガール(日本語)/ ドキ・ドキ・サマーガール(英語) (1982.06.01)
    コーセー化粧品CMソング。
  9. 白い街角 / グレープ・シード (1983.01.01)
    「武川行秀」名義のシングル。ゴダイゴでは「タケカワ~」、ソロでは「武川~」と使い分けする為の表記だった。
    アルバム「白い街角」からのシングル・カット。
  10. ROCK天国 ROCK TO THE MUSIC / オー・ベイビー (1983.12.01)
    「武川行秀」名義のシングル。
    「日本初のロック競作」として企画。JAN KEN POW、PASSING LANE、藍ともこ、サーカスがリリースしたが発売日がずれるなど、レコード会社間の足並みが揃わず、不発に終わってしまった。
  11. トゥナイト / テイク・ア・チャンス (1984.08.01)
    「武川行秀」名義のシングル。
    「BGMからの脱却」を目指したアルバム「泥棒日記」からのシングル・カット。A面では「ラウドネス」の高崎晃が参加。
  12. 誇りの報酬メインテーマ / CHASER (1985.11.21)
    ゴダイゴの活動休止後に担当した日本テレビ系TVドラマ「誇りの報酬」のOP(タケカワ作曲)および挿入曲(浅野孝巳作曲)。
    メインテーマは、当初「都会の静けさ」というタイトルであった。
  13. KEEP ON DREAMIN' / KEEP ON DREAMIN'(インストゥルメンタル) (1986.02.21)
    ディズニー映画「RETURN TO OZ」の主題歌。
    版権の関係でディスコグラフィにはカウントされていない。
    のちにアルバム「HELLO/GOOD NIGHT」に収録された際はリテイクされ、「KEEP ON DREAMING」と改題された。
  14. 若き戦士たちよ(松崎しげる)/ W・O・R・L・D ひとりじめ (1987.07.28)
    シングル・カセットのみの発売。A面はバレーボール全日本男子賛歌。B面はバレーボール全日本男子応援歌。
  15. HAPPY BIRTHDAY / ハイ・ライフ (1989.07.21)
    アポロン移籍後初のシングル。CDシングル、EP、シングル・カセットで発売された。
  16. I LOVE YOU / TRAGEDIES (1990.01.21)
    タケカワが司会を務めた情報番組「USAエクスプレス」のED。
    CDシングル、シングル・カセットで発売されたが、店頭用サンプルとしてEP盤も存在している。
  17. チャレンジ・トゥ・ドリーム(宇宙への扉) / チャレンジ・トゥ・ドリーム(カラオケ)(1990.04)
    北九州市にある宇宙テーマパーク「スペースワールド」でのみ販売された。
  18. WE,DREAMING / 福山通運ラジオCM(1990.04)
    福山通運の非売品PR用カセット。「WE,DREAMING」は同社のCMソング。
    のちにコンピレーションCD「続・CMの達人~傑作CM音楽集~」に「I,DREAMING」のタイトルで収録された。
  19. 別れの予感…アリ / 星の数程の愛 (1990.09.21)
    Track1の演奏には、マイアミ・サウンド・マシーンが参加している。
  20. HAPPY DAY / HAPPY DAY(カラオケ)(1993)
    椿本チェイン社歌。非売品CD。
  21. 夢輝けば / 夢輝けば(カラオケ)(1993)
    ダイコク電機社歌。非売品CD。
  22. やさしい風 / ファンタジア (1993.05.26)
    ファンハウス移籍後初のCD。TX系TV「特選・ぶらり旅」ED。
  23. 夢中で君にプロポーズ / ドンマイ MY フレンド (1994.01.26)
    Track1は、フジTV系「週間スタミナ天国」OP。Track2は、日本プロ野球オフィシャル・ソング。
  24. マディソン郡のワルツ / 僕たちの愛 (1994.05.25)
    Track2は、ダイワハウスCMソング。
  25. スーパー・スター / ドンマイ MY フレンド (1994.07.19)
  26. ガンダーラ伝説 / ガンダーラ伝説(カラオケ) (1994.11.09)
  27. おまえはとてもWONDERFUL / MAYBE TOMORROW (1995.06.01)
    Track1は、宮崎シーガイア・ホテルオーシャン45のブライダルCMソング。
    Track2は、80年代後半にライヴで歌われていた「いちどでいいから」のリメイク。
  28. I LOVE YOU 抱きしめて / そして炎のキス (1995.11.01)
  29. スキップ・スキップ・スマイル / スキップ・スキップ・スマイル(カラオケ)(1998.09.26)
    「ふくいゆとりフェスタ'98」のイメージソングとして、同会場で配布された。
  30. MAKE A WISH-自分の力を信じて- / MAKE A WISH-自分の力を信じて-(カラオケ)(1999)
    日本システム・ディベロップメント(NSD)の30周年記念CD。非売品。
  31. MONKEY MAGIC 1999 for DJ (1999.06.21)
  32. MONKEY MAGIC 1999 (1999.06.28)
  33. 彩られた明日へ / 彩られた明日へ(カラオケ)(1999.07)
    彩の国さいたま イメージソング。非売品。
  34. いつまでもチャレンジ / いつまでもチャレンジ(カラオケ)(2000)
    フランスベッド・イメージソング。非売品。
  35. 風のセレナーデ / 風のセレナーデ(カラオケ)(2002)
    横浜市港北区の大規模マンション「グリーンサラウンドシティ」イメージソング。PR用非売品。
  36. A Happy Life / A Happy Life(カラオケ) (2004.11.05)
    アニメーション『蒼い海のトリスティア』OVA版ED。DVDトールサイズケースで販売された。
  37. ミラマーレ / ミラマーレ(カラオケ)(2005.11.24)
    京成ホテル・ミラマーレのイメージ・ソング。当地でのイベント時に配布された。
  38. ガンダーラ TANTRA ver.日本語版 / ガンダーラ T's COMPANY ver.日本語版 (2005.12.22)
    オンラインゲーム『TANTRA』のゲーム内アイテムとして発売された「TANTRA オリエンタル・ボックス」に同封されていたCD。
  39. TANTRA 日本語版 / TANTRA 英語版 (2006.12.08)
    オンラインゲーム『TANTRA』のゲーム内アイテムとして発売された「TANTRA オリエンタル・ボックスⅡ」に同封されていたCD。
    「TANTRA」は、本ゲーム用に新しく書き下ろされた新イメージソング。

タケカワユキヒデ&T's COMPANY

  1. ねぇマザー・テレサ / 愛する地球のために (1998.09.05)
    マザーテレサ追悼ソング。
    タケカワと二人の娘(基、愛)のユニット、タケカワユキヒデ&T's COMPANYのデビュー盤。
  2. ハグしよう / 気分は上々/MIRACLE (2000.03.18)
    Track1は、「ドラえもん おばあちゃんの思い出」主題歌。
    Track2は、花王リーゼ・ミントシャワーCMソング。
  3. BE WITH YOU~僕たちがついてる~ / すずめばち最高 (2000.10.21)
    テレビ大阪・テレビ東京系「ぐるぐるタウンはなまるくん」ED。
  4. LET'S GO~翼広げて / LET'S GO~翼広げて(カラオケ)(2002)
    山形県・未来への贈り物事業 応援歌。非売品。
  5. 風を感じて / 風を感じて(カラオケ)(2003.04.14)
    ひるがの高原・牧歌の里 CMソング。牧歌の里でのみ販売。
    コンピレーション盤「CMの達人~傑作CM音楽集~」にも収録されている。
  6. 希望(ゆめ)のまち / 希望(ゆめ)のまち(コーラス)(2003)
    さいたま市の政令指定都市移行記念事業として制定された、さいたま市の市歌。市内の学校・公共機関に配布された。
    Track2は、武川唯、誓、基、愛の4人で構成されたユニット「T's FAMILY」によるコーラス。
  7. GALAXY EXPRESS 999 4 SONGS (2005.04.08)

アルバム

『走り去るロマン/PASSING PICTURES』(1975.01.25)
デビュー・アルバム。
ジャケットは2種存在している。文字色にはオレンジとブルーがあり、ジャケ写のトリミングにも若干の違いがある。
2008年末にはGEAR-maticsシリーズ第四弾として、この75年盤が紙ジャケCDで復刻の予定。
『走り去るロマン/PASSING PICTURES』(1978.02.25)
デビュー・アルバムをアメコミ風のジャケットに差し替え、中身はそのまま再発売したもの。
『走り去るロマン/PASSING PICTURES』(1979.05.25)
ゴダイゴのブレイクにより、3度目の再発売となった。
ジャケットも新しく差し替えられている。
収録曲の内、「ぼくらのしあわせ/HAPPINESS」だけは、ゴダイゴの演奏で新録音され「ハピネス」のタイトルで収録されている。
アルバム「走り去るロマン」は、この79年盤だけがオリコンにチャートインしている。
93年にCD化されている。
『レナ/LYENA』(1980.7.10)
それまで書きためてきた曲で、レコード化されなかったりライヴでのみ演奏された曲などが多く収録されている。
「LYENA」は、ゴダイゴのプロデューサー・ジョニー野村、作詞家・奈良橋陽子夫妻の愛娘の名前。
「あの頃」は、ゴダイゴのライヴのフィナーレを長年飾っていながら、これまでレコード化されていなかった曲である。
「アフター・ザ・レイン」は、その後日本語詞をつけてリミックスされ、松竹映画『遥かなる走路』の主題歌としてゴダイゴ名義でシングル・カットされた他、英語版と共に同映画のサウンドトラックにも収録された(英語版は「レナ/LYENA」収録版とステレオの左右が逆)。
93年に初CD化。2008年末にはGEAR-maticsシリーズ第四弾として紙ジャケCDで復刻予定。
『白い街角/EMPTIEST FEELING』(1983.1.21)
1曲を除き、日本語詞での歌唱。
編曲はミッキー吉野も参加。演奏はタリスマンと浅野孝巳。
永らくCD化されていなかったが、2008年末にGEAR-maticsシリーズ第四弾として紙ジャケCDで復刻予定。
『泥棒日記/Journal du Voleur』(1984.8.21)
「BGMからの脱却」と本人が表現した通り、ラウドネスの高崎晃が「トゥナイト」でゲスト参加するなど、それまでの作品に比べロック色が強くなっている。
演奏はタイクーン
永らくCD化されていなかったが、2008年末にはGEAR-maticsシリーズ第四弾として紙ジャケCDで復刻予定。
『誇りの報酬』(サウンドトラック)(1985.12.21)
ゴダイゴのファイナル・ツアーの後、メンバーはそれぞれソロとして活動していたが、このアルバムはタケカワ・浅野による、同名ドラマのサウンドトラックである。
84年中頃から使い始めたコンピューターミュージックを多用した曲が中心となっている。
挿入歌として使用されたタケカワヴォーカル曲2曲も収録されている。
『ドント・ターン・バック/DON'T TURN BACK』(1986.1.21)
ゴダイゴ後期以降に制作された曲を中心にセルフカヴァーも加えたアルバム。
『誇りの報酬』同様、コンピュータによる打ち込みが中心となっている。
2008年末にはGEAR-maticsシリーズ第四弾として紙ジャケCDで復刻予定。
『ハロー/グッド・ナイト / HELLO/GOOD NIGHT』(1987.2.21)
セルフ・カヴァー集。ライヴとほぼ同じ構成を目指して製作された。
前作までとは一変し、スタジオ・ミュージシャンにストリングスも加えたタケカワらしいメロディアスなアレンジとなっている。
「ゴダイゴの曲」は入っておらず、すべてソロ作品の楽曲。
2008年末にはGEAR-maticsシリーズ第四弾として紙ジャケCDで復刻予定。
『アイ・ラヴ・ユゥ/I LOVE YOU』(1989.7.21)
アポロン移籍後初のアルバム。
前作以降にライヴで発表された曲、新しく書き下ろしされた曲を収録。
英語詩2曲以外は日本語詩で、当時ヒット・メーカーだった秋元康が多く手掛けている。
『予感』(1990.7.1)
タケカワにしては珍しく、「失恋」をテーマにしたアルバム。
マイアミ・サウンド・マシーンが2曲で参加している。
『ソウルブレイダー/SOULBLADER』(1992.2.21)
エニックスから出た同名ゲームのサウンドトラック。
全曲がタケカワによる作曲で、エンディングに使用された「恋人のいない夜」ではヴォーカルも担当している。
「恋人のいない夜」は、アルバム『フラワー』に収録されている「HOW CAN I BELIEVE IN LOVE 」の原曲のリメイク版。「HOW CAN I BELIEVE IN LOVE 」は、タケカワが書いた曲を、ミッキーがサビの部分のみを残して書き直した曲である。
『ベストアルバム』(1992.07.21)
タケカワの知らない間にリリースされていた、コロムビア時代のベスト・アルバム。
『誇りの報酬 ミュージック・ファイル』(1993.07.01)
VAPから発売。後期OP他、サウンドトラック盤未収録テイクを収録。
『ファンタジア/FANTASIA』(1993.7.21)
ファンハウス移籍後初のアルバム。
『ガンダーラ伝説/LEGEND OF GANDHARA』(1994.12.7)
タイトル曲は、ゴダイゴのヒット曲をメドレーでカヴァーしたもので、シングルCDとしても同年11月に発売されている(オリコンでもトップ100内に久々のランクイン)。ただしシングルでは日本語盤だったが、アルバムには英語盤が収録されている(尺の短いRADIO EDITはどちらも日本語盤で収録)。またメドレー中タケカワユキヒデのソロシングル「やさしい風」(1993年5月発売)の一節が出てくるが、もともと日本語の歌詞で発表されており、英語盤はここでしか聞けない。
本アルバムで「GANDHARA」をセルフ・カヴァー、「GANDHARA '95」として発表している。
全10曲の収録曲のうち、6曲がTV番組やCMのタイアップがついており、ダイワハウスのCMソング「僕たちの愛」はこのアルバムに収録されている。なお本収録曲では、CMで使用されているフレーズは「ダイワハウス」の社名部分が別の言葉に置き換えられているが、この頃行われたライヴではCMと全く同じ歌詞で歌うことが多く、聴衆の笑いを誘っていた)。また本アルバムの収録曲のうち、6曲がシングルCD(2曲×3枚)としても発売されている。
  • 「ガンダーラ伝説」/「LEGEND OF GANDHARA」使用曲一覧
01.レジェンド/LEGEND
02.ガンダーラ/GANDHARA
03.モンキー・マジック/MONKEY MAGIC
04.リリック/LYRIC
05.ホーリー&ブライト/HOLY AND BRIGHT
06.ナウ・ユア・デイズ/NOW YOUR DAYS
07.ドキ・ドキ・サマー・ガール/DOKI DOKI SUMMER GIRL
08.ロンリネス/LONENESS
09.リターン・トゥ・アフリカ/RETURN TO AFRICA
10.やさしい風/YASASHII KAZE
11.ビューティフル・ネーム/EVERY CHILD HAS A BEAUTIFUL NAME
12.銀河鉄道999/THE GALAXY EXPRESS 999
13.僕のサラダ・ガール/SALAD GIRL
14.ハピネス/HAPPINESS
15.ガンダーラ/GANDHARA
  • 「ガンダーラ伝説(ラジオ・エディット)」使用曲一覧
01.レジェンド
02.モンキー・マジック
03.リリック
04.ホーリー&ブライト
05.ナウ・ユア・デイズ
06.ビューティフル・ネーム
07.銀河鉄道999
08.僕のサラダ・ガール
09.ハピネス
10.ガンダーラ
『THE 伝説』(1995.10.25)
タケカワの「ガンダーラ伝説」、植木等の「スーダラ伝説」、加藤茶の「ズンドコ伝説」を収録した企画盤。
『西遊記』(1999.11.26)
コーエーのゲームソフト「西遊記」のサウンドトラック。タケカワの歌う「MAGIC GOKU」が収録されている。
『銀河鉄道999 for Planetarium』(2002.08.30)
『DOUBLE STANDARDS~A BIG ROCK & ROLL STAR~』(2003.10.10)
『DOUBLE STANDARDS~BE WITH YOU』(2003.10.10)
「A BIG~」は、タケカワのソロ・アルバム。
「BE WITH ~」は、タケカワユキヒデ&T'S COMPANYのアルバム。
97年以降にタケカワが手掛けた、シングル・社歌・イベント曲などを集めたアルバム。
『こころのうた / MY HEART STRIKES WHEN I SMELL THE WIND』(2006.11.19)
ソディック・グループ30周年記念非売品CD。
グループ・ソング「こころのうた」、「みんなで夢を語ろう」の2曲に加え、「TANTRA」、「ガンダーラ TANTRA ver.」等が収録されている。
『CHRONICLE 1&2+2』(2007.7.18)
タケカワは2007年2月から5月にかけて、ザ・ビートルズのカヴァーアルバム2作をネット配信で発表した。
その2枚を1枚に纏め、同じくネット配信されていた「ガンダーラ TANTRA ver.」(日本語版)(英語版)の2曲を加えたもの。
『ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展 / GANDHARA ART & BAMIYAN SITE』(2008.02.20)
同名展覧会で使用されたBGM集。会場でのみ販売された。
『ビューティフル・ネーム・アゲイン』(2008.12.3)
ビューティフル・ネーム・アゲインプロジェクトの趣旨を表現するために作られたCD。
8曲(内2曲はカラオケ)全て、ビューティフル・ネームのリメイク。
全曲、タケカワの娘・アイ武川のアレンジで、2曲でタケカワとアイが歌っている。

音楽配信

アルバム

『アンコール・ベスト・1994』(2005.12)
『アンコール・ベスト・1995-1』(2006.1)
『アンコール・ベスト・1995-2』(2006.3)
タケカワは、インターネットでの音楽配信の急速な普及に敏感に反応。
秘蔵音源シリーズとして、ライヴのアンコール・コーナーでのピアノ弾き語りを配信した。
『LIVE BEST 1996 (with That's on Noise) 』(2006.5)
秘蔵音源シリーズ第4弾は、当時バックバンドを務めていたThat's on Noiseとのライヴ音源。
『I LOVE YOU』(2007)
『予感』(2007)
共に、現在廃盤となっているアポロン時代のアルバム。
『CHRONICLE』(2007.2)
『CHRONICLE Vol.2』(2007.5)
『CHRONICLE Vol.3』(2008.5)
『CHRONICLE Vol.4』(2008.9)
ザ・ビートルズのカヴァー・アルバム。

シングル 

『ガンダーラ TANTRA 英語ヴァージョン』(2005.12)
『ガンダーラ TANTRA 日本語ヴァージョン』(2005.12)
『銀河鉄道999 BEST 4 SONGS -EP』(2006)
『A HAPPY LIFE / MIRAMARE』(2006.5)
『TANTRA 日本語ヴァージョン』(2006.8)
『TANTRA 英語ヴァージョン』(2006.9)
『希望のまち / A BIG ROCK & ROLL STAR』(2007.1)
『HAPPY / こころのうた』(2008.1)
『LOVE / PRIMIX』(2008.1)
『GOOD / バーミヤン』(2008.3)

ビデオ、CD-ROM

『POP ON VIDEO I LOVE YOU 抱きしめて』(1995) (VHS)
タケカワのファンクラブ『T-time』で販売された。
『ハピネス』(1996.12.13) (CD-ROM)
「ガンダーラ伝説」「僕たちの愛」「おまえはとてもWONDERFUL」「I LOVE YOU 抱きしめて」の4曲の他、ライヴ映像、インタビュー、フォトグラフィ、エッセイを収録している。
『LIVE CIRCUIT 96/97』(1997) (VHS)
タケカワのファンクラブ『T-time』で販売された。
『CONCERT'97 やさしい風のうた』(1998) (VHS)
タケカワのファンクラブ『T-time』で販売された。
『僕のソングブック #0077』(2000) (VHS)
タケカワのファンクラブ『T-time』で販売された。「0077」とは、「2000年7月7日」のこと。
『グリーンサラウンドシティ』(2002) (VHS)
横浜市港北区の大規模マンション「グリーンサラウンドシティ」の販売促進用非売品ビデオ。
ギターを手に同マンションのイメージソング「風のセレナーデ」を歌っているシーンが収録されているが、アテレコである。

その他、収録音源

『WORLD OF LOVE』杉真理(1992.06.21)
「シネマは踊る」に、タケカワにとっては珍しくコーラスで参加している。
『悠久幻想曲 2nd album サウンドトラックス』(1998.03.18)
同名ゲームのサウンドトラック盤。SS版OPの「永遠の親友~AND THOUGH YOU COULD HAVE ANYONE」を収録。
『悠久 THE SONGS』(1998.12.02)
「悠久幻想曲」のサントラ盤。アルバム「悠久 THE BEST」に書き下ろした「友達といるときは」をセルフ・カヴァー。
『大交響詩 幻想軌道-松本零士 漫画家生活45周年-』(1998.10.10)
クリヤマコトのピアノをバックに「銀河鉄道999」、アンコールで佐々木功、水木一郎らと共に、もう一度「銀河鉄道999」を歌っている。
『大交響詩 幻想軌道1999』(1999.10.21)
第3楽章で「テイキング・オフ!」と「銀河鉄道999」を、アンコールで再度「銀河鉄道999」を歌っている。
『キャプテン・フューチャー オリジナルサウンドトラック完全盤』(2001.10.20)
「夢の舟乗り」の、フルコーラス版とテレビサイズ版を収録。
MUSIC FOR ATOM AGE♪』(2003.03.19)
「lonely lonely」を、fleming pieのtomoko nakashima、PICO(樋口康雄)と共に歌っている。
『元気イキイキ!おもいっきり』イキイキふれんず(2003.09.25)
『アニメ・ジャパン・フェス2003』(2003.11.27)
「銀河鉄道999」と「モンキー・マジック」を歌っている。
『マイ・プレジャー』村上ポンタ秀一(2003.12.03)
「LET IT BE」を、石橋凌、大橋純子、坂崎幸之助、Shiho、松崎しげる、ムッシュかまやつと共に歌っている。
『ORIGINAL BGM COLLECTION 赤ちょうちん/妹/バージン・ブルース より』(2004)
DVD「秋吉久美子セレクション」に添付されていたBGM集。
バージン・ブルースで使用された、アルバム「走り去るロマン」収録曲をインストゥルメンタル・アレンジした曲の内、9曲が収められている。
『MADE IN Y.O.』大野雄二(2005.07.21)
「夢の舟乗り」をソロで、「マリン・エクスプレス」をトミー・スナイダーと共に再録音している。
『サマー・オヴ・ラヴ Volume1』(2005.09.22)
「ビューティフル・ネーム」をリメイク。
『HERE WE ARE Vol.1 2002』(2002.12.01)
『HERE WE GO 2003』(2003.12.20)
『HERE WE LOVE '04~'05』(2004.12.10)
『HERE WE JUMP 2006』(2006.01.01)
『HERE WE FLY 2007』(2007.01.01)
タケカワは学校法人菅原学園・デジタルアーツ仙台のD-POP PROJECTIONをプロデュース。
以上のコラボレートアルバムで、「A BIG ROCK & ROLL STAR」をそれぞれ異なったアレンジで収録している。

シングル提供曲

アニメソング

歌唱

作詞・作曲・編曲

ゲーム音楽

書籍

  • こだわりすてぃっく・えっせい タッタ君現る (小学館) 1983/01
  • タケカワユキヒデのコンピュータミュージックだぞ-僕だけのウィリアムテル序曲- (啓学出版) 1988/10
  • タケカワユキヒデの自動伴奏シンセだぞ-僕だけのマル秘作曲法- (啓学出版) 1989/05
  • 元総理探偵・霧島幸四郎の推理 (講談社ノベルス) 1992/10
  • 元総理探偵・霧島幸四郎絶対絶命! (講談社ノベルス) 1993/04
  • ガンダーラ 新西遊記 (講談社ノベルス) 1994/05
  • ガンダーラ 妖鬼滅却伝 (講談社ノベルス) 1994/11
  • タイアップ殺人事件-マネージャー探偵 朝館吾郎 (ジョイ・ノベルス) 1995/04
  • 殺しは本番5分前-マネージャー探偵 朝館吾郎 (ジョイ・ノベルス) 1996/05
  • サラダな家族 (実業之日本社) 1995/11
  • たびにでたいな マンナひとりで (小峰書店) 1995/11
  • Oじいさんのチェロ (あかね書房) 2001/02 ※翻訳のみ
  • タケカワユキヒデのもっと楽しもうよ!音楽① 歌うって楽しい! (汐文社) 2001/03/30
  • タケカワユキヒデのもっと楽しもうよ!音楽② 楽器にチャレンジ! (汐文社) 2001/03/10
  • タケカワユキヒデのもっと楽しもうよ!音楽③ バンドを作ろう! (汐文社) 2001/03/25
※タケカワユキヒデのもっと楽しもうよ!音楽は、3冊入りBOXも発売された
  • 娘を持つ父親のための本 (集英社) 2001/12
  • ともだちロボットギタローくん (ポプラ社・ブンブンコミックス) 2004/12

逸話

自身の生まれの町、さいたま市から、「さいたま市の歌・希望(ゆめ)のまち」の製作(公募した歌詞の選考委員長・補作詞・作曲)を担当した。浦和レッズのファンでもある。

小学生の頃は、ヴァイオリンを習っていた。作曲する音楽も、自然とクラシック調の曲が多かったという。突然曲が浮かぶといけないので、草野球をする時にまで五線譜を持っていく、変わった子供だった。

中学2年の時来日したビートルズに衝撃を受け、バンド活動(バンド名は「トレクノック」といい、「Concert(コンサート)」の逆スペル)を始める。当時ビートルズは大人たちから不良視されていたが、タケカワは何とか認めてもらいたくて、こともあろうか教師たちの前でビートルズの曲を演奏する。ところが、意外なことに教師たちからは拍手を受ける。これがさらにミュージシャンへの志を決定づけた。いまだにビートルズを敬愛しており、芸能界一のビートルズ・フリークとしても知られる。

埼玉県立浦和高等学校では、ラグビー部に入ろうとしたが、怪我でピアノを弾けなくなるからという理由で音楽家の父に止めさせられたとのことである。

大学受験したのは東京外国語大学英米語学科と早稲田大学政治経済学部と上智大学歴史学部。当時、東京外国語大学の合格発表と入学手続きは早稲田大学の入学式の何日か後だったため、いったん早稲田大学に入学して東京外国語大学の合格発表を待ったという。

デビューしたときは未だ学生で、その後の曲のヒットなどにより多忙になり、一時は大学の卒業が危ぶまれたものの、学則で認められた8年の在学と3年の休学を使いきり、タケカワは無事に卒業した。なお、当時のエッセイで入学時に大学に問い合わせて11年の在学が可能であることを確認していたと明かしている。なお卒業式では総代を務め、芸能マスコミがこれを伝えた。

今ではある程度得意であるが、意外にもデビュー当時は英語が苦手だった。ゴダイゴデビューの時、プロデューサーのジョニー野村は、彼が韻を踏むことばかりを考え単語を並べて作った、意味がめちゃくちゃな歌詞を見て爆笑したという。このため、それ以降のゴダイゴの歌詞のほとんどを奈良橋陽子が手がけることとなる。

東京外国語大学1年目の外語祭でバンドを組んで歌ったところ、英米語学科の河野教授(当時)から、 「タケカワ君は、英語は下手だけど、英語の歌は上手いね」 とのおことばを賜ったという。

1978年に放送開始されたテレビアニメ「キャプテン・フューチャー」のオープニングテーマ「夢の舟乗り」でヴォーカルを務めている。この歌の作曲は同作の劇伴も手がけた大野雄二で、純粋にヴォーカリストとしての参加。なおこの曲は番組開始からしばらくの間は「人造人間キカイダー」の主題歌等で知られるヒデ夕樹が歌うヴァージョンが使用されていたが、途中からタケカワの歌うものが使用される様になった。現在入手可能なサウンドトラック集「コロムビア・サウンド・アーカイブス キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤-」には、両ヴァージョンともTVサイズとフルサイズの両方が収録されている。大野はかねてからタケカワとの共演を熱望していたが、諸般の事情でなかなか実現は果たせず、本作はそんな大野の念願叶っての一作となったという。大野はゴダイゴのメンバーであるトミー・スナイダーも何度かボーカリストに起用しており、こちらは「ルパン三世」の挿入歌などが有名である。

1986年、「超新星フラッシュマン」の主題歌(オープニングテーマ「超新星フラッシュマン」/エンディングテーマ「ファイティングポーズ・フラッシュマン」)を作曲。歌唱者は北原拓だが、タケカワの長男は実際に歌を聴くまでタケカワが歌うものだと思い込んでいたという。

1992年1月にエニックス(現スクウェアエニックス)から発売されたスーパーファミコン用アクションRPG「ソウルブレイダー」の音楽を担当。国内で20万本、海外(北米+欧州)で9万5千本のセールスを記録したが、当時の家庭用ゲーム市場を事実上制覇してたゲーム機が勢いを増していた時期の発売だったため数多くのタイトルの中に埋もれてしまった感もありあまり知名度は高くない。しかしながらプレイした人間には、作品の世界観を補完し盛り上げる楽曲が高い評価を受けている。サウンドトラックはエニックスのゲームミュージックアルバムを多数発売していたバンダイ・ミュージックエンタテインメント(当時の社名は株式会社アポロン)からリリースされた。BGM20曲に加えてエンディング曲「恋人のいない夜」に歌詞を付け、タケカワ自ら歌ったヴォーカルヴァージョンも収録されている。

放送開始当初からNHK教育の人気子供番組「天才てれびくん」の音楽を担当しており、特に1998からは同番組音楽コーナー「ミュージックてれびくん」の音楽監督を務めている。

関連項目

外部リンク