渋谷天外 (3代目)
さんだいめ しぶや てんがい 三代目 渋谷 天外 | |
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本名 | 渋谷 喜作 |
別名義 | 初代 渋谷 天笑(旧芸名) |
生年月日 | 1954年12月1日(69歳) |
出生地 | 日本 大阪府 |
身長 | 173 cm |
血液型 | O型 |
職業 | 喜劇俳優 |
ジャンル | 舞台・映画・テレビドラマ |
配偶者 |
滝由女路(1992年 - 2018年死別) 一般人(2021年 - ) |
著名な家族 |
二代目 渋谷天外(父) 九重京子(母) 渋谷天笑 (2代目)(養子) |
所属劇団 |
松竹新喜劇(1977年 - 1984年) 新生松竹新喜劇(1991年 - ) |
公式サイト | 公式プロフィール |
三代目 渋谷 天外(しぶや てんがい、1954年〈昭和29年〉12月1日 - )は、日本の喜劇俳優。本名、渋谷 喜作。旧芸名、初代 渋谷 天笑(しぶや てんしょう)。
大阪府出身、和歌山県和歌山市ふじと台在住。「松竹新喜劇」の代表を2023年4月までつとめていた。父は喜劇俳優、劇作家の二代目渋谷天外。
来歴・人物
[編集]1954年(昭和29年)12月1日大阪に二代目渋谷天外の次男として生まれる。母は元「松竹新喜劇」の女優・九重京子(渋谷喜久栄)。何も知らずに3歳で舞台に上げられる。
私立明星高等学校(大阪府)を経て、京都産業大学経営学科(情報処理専攻)在学中に、見よう見真似で喜劇の台本を書く。
1977年(昭和52年)、大学卒業後、正式に松竹新喜劇に入団する。
初名は渋谷天笑で、名付け親は藤山寛美[1]。その後1984年(昭和59年)に休団し上京、テレビでも活躍する。
1991年(平成3年)、藤山寛美逝去後の「新生松竹新喜劇」の代表に就任。
翌1992年(平成4年)、3代目渋谷天外を襲名する。
現在は「松竹新喜劇」の代表でもあり座長もこなす。
2013年(平成25年) 松尾芸能振興財団 第35回 松尾芸能賞 優秀賞 演劇部門 受賞。
2017年(平成29年) 9月には松竹新喜劇の俳優・胡蝶英治が二代目 渋谷天笑を襲名。天外には2人の娘がいるものの芸能活動を行っていないことから、渋谷の名跡を継ぐこととなった[1]。
私生活では、松竹新喜劇の女優・滝由女路(たきゆめじ)と1992年(平成4年)9月に結婚。滝は結婚を機に退団し「おしどり夫婦」として三代目天外を襲名した夫を支えたが[2]、2018年(平成30年)6月8日に死別した[3]。
ラーメン、カレー、シャンパン、ふるさとを愛する。白浜で料理店を営む兄同様、料理の腕前がプロ級である。
同じ大阪市出身のミュージシャン桑名正博とは親友の間柄で、BOROなど喜劇役者ながら音楽関係者との親交が広い。また吉本新喜劇元座長の辻本茂雄とも親交があり、役者として吉本と松竹の垣根を超えた交流が続いている。
2015年から和歌山県白浜町の観光大使を務め、自身も参加した『白浜SONG』が地元白浜町のご当地ソングとして白良浜ビーチにおいて発表された。
座右の銘は『ぼちぼちいこか』。自身がサインを書く際にはこの言葉を書き添えている。
2021年1月17日、自身が発熱の症状が出た為、病院でPCR検査を受けた結果、新型コロナウイルスの陽性と判明[4]。1月19日、入院していることを公表した[5]。2月19日、退院[6]。出演予定だった舞台『未来記の番人』は降板し、肺の症状が完治するまで自宅で療養を続ける[6]。
2024年3月、自身の前名を継いだ渋谷天笑(2代目)を養子として迎え入れたことを公表した[9]。
出演
[編集]舞台
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映画
[編集]- (2006年)L.A.,Wedding Eve(内片輝監督)
- (2007年)Honolulu International Filmfestival(ホノルル国際映画祭)Best Actor(最優秀男優賞)受賞
- (2007年)釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束(松竹) - 藤原 役
- (2008年)秋深き(池田敏春監督)
- (2009年)大阪アジアン映画祭大阪フィルムフェスティバル 助演男優賞受賞
- (2013年)青木ヶ原(新城卓監督)
- (2013年)ペコロスの母に会いに行く(森崎東監督)
- (2014年)忍ジャニ参上! 未来への戦い
- (2016年)この世界の片隅に(声の出演、特別出演[12])- 駅の警官 役
テレビドラマ
[編集]- (1987年)おとんぼ
- (1988年)銀河テレビ小説『総務部総務課山口六平太』(NHK) - 片岡孝夫 役
- (1988年)土曜ドラマスペシャル『風よ、鈴鹿へ』(TBS) - 土建屋よしゆき 役
- (1989年)土曜ドラマ『翔べひよっ子』(NHK)
- (1993年)大河ドラマ『炎立つ』 - 清原武衡 役
- (1996年)京都発・ぼくの旅立ち - 義一 役
- (1998年)剣客商売 第1シリーズ 第4話「御老中暗殺」(フジテレビ / 松竹) - 飯田平助 役
- (1999-2001年)新・部長刑事 アーバンポリス24(朝日放送)
- 土曜ワイド劇場
- (2001年)京都の芸者弁護士事件簿5(朝日放送)
- (2001年9月15日)眼科医 小室瞳の推理カルテ1(朝日放送) - 駐在 役
- 狩矢父娘シリーズ5・7 - (テレビ朝日) - 中山清志 役
- (2010年10月30日)夏樹静子作家生活40周年記念作品・天使が消えていく(朝日放送) - 神崎昇 役
- (2011年3月26日)愛と死の境界線(朝日放送) - 刑事 役
- (2001年)バブル(NHK)
- (2003年)17才夏。(朝日放送)
- (2006年)仕掛人・藤枝梅安 - 与助 役
- (2007年)H-code〜愛しき賞金稼ぎ〜(朝日放送)
- (2010年11月15日)月曜ゴールデン『狩矢警部シリーズ9』(TBS) - 佐久間朗 役
- (2012年)鈴子の恋(東海テレビ)
- (2014年)銀二貫(NHK) - 山城屋与平 役
- (2015年)神谷玄次郎捕物控2 第6話(NHK BSプレミアム) - 半左衛門 役
- (2017年)月曜名作劇場『赤かぶ検事奮戦記7』 - 柊安二郎 役
- (2018年)立花登青春手控え3 - 加賀屋伝助 役
- (2019年)やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛 ‐ 河内屋太郎兵衛 役
ラジオ
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “「渋谷天笑」25年ぶり復活 イケメン俳優・胡蝶英治が二代目襲名へ”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年7月12日) 2018年12月30日閲覧。
- ^ “おとなの文化村(425回) 松竹新喜劇 渋谷天外さんの奥様 渋谷久代さん”. なにわルネサンス「おとなの文化村」. FM OH! (2016年8月21日). 2018年12月30日閲覧。
- ^ “元松竹新喜劇女優・滝由女路さん すい臓がんで死去、63歳…渋谷天外の妻”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年6月9日) 2018年12月30日閲覧。
- ^ “渋谷天外 新型コロナウイルス感染に関するご報告”. 松竹新喜劇公式サイト. 新喜劇ニュース (2021年1月19日). 2021年1月19日閲覧。
- ^ “松竹新喜劇・渋谷天外が新型コロナ感染 和歌山県内の病院に入院”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年1月19日) 2021年2月20日閲覧。
- ^ a b “コロナ感染の渋谷天外が退院 舞台「未来記の番人」は降板「肺の症状完治まで静養に専念」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2021年2月19日) 2021年2月20日閲覧。
- ^ "渋谷天外が会社代表の一般女性と再婚". スポーツ報知. 報知新聞社. 25 July 2021. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “渋谷天外、会社代表の一般女性と再婚「高野山へお参りがてら報告に行ってきます」”. ORICON NEWS (2021年7月25日). 2021年7月27日閲覧。
- ^ 「松竹新喜劇の大名跡、渋谷天外に天笑が養子に」『スポーツニッポン』2024年3月15日。
- ^ “藤原紀香主演舞台「カルメン故郷に帰る」横山由依・徳重聡らキャスト決定”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月27日). 2024年2月27日閲覧。
- ^ “舞台『カルメン故郷に帰る』公式サイト > キャスト”. 舞台『カルメン故郷に帰る』公式サイト. 松竹 (2024年2月27日). 2024年2月27日閲覧。
- ^ すず役に女優・のんさん!音楽はコトリンゴさん!主要キャスト発表&予告篇完成!,この世界の片隅に公式サイト,2016年8月24日
- ^ “《2020年度後期》連続テレビ小説 新たな出演者&「語り」決定!”. NHKオンライン. NHK (2020年8月13日). 2020年8月13日閲覧。