木津用水駅
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木津用水駅 | |
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犬山方面駅舎 | |
こつようすい KOTSUYŌSUI | |
◄IY12 扶桑 (1.4 km) (1.4 km) 犬山口 IY14► | |
所在地 | 愛知県丹羽郡扶桑町高雄字米ノ山266番地 |
駅番号 | IY 13 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 犬山線 |
キロ程 | 22.6 km(枇杷島分岐点起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
1,865人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1912年(大正元年)8月6日 |
備考 | 無人駅(駅集中管理システム導入駅) |
木津用水駅(こつようすいえき)は、愛知県丹羽郡扶桑町高雄にある、名古屋鉄道犬山線の駅。駅番号はIY13。準急停車駅である。
駅名は付近を流れる合瀬川の別名「木津用水(こっつようすい)」に由来するが、読みが異なる[1]。
歴史
[編集]- 1912年(大正元年)8月6日 - 開業。
- 1944年(昭和19年) - 休止。
- 1952年(昭和27年)11月18日 - 復活。
- 1968年(昭和43年)12月1日 - 東洋紡績専用線(4.0 km)廃止[2]。
- 1974年(昭和49年)6月1日 - 無人化[3]。
- 2003年(平成15年) - ホーム上屋が延長される。
- 2004年(平成16年)
- 2008年(平成20年)12月27日 - ダイヤ改正に伴い準急停車駅となる[4]。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームは名古屋方面が8両分、犬山方面が6両分(地下鉄直通20m車対応)。駅舎は上下別々になっており、改札内に跨線橋などはない。それぞれの改札口付近に自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている。トイレは改札内にはなく、外の駐輪場にある。
1968年までは東洋紡績(現在の東洋紡)犬山工場へ向かう貨物線の側線が構内北側にあったが、現在は撤去され存在しない[5]。貨物線自体も完全に撤去され、道路や住宅地などに転用されている[5]。
なお、この貨物線では晩年までデキ110形が運用されていた。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | IY 犬山線 | 下り | 犬山方面[6] |
2 | 上り | 名鉄名古屋・金山方面[6] |
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名古屋方面駅舎
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ホーム
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駅名標
配線図
[編集] ← 岩倉・ 名古屋方面 |
→ 犬山・ 新鵜沼方面 |
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凡例 出典:[7] |
利用状況
[編集]- 「移動等円滑化取組報告書」によると、2021年度の1日平均乗降人員は1,865人であった[8]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,009人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中183位、犬山線(17駅)中14位であった[9]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,806人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中180位、 犬山線(17駅)中15位であった[10]。
- 愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員(降車客含まず)は2007年度(平成19年度)998人、2008年度(平成20年度)994人である。
- 扶桑町と犬山市の境界に近く、扶桑町の東部地域と犬山市の西部地域(犬山市街地から坂を下りた地域)がエリアとなっている。
駅周辺
[編集]備考
[編集]駅所在地は扶桑町であるが、ほぼ犬山市との境目にあたりかつ犬山市に「木津(こっつ)」と呼ばれる地域が存在することから、犬山市にある駅だと誤解されることがある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、196頁。ISBN 978-4-8003-0800-9。
- ^ 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、268頁。ISBN 978-4802132701。
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、44頁。
- ^ a b 伊藤博康のテツな“ひろやす”の鉄道小咄『名鉄に接続の東洋紡専用線跡…廃線跡探訪(13)』 - 中日新聞社、2020年4月30日
- ^ a b “木津用水(IY13)(こつようすい) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年2月10日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 木津用水駅 - 名古屋鉄道