石仏駅

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石仏駅
駅舎
いしぼとけ
ISHIBOTOKE
IY07 岩倉 (2.1 km)
(2.4 km) 布袋 IY09
地図
所在地 愛知県岩倉市石仏町中屋敷662番地
北緯35度17分46.2秒 東経136度52分16.45秒 / 北緯35.296167度 東経136.8712361度 / 35.296167; 136.8712361座標: 北緯35度17分46.2秒 東経136度52分16.45秒 / 北緯35.296167度 東経136.8712361度 / 35.296167; 136.8712361
駅番号 IY  08 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 犬山線
キロ程 11.8 km(枇杷島分岐点起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4,055人/日
-2019年-
開業年月日 1912年大正元年)8月6日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
テンプレートを表示

石仏駅(いしぼとけえき)は、愛知県岩倉市石仏町にある、名古屋鉄道犬山線である。駅番号はIY08

歴史

駅構造

8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。駅集中管理システム導入済みの無人駅である。駅舎は東西両側に設けられており、上下ホーム間へは犬山方にある跨線橋で連絡している。エレベーターや車椅子対応トイレは設置されていない。駅舎入口前も階段しかなく車椅子対応のスロープは設置されていない。各改札口付近に自動券売機(継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、支払方法は現金に限られる)と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)が1台ずつ設置されている。当駅付近の線路はほぼ直線で、カーブも緩やかであるため急行以上の列車(6000系を除く)は110km/h程度の速度で通過する。

バリアフリー化工事について、2019年令和元年)12月20日に名鉄と岩倉市の間で覚書が締結され、2020年(令和2年)度中に工事を完了する予定である[4]。上りホーム側に新たに駅舎が整備され、下りホーム側駅舎内のトイレがバリアフリー化される(上りホーム側は駅舎外に公衆トイレが整備される)[4]。跨線橋は残る[5]

のりば
番線 路線 方向 行先
1 IY 犬山線 下り 犬山方面[6]
2 上り 名鉄名古屋金山方面[6]

配線図

石仏駅 構内配線略図

岩倉・
名古屋方面
石仏駅 構内配線略図
犬山・
新鵜沼方面
凡例
出典:[7]


利用状況

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,258人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中132位、犬山線(17駅)中13位であった[8]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は3,141人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中134位、 犬山線(17駅)中13位であった[9]
  • 『いわくらの統計』『移動等円滑化取組報告書』によると、一日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである[10][11]
    • 2008年(平成20年)12月27日 - ダイヤ改正に伴い、準急の基本停車駅へ昇格し、準急乗車時の名古屋方面へのアクセス性が向上した。ただし日中の停車本数は改正前と変わらず上下線とも毎時各4本。以降徐々に利用客が増えている。
    • 年度別乗降・乗車人員から、定期枚数は360で除し、定期外枚数は365(閏日が含まれる年度は366)で除して一日平均乗降・乗車人員を求めている。
年度別一日平均乗降・乗車人員
年度 一日平均
乗降人員
一日平均
乗車人員
2008年(平成20年) 3,088 1,539
2009年(平成21年) 3,111 1,552
2010年(平成22年) 3,116 1,555
2011年(平成23年) 3,076 1,546
2012年(平成24年) 3,182 1,602
2013年(平成25年) 3,258 1,636
2014年(平成26年) 3,477 1,747
2015年(平成27年) 3,631 1,826
2016年(平成28年) 3,740 1,879
2017年(平成29年) 3,890 1,954
2018年(平成30年) 3,966 1,993
2019年(令和元年) 4,055 2,042

駅周辺

1985年(昭和60年)頃までは農業も行われていたが、1995年(平成7年)までの土地改良工事で住宅地が主になった。駅の北側と西側は一宮市千秋町との市境に近い。

主な施設

バス

かつては駅の西にある名神高速道路上(国道155号と交差する地点)に岩倉バスストップがあったが、廃止された。

隣の駅

名古屋鉄道
IY 犬山線
ミュースカイ快速特急特急快速急行急行
通過
準急・■普通
岩倉駅(IY07) - 石仏駅(IY08) - 布袋駅(IY09)

脚注

  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1050頁。 
  2. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364 
  3. ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、44頁。 
  4. ^ a b 岩倉市議会定例会、2020年3月2日
  5. ^ 岩倉市議会定例会、2019年2月26日
  6. ^ a b 石仏(IY08)(いしぼとけ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  7. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  8. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  10. ^ いわくらの統計 - 岩倉市
  11. ^ 令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。

関連項目

外部リンク