姫埼灯台
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姫埼灯台 | |
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航路標識番号 [国際標識番号] | 1336 [M7096] |
位置 | 北緯38度05分13秒 東経138度33分46秒 / 北緯38.08694度 東経138.56278度座標: 北緯38度05分13秒 東経138度33分46秒 / 北緯38.08694度 東経138.56278度 |
所在地 | 新潟県佐渡市両津大川 |
塗色・構造 | 白色 塔形(六角形) 鉄造 |
レンズ | LB-40型灯器 |
灯質 | 単閃白光 毎6秒に1閃光 |
実効光度 | 230,000 cd |
光達距離 | 18海里(約 33.3 km) |
明弧 | 79度から310度まで |
塔高 | 14.2 m (地上 - 塔頂) |
灯火標高 | 41.5 m (平均海面 - 灯火) |
初点灯 | 1895年(明治28年)12月10日 |
管轄 |
海上保安庁 第九管区海上保安本部 |
姫埼燈台(ひめさきとうだい)は、新潟県佐渡市の両津湾入口、姫崎の突端に立つ白亜六角形鉄造の中型灯台。周辺は、佐渡弥彦米山国定公園に指定され、日本海を望む風光明媚の地。日本で現役の鉄造灯台としては最古であり、「世界灯台100選」や「日本の灯台50選」にも選ばれている[1]。また、歴史的文化財的価値の高さから海上保安庁によってAランクの保存灯台とされている。
歴史
[編集]- 1895年(明治28年)12月10日:初点灯[2]
- 1918年(大正7年)10月16日:燭光数、光達距離変更[3]
- 1933年(昭和8年)3月21日:電灯化、燭光数変更[4][5]
- 1952年(昭和27年)4月1日:灯質変更[6]
- 1961年(昭和36年):灯器をLB-40型に変更[7]。
- 1962年(昭和37年):無人化
- 1993年(平成5年):「姫埼燈台館」開設
- 1994年(平成6年):耐震のため、鉄骨による補強を実施[7]。
- 1998年(平成10年):「世界各国の歴史的に特に重要な灯台100選(世界灯台100選)」に選ばれた。
- 2009年(平成21年)3月17日:光達距離変更[8]。
姫埼燈台館
[編集]灯台の周辺は佐渡弥彦米山国定公園に指定されており、その一画に姫埼燈台館(入場無料、12 - 3月休館)が存在する。姫埼燈台館では灯台レンズや回転灯器、佐渡の灯台写真などの貴重な資料も展示されている。
交通
[編集]- 両津港より新潟交通バス東海岸線約25分、野城下車後徒歩約10分
脚注
[編集]- ^ 海上保安庁 (2010年8月14日). “姫埼灯台”. 2011年2月10日閲覧。
- ^ 明治28年逓信省告示第175号(『官報』第3712号、明治28年11月11日、p.246)
- ^ “逓信省告示第1290号. 官報. 1918年10月21日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月18日閲覧。
- ^ “逓信省告示第310号. 官報. 1933年02月20日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月18日閲覧。
- ^ “逓信省告示第668号. 官報. 1933年03月27日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月18日閲覧。
- ^ “海上保安庁告示(航)第17号. 官報. 1952年04月26日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月18日閲覧。
- ^ a b 国際航路標識協会編纂『世界の灯台』海上保安庁交通部監修、成山堂書店、2004年。ISBN 4-425-35311-0。 83頁
- ^ “九管区水路通報(3月13日~19日掲載分)”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月24日閲覧。