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国道駅

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国道駅
国道15号線に面した南口(2023年5月)
こくどう
Kokudō
JI 01 鶴見 (0.9 km)
(0.6 km) 鶴見小野 JI 03
地図
所在地 横浜市鶴見区生麦五丁目12-14
北緯35度30分2.5秒 東経139度40分32.1秒 / 北緯35.500694度 東経139.675583度 / 35.500694; 139.675583座標: 北緯35度30分2.5秒 東経139度40分32.1秒 / 北緯35.500694度 東経139.675583度 / 35.500694; 139.675583
駅番号 JI02
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 鶴見線
キロ程 0.9 km(鶴見起点)
電報略号 コク
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,539人/日(降車客含まず)
-2008年-
開業年月日 1930年昭和5年)10月28日[2]
備考
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北口(2022年4月)

国道駅(こくどうえき)は、神奈川県横浜市鶴見区生麦五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線である。駅番号JI 02

歴史

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駅名の由来

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鶴見線と京浜国道との交点にあることから命名された[7][8]。京浜国道とは駅開業当時の国道1号のことで、現在の国道15号(第一京浜国道)の前身にあたる[8]

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する高架駅無人駅であり、簡易Suica改札機が設置されている。ホームがカーブしており、電車との間に隙間が発生する為に電車の進入時に警報音が鳴る。トイレは男女共用の水洗式和式で、改札外コンコースに設置されている。エレベーターエスカレーター身体障害者用トイレ等のバリアフリー設備は未設置である。

駅構内は1930年の開業以来、改札口の位置に手直しが行なわれた以外大きな改築はなされておらず、高架下は開業当時を思い起こさせる独特の雰囲気を醸し出している。JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 JI 鶴見線 下り 弁天橋浅野浜川崎扇町海芝浦大川方面
2 上り 鶴見方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

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2008年度の1日平均乗車人員は1,539人である。無人駅のため、2009年度以降の乗車人員は公表していない。

近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[9]
年度 1日平均
乗車人員
1991年(平成03年) 1,388
1992年(平成04年) 1,415
1993年(平成05年) 1,473
1994年(平成06年) 1,449
1995年(平成07年) 1,477
1996年(平成08年) 1,497
1997年(平成09年) 1,523
1998年(平成10年) 1,571
1999年(平成11年) 1,577
2000年(平成12年) 1,545
2001年(平成13年) 1,494
2002年(平成14年) 1,507
2003年(平成15年) 1,494
2004年(平成16年) 1,491
2005年(平成17年) 1,478
2006年(平成18年) 1,513
2007年(平成19年) 1,532
2008年(平成20年) 1,539

駅周辺

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バス路線

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「国道駅前」停留所にて、横浜市交通局横浜市営バス)の路線バスが発着する。

のりば 運行事業者 系統・行先
1 横浜市営バス
2
  • 17:鶴見駅前
  • 18:生麦
  • 181:横浜さとうのふるさと

その他

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機銃掃射痕

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
JI 鶴見線
鶴見駅 (JI 01) - *本山停留場 - 国道駅 (JI 02) - 鶴見小野駅 (JI 03)
*打消線は廃駅。

脚注

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  1. ^ 『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線』1号北海道 pp.22 , 23 , 50
  2. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、14-17頁。 
  3. ^ 「国電鶴見線の12駅- ラッシュ線、初の無人化 駅員76人“消えた”」 毎日新聞 (毎日新聞社): p3. (1971年3月1日 夕刊)
  4. ^ a b 「通報 ●鶴見線国道駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月27日、10面。
  5. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-123-6 
  6. ^ 駅業務執行体制の再構築(その2)の提案を受ける!!” (PDF). JR東日本労働組合横浜地方本部 (2021年9月10日). 2021年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月15日閲覧。
  7. ^ 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日、258-259頁。ISBN 4-534-03315-X 
  8. ^ a b c 佐藤健太郎『国道者』新潮社、2015年11月25日、71頁。ISBN 978-4-10-339731-1 
  9. ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市

関連項目

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外部リンク

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