2016年リオデジャネイロオリンピックのボクシング競技
2016年リオデジャネイロオリンピックのボクシング競技(2016ねんリオデジャネイロオリンピックのボクシングきょうぎ)は国際ボクシング協会 (AIBA)が管轄して開催されるオリンピックのボクシング競技である。前回同様男子10、女子3階級実施された。会場はリオセントロホール2。
概要
[編集]男子は各階級ごとに出場選手数が異なる。女子は各階級12名が参加。各国代表は各階級1選手の出場が認められており、下記の大会の対象者が五輪の出場資格を得た。
本大会では、これまで禁止されていたプロボクサーの参加がオリンピック史上初めて認められ、1984年以来初めてヘッドギアが廃止となり(女子は着用が義務)[1]、ジャッジの採点方法に「10ポイント・マスト」が採用された。
男子
[編集]- ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)2015年シーズンのランキング上位2選手。(ライトフライ級、ヘビー級、スーパーヘビー級は上位1選手)
- AIBAプロ・ボクシング(APB)2015年9月時点でのランキング上位2選手。
- 2015年世界ボクシング選手権大会の上位3選手。(ライトフライ級、フライ級、ライトヘビー級は上位2選手。ヘビー級、スーパーヘビー級は上位1選手)
- 各大陸予選の上位3選手。
- 世界最終予選の上位5選手。(ライトフライ級は上位2選手、ヘビー級、スーパーヘビー級は上位1選手)
- ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング&AIBAプロ・ボクシング最終予選の上位3選手。(ヘビー級、スーパーヘビー級は上位1選手)
- 開催国枠、開催国ブラジルの5選手。
- 主催者推薦枠の5選手。
階級 | WSB ランキング |
APB ランキング |
世界選手権 | 各大陸予選 | 世界最終予選 | APB & WSB 最終予選 |
開催国枠 | 主催者 推薦枠 |
合計 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アフリカ | アメリカ | AS & OC | ヨーロッパ | |||||||||
ライトフライ級 | 1 | 2 | 2 | 3 | 2 | 3 | 3 | 3 | 2 | 1 | 0 | 22 |
フライ級 | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 | 3 | 3 | 3 | 5 | 1 | 0 | 26 |
バンタム級 | 2 | 2 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 3 | 5 | 1 | 1 | 28 |
ライト級 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 0 | 1 | 28 |
ライトウェルター級 | 2 | 2 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 3 | 5 | 1 | 1 | 28 |
ウェルター級 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 0 | 1 | 28 |
ミドル級 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 0 | 1 | 28 |
ライトヘビー級 | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 | 3 | 3 | 3 | 5 | 1 | 0 | 26 |
ヘビー級 | 1 | 2 | 1 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 18 |
スーパーヘビー級 | 1 | 2 | 1 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 18 |
合計 | 17 | 20 | 23 | 30 | 25 | 30 | 30 | 26 | 39 | 5 | 5 | 250 |
女子
[編集]- 2016年世界女子ボクシング選手権大会の上位4選手。
- 各大陸予選の上位2選手。(アフリカ大陸予選は上位1選手)
- 開催国枠、開催国ブラジルの3選手。
- 主催者推薦枠の3選手。
階級 | 世界選手権 | 各大陸予選 | 開催国枠 | 主催者 推薦枠 |
合計 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アフリカ | アメリカ | AS & OC | ヨーロッパ | |||||
フライ級 | 4 | 1 | 2 | 2 | 2 | 0 | 1 | 12 |
ライト級 | 4 | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 | 12 |
ミドル級 | 4 | 1 | 2 | 2 | 2 | 0 | 1 | 12 |
合計 | 12 | 3 | 5 | 6 | 6 | 1 | 3 | 36 |
競技結果
[編集]男子
[編集]女子
[編集]階級 | 金 | 銀 | 銅 |
---|---|---|---|
フライ級 | ニコラ・アダムズ イギリス (GBR) |
サラ・ウラムーヌ フランス (FRA) |
任燦燦 中国 (CHN) |
イングリット・バレンシア コロンビア (COL) | |||
ライト級 | エステル・モッセリー フランス (FRA) |
尹軍花 中国 (CHN) |
ミラ・ポトコネン フィンランド (FIN) |
アナスタシア・ベリャコヴァ ロシア (RUS) | |||
ミドル級 | クラレッサ・シールズ アメリカ合衆国 (USA) |
ヌシュカ・フォンタイン オランダ (NED) |
ダリガ・シャキモヴァ カザフスタン (KAZ) |
李倩 中国 (CHN) |
国・地域別のメダル獲得数
[編集]順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ウズベキスタン (UZB) | 3 | 2 | 2 | 7 |
2 | キューバ (CUB) | 3 | 0 | 3 | 6 |
3 | フランス (FRA) | 2 | 2 | 2 | 6 |
4 | カザフスタン (KAZ) | 1 | 2 | 2 | 5 |
5 | イギリス (GBR) | 1 | 1 | 1 | 3 |
アメリカ合衆国 (USA) | 1 | 1 | 1 | 3 | |
7 | ロシア (RUS) | 1 | 0 | 3 | 4 |
8 | ブラジル (BRA)(開催国) | 1 | 0 | 0 | 1 |
9 | 中国 (CHN) | 0 | 1 | 3 | 4 |
10 | アゼルバイジャン (AZE) | 0 | 1 | 1 | 2 |
コロンビア (COL) | 0 | 1 | 1 | 2 | |
12 | オランダ (NED) | 0 | 1 | 0 | 1 |
ベネズエラ (VEN) | 0 | 1 | 0 | 1 | |
14 | クロアチア (CRO) | 0 | 0 | 1 | 1 |
フィンランド (FIN) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
ドイツ (GER) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
メキシコ (MEX) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
モンゴル (MGL) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
モロッコ (MAR) | 0 | 0 | 1 | 1 | |
合計 | 13 | 13 | 25 | 51 |
プロ解禁
[編集]2016年6月1日、国際ボクシング協会 (AIBA) は、臨時総会で賛成88票、反対0票、棄権4票という圧倒的な支持でプロ選手のオリンピック参加解禁を決定した。リオオリンピックで実施される28競技のうちプロ選手の参加を認めていないのはボクシングだけという事情もあり、「オリンピックにトップ選手を出場させてこそ、本当の戦いが見られる」というAIBAの呉経国会長の主張が受け入れられた形になった。しかしプロ側はこの決定に大きな反発を見せた。大物プロモーターのボブ・アラムはプロとアマが対戦すれば「冗談じゃないくらいの大けがにつながる」と実力差のある対戦によって事故が起こることを危惧し、「狂気の沙汰だ」と批判をした。またアラムは、リオオリンピック本番の2カ月前の6月にプロ解禁が決定したことを問題視し「あいつら狂っているんじゃないのか」と憤慨、「AIBAは競技のすべてを牛耳りたいんだ。プロボクシングが大金を生むことに気づいたのだろう」と背景に大金を稼ぐプロを招くことによって、そのおこぼれにあずかりたいという考えがあると指摘し、AIBAはアマに留まるべきだと懸念を示した。プロ選手からも、「オリンピックボクシングはアマチュアのためのもので、アマチュアが目指すことのできる最高峰だ。そこで突然ウラジミール・クリチコのようなプロの世界王者で経験豊富な選手が、18歳の10戦しか試合をしたことのない選手と対戦するのかい」(レノックス・ルイス)、「五輪のボクシングを金儲けのための場に変えるためのものだ」(マイク・タイソン)、「アマチュアとプロを戦わせるべきでない。フェアな戦いではないからだ。ヘッドギアの廃止は大きな間違いだ。ボクシングはより安全であるべきで商業主義のために彼らにダメージを負わせるな」(ラリー・ホームズ)、「プロ対アマはボクサーの紛れもない犯罪行為だ。若くて優秀なアマチュアボクサーの命とキャリアを危険に晒すことになる」(フリオ・セサール・チャベス)、「プロボクサーがオリンピック参加を認められることはおかしい。(プロとアマは)2つの異なるスポーツで、バドミントンの選手がテニスをするようなものだ。私がアマの選手だった頃よりAIBAはどんどん悪くなっている。信じがたいね。」(カール・フランプトン)など続々と反対の声が上がった[3][4]。またプロの世界王座認定団体、国際ボクシング連盟(IBF)は、プロとアマによる試合には安全面にリスクがあり、プロボクサーのリオオリンピック出場はスポーツマンシップに反する行為であるとし、認定する王者が出場した場合、タイトルを剥奪すること及び王者でない選手が出場した場合は1年間ランキングから外すことを発表[5]、世界ボクシング評議会(WBC)も同様の措置を取ることを発表した[6]。
参加プロ選手
[編集]プロからはアムナット・ルエンロン(2回戦敗退)、ハッサン・ヌダム・ヌジカム(1回戦敗退)、マチュー・ボーダリーキ(準決勝敗退)、カルミネ・トマゾーネ(2回戦敗退)が参加した。
ドーピング違反
[編集]ドーピング検査で陽性反応を示したと宣告されていた、ミドル級のアイルランド代表マイケル・オライリーがオリンピック開幕前日に離脱[7]。2016年12月8日、フライ級で銀メダルを獲得していたロシア代表ガブリエル・リンクレアンが決勝戦後に行われたドーピング検査で禁止薬物のツアミノヘプタンの陽性反応を示したとしてメダルを剥奪された[8]。
イギリスの政治風刺雑誌「プライベート・アイ」は、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の報告として、AIBAがリオオリンピックまでの3年ほとんど、さらにはリオオリンピックまでの1年間はまったく、競技外(抜き打ち)検査を実施していないと報じた[9]。
選手の不法事
[編集]2016年8月5日、選手村で女性清掃員2人に性的暴行を加えた容疑で、モロッコ代表のハサン・サアダが逮捕される。同月7日にはナミビア代表のジョナス・ジュニウス・ジョナスが同様に女性清掃員に性的暴行を加えた容疑で逮捕され、清掃中の女性に後ろから近づくと、首にキスをしたり体を触ったりし、性的なジェスチャーをした上で金銭の支払いを示唆したと報じられた[10]。同月11日に「有罪は確定しておらず、捜査結果が出るまでの措置」として両選手は釈放され、ジョナスは同日に行われた試合に出場するが判定負けを喫した。サアダは出場予定の試合が既に終了していたため出場できなかった[11]。
予選
[編集]日程
[編集]大会 | 期間 | 開催地 |
---|---|---|
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2014年10月24日 – 2015年9月19日 | |
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 2015年1月15日 - 6月13日 | |
世界ボクシング選手権 | 2015年10月5日 - 10月15日 | カタール、ドーハ |
アフリカ大陸予選 | 2016年3月11日 - 3月19日 | カメルーン、ヤウンデ |
アメリカ大陸予選 | 2016年3月11日 - 3月19日 | アルゼンチン、ブエノスアイレス |
アジア/オセアニア大陸予選 | 2016年3月25日 – 4月2日 | 中華人民共和国、遷安市 |
ヨーロッパ大陸予選 | 2016年4月9日 - 4月17日 | トルコ、サムスン |
世界女子ボクシング選手権 | 2016年5月19日 - 5月27日 | カザフスタン、アスタナ |
世界最終予選 | 2016年6月16日 - 6月25日 | アゼルバイジャン、バクー |
APB & WSB最終予選 | 2016年7月3日 - 7月8日 | ベネズエラ、バルガス州 |
男子
[編集]ライトフライ級 (49 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
開催国枠 | 1 | Patrick Lourenço (BRA) |
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 1 | Paddy Barnes (IRL) |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | 呂斌 (CHN) Birzhan Zhakypov (KAZ) |
世界ボクシング選手権 | 2 | Vasily Yegorov (RUS) ホアニス・アルヒラゴス (CUB) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Simplice Fotsala (CMR) Mathias Hamunyela (NAM) Peter Mungai Warui (KEN)[d] |
アメリカ大陸予選 | 2 | ユベルヘン・マルティネス (COL) ニコ・ヘルナンデス (USA) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | ロゲン・ラドン (PHI) ハサンボイ・ドゥスマトフ (UZB) Gankhuyagiin Gan-Erdene (MGL) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | Artur Hovhannisyan (ARM) Galal Yafai (GBR) Manuel Cappai (ITA) |
世界最終予選 | 2 | Samuel Carmona (ESP) Rufat Huseynov (AZE) |
APB & WSB最終予選 | 3 | Carlos Quipo (ECU) Joselito Velázquez (MEX) Leandro Blanc (ARG) |
Total | 22 |
フライ級 (52 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
開催国枠 | 1 | Julião Henriques (BRA) |
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 2 | Jeyvier Cintrón (PUR) Achraf Kharroubi (MAR) |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | ミーシャ・アロイアン (RUS) Elías Emigdio (MEX) |
世界ボクシング選手権 | 2 | エルヴィン・マミシュザダ (AZE) Yosvany Veitía (CUB) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Mohamed Flissi (ALG) Ronald Serugo (UGA) Moroke Mokhotho (LES)[d] |
アメリカ大陸予選 | 2 | Fernando Martínez (ARG) Leonel de los Santos (DOM) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | 胡建関 (CHN) シャホビディン・ゾイロフ (UZB) Olzhas Sattibayev (KAZ) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | Muhammad Ali (GBR) Narek Abgaryan (ARM) Brendan Irvine (IRL) |
世界最終予選 | 5 | Selçuk Eker (TUR) Daniel Asenov (BUL) Antonio Vargas (USA) Kharkhüügiin Enkh-Amar (MGL) Elie Konki (FRA) |
APB & WSB最終予選 | 3 | ジョエル・フィノル (VEN) Hamza Touba (GER) Ceiber Ávila (COL) |
合計 | 26 |
バンタム級 (56 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
開催国枠 | 1 | Robenílson de Jesus (BRA) |
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 2 | ヴラジーミル・ニキーチン (RUS) Mohamed Hamout (MAR)[a] |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | 張家瑋 (CHN) Ham Sang-myeong (KOR) |
世界ボクシング選手権 | 3 | Michael Conlan (IRL) ムラドジャン・アフマダリエフ (UZB) Dzmitry Asanau (BLR) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Inkululeko Suntele (LES) Bilel Mhamdi (TUN) Abdul Omar (GHA)[b] |
アメリカ大陸予選 | 2 | Alberto Melián (ARG) シャクール・スティーブンソン (USA) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | Shiva Thapa (IND) Chatchai Butdee (THA) Kairat Yeraliyev (KAZ) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | Qais Ashfaq (GBR) Javid Chalabiyev (AZE) Aram Avagyan (ARM) |
世界最終予選 | 5 | Mykola Butsenko (UKR) ロベイシ・ラミレス (CUB) Erdenebatyn Tsendbaatar (MGL) 森坂嵐 (JPN) Fahem Hammachi (ALG) |
APB & WSB最終予選 | 3 | Benson Gicharu (KEN) Héctor García (DOM) Victor Rodríguez (VEN) |
主催者推薦枠 | 1 | Lionel Warawara (VAN) |
合計 | 28 |
ライト級 (60 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 2 | Adlan Abdurashidov (RUS) Carlos Balderas (USA) |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | Berik Abdrakhmanov (KAZ) Hurshid Tojibaev (UZB) |
世界ボクシング選手権 | 3 | ラサロ・アルヴァレス (CUB) Albert Selimov (AZE) ロブソン・コンセイサン (BRA) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Reda Benbaziz (ALG) Mahmoud Abdelaal (EGY) Andrique Allisop (SEY) |
アメリカ大陸予選 | 3 | Luis Angel Cabrera (VEN) Teofimo Lopéz (HON) Ignacio Perrin (ARG) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | ドルジニャンブーギーン・オトゴンダライ (MGL) Charly Suarez (PHI) 成松大介 (JPN) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | ソフィアヌ・ウミア (FRA) Joseph Cordina (GBR) David Joyce (IRL) |
世界最終予選 | 5 | 山俊 (CHN) Anvar Yunusov (TJK) Enrico Lacruz (NED) 頼主恩 (TPE) Hakan Erşeker (QAT) |
APB & WSB最終予選 | 3 | Lindolfo Delgado (MEX) アムナット・ルエンロン (THA) Carmine Tommasone (ITA) |
主催者推薦枠 | 1 | Thadius Katua (PNG) |
合計 | 28 |
ライトウェルター級 (64 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
開催国枠 | 1 | Joedison Teixeira (BRA) |
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 2 | Yasniel Toledo (CUB) Raúl Curiel Garcia (MEX) |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | アルテム・ハルティウニアン (GER) Abdelkader Chadi (ALG) |
世界ボクシング選手権 | 3 | ヴィタリー・ドゥナイツェフ (RUS) ファズリディン・ガイブナザロフ (UZB) Wuttichai Masuk (THA) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Jonas Junius (NAM) Mahaman Smaila (CMR) Dival Malonga (CGO) |
アメリカ大陸予選 | 2 | Arthur Biyarslanov (CAN) Luis Arcon (VEN) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | Ablaikhan Zhussupov (KAZ) Baatarsükhiin Chinzorig (MGL) 胡謙遜 (CHN) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | ロレンソ・ソトマヨール (AZE) Evaldas Petrauskas (LTU) Batuhan Gözgeç (TUR) |
世界最終予選 | 5 | Richardson Hitchins (HAI) Gary Antuanne Russell (USA) Pat McCormack (GBR) Manoj Kumar (IND) Hassan Amzile (FRA) |
APB & WSB最終予選 | 3 | Thulasi Tharumalingam (QAT) Hovhannes Bachkov (ARM) Volodymyr Matviychuk (UKR) |
主催者推薦枠 | 1 | Obada Al-Kasbeh (JOR) |
合計 | 28 |
ウェルター級 (69 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 2 | Parviz Baghirov (AZE) Steven Donnelly (IRL) |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | Onur Şipal (TUR) Andrey Zamkovoy (RUS) |
世界ボクシング選手権 | 3 | モハメド・ラビー (MAR) ダニヤル・イェレウシノフ (KAZ) 劉偉 (CHN) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Rayton Okwiri (KEN) Walid Sedik Mohamed (EGY) Zohir Kedache (ALG) |
アメリカ大陸予選 | 3 | Roniel Iglesias (CUB) Gabriel Maestre (VEN) Alberto Palmetta (ARG) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | シャハラム・ギヤソフ (UZB) Sailom Adi (THA) Byambyn Tüvshinbat (MGL) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | Eimantas Stanionis (LTU) Vincenzo Mangiacapre (ITA) Vladimir Margaryan (ARM) |
世界最終予選 | 5 | Imre Bacskai (HUN) Pavel Kastramin (BLR) スレイマヌ・チッソコ (FRA) Josh Kelly (GBR) Simeon Chamov (BUL) |
APB & WSB最終予選 | 3 | Juan Pablo Romero (MEX) Arajik Marutjan (GER) Youba Sissokho (ESP) |
主催者推薦枠 | 1 | Winston Hill (FIJ) |
合計 | 28 |
ミドル級 (75 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 2 | Tomasz Jabłoński (POL) Ilyas Abbadi (ALG) |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | Artem Chebotarev (RUS) Dmytro Mytrofanov (UKR)[e] |
世界ボクシング選手権 | 3 | アルレン・ロペス (CUB) ベクテミル・メリクジエフ (UZB) Hosam Abdin (EGY) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Wilfried Ntsengue (CMR) Merven Clair (MRI) Anauel Ngamissengue (CGO) |
アメリカ大陸予選 | 3 | ミサエル・ロドリゲス (MEX) Charles Conwell (USA) Jorge Vivas (COL) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | Zhanibek Alimkhanuly (KAZ) 趙明剛 (CHN) Daniel Lewis (AUS) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | Christian Mbilli Assomo (FRA) Zoltán Harcsa (HUN) Antony Fowler (GBR) |
世界最終予選 | 5 | Michael O'Reilly (IRL) Waheed Abdul-Ridha (IRQ) Arslanbek Achilov (TKM) Vikas Krishan Yadav (IND) カムラン・シャフスヴァルリ (AZE) |
APB & WSB最終予選 | 3 | Marlo Delgado (ECU) Endry José Pinto (VEN) Onder Şipal (TUR) |
主催者推薦枠 | 1 | Benny Muziyo (ZAM) |
合計 | 28 |
ライトヘビー級 (81 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
開催国枠 | 1 | Michel Borges (BRA) |
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 2 | Valentino Manfredonia (ITA) Hrvoje Sep (CRO) |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | Ehsan Rouzbahani (IRI) マティオ・ボーデルリック (FRA) |
世界ボクシング選手権 | 2 | ジュリオ・セザル・ラ・クルス (CUB) Joe Ward (IRL) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Abdelhafid Benchabla (ALG) Abdelrahman Salah (EGY) Kennedy Katende (UGA) |
アメリカ大陸予選 | 2 | Albert Ramirez (VEN) Carlos Andres Mina (ECU) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | アディルベク・ニヤジムベトフ (KAZ) Elshod Rasulov (UZB) Erkin Adylbek Uulu (KGZ) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | Peter Müllenberg (NED) ジョシュア・ブアツィ (GBR) Mehmet Ünal (TUR) |
世界最終予選 | 5 | Petr Khamukov (RUS) Teymur Mammadov (AZE) Mikhail Dauhaliavets (BLR) Serge Michel (GER) Hassan Saada (MAR) |
APB & WSB最終予選 | 3 | Juan Carlos Carrillo (COL) ハッサン・ヌダム・ヌジカム (CMR) Denys Solonenko (UKR) |
合計 | 26 |
ヘビー級 (91 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 1 | ヴァシリー・レヴィト (KAZ) |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | Clemente Russo (ITA) David Graf (GER) |
世界ボクシング選手権 | 1 | エヴゲニ・チシェンコ (RUS) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Kennedy St-Pierre (MRI) Chouaib Bouloudinat (ALG) Hassen Chaktami (TUN) |
アメリカ大陸予選 | 3 | エリスランディ・サヴォン (CUB) Yamil Peralta (ARG) Juan Nogueira (BRA) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | ルスタム・トゥラガノフ (UZB) 於豊愷 (CHN) Jason Whateley (AUS) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | Lawrence Okolie (GBR) Paul Omba-Biongolo (FRA) Abdulkadir Abdullayev (AZE) |
世界最終予選 | 1 | Igor Jakubowski (POL) |
APB & WSB最終予選 | 1 | Julio Castillo (ECU) |
合計 | 18 |
スーパーヘビー級 (+91 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(WSB)ランキング | 1 | フィリプ・フルゴビッチ (CRO) |
AIBAプロ・ボクシング(APB)ランキング | 2 | Erik Pfeifer (GER) Mihai Nistor (ROU) |
世界ボクシング選手権 | 1 | トニー・ヨカ (FRA) |
アフリカ大陸予選 | 3 | Mohamed Arjaoui (MAR) Efe Ajagba (NGR) Davilson Morais (CPV)[c] |
アメリカ大陸予選 | 3 | Nigel Paul (TTO) Lenier Pero (CUB) Clayton Laurent (ISV) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 3 | イヴァン・ディッコ (KAZ) Bakhodir Jalolov (UZB) Hussein Ishaish (JOR) |
ヨーロッパ大陸予選 | 3 | ジョー・ジョイス (GBR) Magomedrasul Majidov (AZE) Ali Eren Demirezen (TUR) |
世界最終予選 | 1 | Guido Vianello (ITA) |
APB & WSB最終予選 | 1 | Edgar Muñoz (VEN) |
合計 | 18 |
女子
[編集]フライ級 (51 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
世界女子ボクシング選手権 | 4 | Sarah Ourahmoune (FRA) ザイナ・シェケルベコワ (KAZ) Peamwilai Laopeam (THA) ニコラ・アダムズ (GBR) |
アフリカ大陸予選 | 1 | Zohra Ez-Zahraoui (MAR) |
アメリカ大陸予選 | 2 | マンディ・ビジョルド (CAN) イングリット・バレンシア (COL) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 2 | 任燦燦 (CHN) Yodgoroy Mirzaeva (UZB) |
ヨーロッパ大陸予選 | 2 | スタニミナ・ペトロワ (BUL) Tetyana Kob (UKR) |
主催者推薦枠 | 1 | Judith Mbougnade (CAF) |
Total | 12 |
ライト級 (60 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
開催国枠 | 1 | アドリアーナ・アラウージョ (BRA) |
世界女子ボクシング選手権 | 4 | ケイティー・テイラー (IRL) エステル・モッセリー (FRA) ミラ・ポトコネン (FIN) アナスタシア・ベリャコワ (RUS) |
アフリカ大陸予選 | 1 | Hasnaa Lachgar (MAR) |
アメリカ大陸予選 | 1 | ミカエラ・メイヤー (USA) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 2 | 尹軍花 (CHN) Shelley Watts (AUS) |
ヨーロッパ大陸予選 | 2 | Yana Alekseevna (AZE) イルマ・テスタ (ITA) |
主催者推薦枠 | 1 | ジェニファー・チエン (FSM) |
Total | 12 |
ミドル (75 kg)
[編集]大会 | 人数 | 選手名 |
---|---|---|
世界女子ボクシング選手権 | 4 | クラレッサ・シールズ (USA) 陳念琴 (TPE) サバンナ・マーシャル (GBR) Nouchka Fontijn (NED) |
アフリカ大陸予選 | 1 | Khadija El-Mardi (MAR) |
アメリカ大陸予選 | 2 | Ariane Fortin (CAN) Andreia Bandeira (BRA) |
アジア/オセアニア大陸予選 | 2 | 李倩 (CHN) ダリガ・シャキモヴァ (KAZ) |
ヨーロッパ大陸予選 | 2 | Anna Laurell Nash (SWE) Yaroslava Yakushina (RUS) |
主催者推薦枠 | 1 | アテイナ・バイロン (PAN) |
Total | 12 |
脚注
[編集]- ^ “ボクサーたちが「ヘッドギア」を着けなくなった理由”. WIRED (2016年8月16日). 2017年2月2日閲覧。
- ^ 当初、ミシャ・アロイアンが2位だったがドーピング違反で剥奪、準決勝でゾイノフに敗れた3位のフィノルが2位に繰り上げ。52kg men
- ^ “プロ解禁したボクシング界に波紋 アマとの実力差に「狂気の沙汰」との声続出 利権がらみのキナ臭い話も…”. 産経ニュース (2016年8月16日). 2017年2月15日閲覧。
- ^ “Professional boxers in Olympics is a bad idea, say fighters, others”. ESPN.com (2016年6月2日). 2017年2月15日閲覧。
- ^ “ボクシング=IBF、リオ五輪出場のプロ選手タイトルはく奪へ”. ロイター (2016年6月21日). 2017年2月15日閲覧。
- ^ “WBC、五輪参加選手は即追放 プロ全面解禁検討に対抗”. サンスポ (2016年3月16日). 2017年2月15日閲覧。
- ^ “ボクシングのアイルランド代表、薬物陽性で帰国 リオ五輪”. AFPBB News (2016年8月11日). 2017年2月15日閲覧。
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