2016年リオデジャネイロオリンピックのハンドボール競技
| 2016年リオデジャネイロオリンピックのハンドボール競技 | |
|---|---|
| 大会概要 | |
| 開催国 |
 ブラジル |
| 日程 | 2016年8月6日-21日 |
| チーム数 | 24 (5連盟) |
| 開催地数 | 1 (1都市) |
| 大会結果 | |
| 優勝 |
男子： デンマーク女子：  ロシア |
| 準優勝 |
男子： フランス女子： フランス |
| 3位 |
男子： ドイツ女子：  ノルウェー |
| 4位 |
男子： ポーランド女子：  オランダ |
| < 2012年2020年 > | |
2016年リオデジャネイロオリンピックのハンドボール競技（2016ねんリオデジャネイロオリンピックのハンドボールきょうぎ）は、国際ハンドボール連盟（IHF）管轄の下、アレーナ・ド・フトゥールにて2016年8月6日から21日までの期間で開催された。前回同様男女各12カ国で争われ、男子はデンマーク、女子はロシアが金メダルを獲得した。
男子
[編集]| 男子 | 日程 | 開催国 | 枠数 | 出場権獲得 |
|---|---|---|---|---|
| 開催国 | - | - | 1 |  ブラジル
|
| 2015世界選手権 | 2015年1月15日 - 2月1日 |  カタール |
1 | フランス
|
| 2015パンアメリカン大会 | 2015年7月16日 - 25日 |  トロント |
1 |  アルゼンチン
|
| アジア予選 | 2015年11月14日 - 27日 | ドーハ |
1 |  カタール
|
| 2016欧州選手権 | 2016年1月15日 - 31日 |  ポーランド |
1 | ドイツ
|
| 2016アフリカ選手権 | 2016年1月21日 - 31日 |  カイロ |
1 |  エジプト
|
| 世界最終予選 | 2016年4月8日 - 10日 | グダニスク |
2 | ポーランド
|
 チュニジア
| ||||
 マルメ |
2 |  スロベニア
| ||
 スウェーデン
| ||||
 ヘアニング |
2 | デンマーク
| ||
 クロアチア
| ||||
| 計 | 12 | |||
アジア予選
[編集]アジアの11カ国に加え、オセアニアからオーストラリアがエントリーしたが[2]、クウェートは出場しなかったため、11カ国により1枠を争った。また、2位と3位は世界最終予選に出場する。ハンドボール日本男子代表はグループリーグで3位、最終順位は5位に終わり、28年ぶりのオリンピック出場はならなかった[3][4]。
世界最終予選
[編集]世界選手権の上位6カ国のほか、各大陸予選の次点の6カ国（ヨーロッパ、アジア：2、南北アメリカ、アフリカ：1）の計12カ国が出場した[5]。3つのグループに分かれて、総当り戦を行い、上位2カ国がオリンピックの出場権を獲得した。スウェーデンのマルメで行われたグループでは上位3カ国が2勝1敗で並んだ結果、直接対決の得失点差及び得点数により、スロベニア（得失点差+2）、スウェーデン（得失点差-1、47得点）が出場権を獲得し[6]、世界選手権4位、欧州選手権準優勝のスペイン（得失点差-1、46得点）が10大会連続のオリンピック出場を逃すこととなった。
女子
[編集]| 女子 | 日程 | 開催国 | 枠数 | 出場権獲得 |
|---|---|---|---|---|
| 開催国 | - | - | 1 | ブラジル
|
| 2014欧州選手権 | 2014年12月7日 - 21日 |  ハンガリー クロアチア |
1 |  スペイン[7]
|
| アフリカ予選 | 2015年3月19日 - 21日 |  ルアンダ |
1 | アンゴラ
|
| 2015パンアメリカン大会 | 2015年7月15日 - 24日 | トロント |
1 |  アルゼンチン
|
| アジア予選 | 2015年10月20日 - 25日 |  名古屋 |
1 |  韓国
|
| 2015世界選手権 | 2015年12月5日 - 20日 | デンマーク |
1 |  ノルウェー
|
| 世界最終予選 | 2016年3月18日 - 20日 |  メス |
2 | オランダ
|
| フランス
| ||||
| オーフス |
2 |  ルーマニア
| ||
 モンテネグロ
| ||||
 アストラハン |
2 | ロシア
| ||
| スウェーデン
| ||||
| 計 | 12 | |||
アジア予選
[編集]5カ国が総当り戦で1枠を争った。また、2位は世界最終予選に出場する。ハンドボール女子日本代表は3勝1敗の2位となり、世界最終予選の出場権を獲得した[8]。
世界最終予選
[編集]世界選手権の上位6カ国のほか、各大陸予選の次点の6カ国（ヨーロッパ、南北アメリカ：2、アジア、アフリカ：1）の計12カ国が出場した[9][10]。3つのグループに分かれて、総当り戦を行い、上位2カ国がオリンピックの出場権を獲得した。日本は世界選手権準優勝のオランダ、同7位のフランス、アフリカ予選2位のチュニジアと同じグループになったが、1勝2敗の3位に終わり、40年ぶりのオリンピック出場はならなかった[11][12]。
結果
[編集]12チームが6チームずつ2組に分かれて、総当り戦を行い、上位4チームが準々決勝に進出した。
デンマーク男子代表、ロシア女子代表ともにオリンピック初優勝を果たした。
国・地域別のメダル獲得数
[編集]| 順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | デンマーク (DEN) |
1 | 0 | 0 | 1 |
| ロシア (RUS) |
1 | 0 | 0 | 1 | |
| 3 | フランス (FRA) |
0 | 2 | 0 | 2 |
| 4 |  ドイツ (GER) |
0 | 0 | 1 | 1 |
| ノルウェー (NOR) |
0 | 0 | 1 | 1 | |
| 合計 | 2 | 2 | 2 | 6 | |
脚注
[編集]- ^ “QUALIFICATION SYSTEM – GAMES OF THE XXXI OLYMPIAD – RIO 2016”. web.archive.org (2016年4月4日). 2020年9月3日閲覧。
- ^ “Draw – Asian Men’s Qualification for the 2016 Olympic Games in Brazil” (英語). archive.ihf.info. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “ASIAN MEN'S QUALIFICATION FOR OLYMPIC GAMES 2016”. web.archive.org (2016年3月5日). 2020年9月3日閲覧。
- ^ “リオ・デ・ジャネイロオリンピック男子アジア予選”. handball.or.jp. 日本ハンドボール協会. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “Venues for Men’s Olympic Qualification Tournaments announced” (英語). archive.ihf.info. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “Sweden and Slovenia qualify for Rio 2016” (英語). archive.ihf.info. 2020年9月3日閲覧。
- ^ 世界選手権でもノルウェーが優勝したため、欧州選手権2位のスペインが繰り上げで出場権を得た。
- ^ “リオ・デ・ジャネイロオリンピック女子アジア予選”. handball.or.jp. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “NewsDetails”. web.archive.org (2016年3月4日). 2020年9月3日閲覧。
- ^ “eventdetails”. archive.ihf.info. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “Teams Ranking”. archive.ihf.info. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “2016リオデジャネイロオリンピックIHF世界最終予選(女子)”. handball.or.jp. 日本ハンドボール協会. 2020年9月3日閲覧。
外部リンク
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2016年リオデジャネイロオリンピックの実施競技 | ||
|---|---|---|
| 2016夏季 開催都市：リオデジャネイロ （ブラジル） | ||
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 カテゴリ | ||
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