カール・フランプトン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
カール・フランプトン
Carl Frampton 2013.jpg
基本情報
通称 The Jackal(ジャッカル)
Brick Fists(煉瓦の拳)
階級 フェザー級
身長 165cm
リーチ 157cm
国籍 イギリスの旗 イギリス
誕生日 (1987-02-21) 1987年2月21日(29歳)
出身地 北アイルランドベルファスト
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 23
勝ち 23
KO勝ち 14
敗け 0
テンプレートを表示

カール・フランプトンCarl Frampton、男性、1987年2月21日 - )は、イギリスプロボクサー北アイルランドベルファスト出身。元WBAIBF世界スーパーバンタム級スーパー王者。現WBA世界フェザー級スーパー王者。北アイルランドのボクサーで初めての世界2階級制覇王者。アウトボクシングを器用にこなし、右のカウンターフックで倒すことも出来る選手。愛称はThe Jackal(ジャッカル)Brick Fists(煉瓦の拳)バリー・マクギガンのサイクロン・プロモーションズ所属。

来歴[ソースを編集]

アマチュア時代[ソースを編集]

大きな実績は無いが、アマチュア時代の戦績は100勝以上して8敗。

プロ時代[ソースを編集]

2009年6月12日、リヴァプールリヴァプール・オリンピアでデビュー戦を行い、初回にダウンを奪うと2回にも2度ダウンを奪ってレフェリーストップがかかり試合終了。2回2分3秒TKO勝ちでデビュー戦を白星で飾った。

2010年9月18日、北アイルランドベルファストでユリーイ・ヴォロミンと対戦し3回2分43秒TKO勝ち。

2010年12月3日、北アイルランドのベルファストのアルスター・ホールでゲビン・レイドとBBBofCケルトスーパーバンタム級王座決定戦を行い、2回2分29秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2011年6月4日、ウェールズカーディフモーターポイント・アリーナ・カーディフでロビー・ターキーと対戦し10回3-0(98-91、96-93、98-92)の判定勝ちで初防衛に成功した。

2011年9月10日、北アイルランドのベルファストのオデッセイ・アリーナでコモンウェルスイギリス連邦スーパーバンタム級王座決定戦をマーク・クオンと対戦し4回にダウンを奪うと最後はレフェリーストップを呼び込み試合終了。4回1分11秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年1月28日、ロンドンのヨーク・ホールでクリス・ヒューズと対戦し7回にダウンを奪うとそのままレフェリーストップがかかり試合終了。7回48秒TKO勝ちで初防衛に成功した。

2012年3月17日、シェフィールドモーター・ポイント・アリーナ・シェフィールドでプロスパー・アンクラーと対戦し2回2分45秒KO勝ちで2度目の防衛に成功した。

2012年5月26日、ノッティンガムのノッティンガム・アリーナでIBFインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座決定戦をIBF世界スーパーバンタム級10位で17戦無敗のラウル・ヒラレスと対戦し12回3-0(120-108、2者が119-109)の大差判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年9月22日、北アイルランドのベルファストのオデッセイ・アリーナで元IBF世界スーパーバンタム級王者でIBF世界スーパーバンタム級11位のスティーブ・モリターと対戦。モリターがスリップダウンを6度もするハプニングこそあったが3回、4回、6回にそれぞれ1度ずつ計3度のダウンを奪うとレフェリーストップがかかり試合終了。6回2分21秒TKO勝ちを収め、IBFインターコンチネンタル王座は初、コモンウェルス王座3度目の防衛に成功し、モリターに引導を渡した。

2013年2月9日、北アイルランドのベルファストで後のIBF世界スーパーバンタム級王者のキコ・マルチネスと対戦。強打者マルチネスと激しい打ち合いになり、序盤は互角の展開になったが、3回になるとペースを少しずつ握り出し9回右のカウンターフックがマルチネスに炸裂しダウンを奪った。マルチネスは起き上がり続行の意思を示すもレフェリーがふらつくマルチネスを見て続行すると危険と確認しストップがかかり試合終了。9回2分46秒TKO勝ちでIBFインターコンチネンタル王座2度目、EBU王座獲得に成功し、フランプトンはIBF世界スーパーバンタム級12位から4位に大躍進、一方マルチネスは8位から15位に落とした。観戦に訪れていたWBA世界スーパーバンタム級王者スコット・クィッグとの対戦を期待するファンが多かった。

2013年10月19日、北アイルランドのベルファストでジェレミー・パロディと対戦し6回右ボディーショットを放つと相手は悶絶しそのままカウントアウトで試合終了。6回2分59秒KO勝ちでIBFインターコンチネンタル王座3度目、EBU王座初防衛に成功した。

2014年4月4日、北アイルランドのベルファストのオデッセイ・アリーナで元世界2階級制覇王者ウーゴ・カサレスWBC世界スーパーバンタム級指名挑戦者決定戦を行い、右フック一撃でカサレスに引導を渡す2回1分38秒KO勝ちを収めレオ・サンタ・クルスへの挑戦権を獲得した[1]

2014年9月6日、北アイルランドのベルファストのタイタニック・クオーターでIBF世界スーパーバンタム級王者のキコ・マルチネスと再戦し、12回3-0(2者が119-108、118-111)の判定勝ちを収め無敗のまま王座獲得に成功した[2]

2014年10月18日、IBFは最新ランキングを発表し、上述のマルチネス戦に勝利し王座を獲得したフランプトンをIBF世界スーパーバンタム級王者としてランクインした[3][4]

2015年2月28日、オデッセイ・アリーナで指名挑戦者のクリス・アバロスと対戦し、初回から圧倒し2回にいきなりストップ寸前まで追い詰め最後は追撃したところでアバロスが脇腹の異常をレフェリーに訴えストップ。5回1分33秒TKO勝ちで初防衛に成功した[5]。試合後リングサイドで観戦したクィッグとリングでインタビューに応じ年内に王座統一戦を実現させることをファンに誓った。イギリスの地上波放送局ITVがこの試合を放送して110万人が視聴した[6]

2015年5月28日、アル・ヘイモンとアドバイザー契約を交わしたことを発表[7]

2015年7月18日、アメリカデビュー戦。テキサス州エル・パソドン・ハスキンス・コンベンションセンターでIBF世界スーパーバンタム級13位のアレハンドロ・ゴンザレス・ジュニアと対戦。いきなり初回に2度のダウンを喫するが立て直し、ゴンザレスはローブローで2度減点され、12回3-0(2者が116-108、115-109)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[8]

2016年1月3日、WBAは同年2月7日にスコット・クィッグとカール・フランプトンの間で行われる王座統一戦の勝者(引き分けた時はクイッグ)はWBA世界スーパーバンタム級休養王者ギレルモ・リゴンドウと王座統一戦を行うよう指令を出した[9][10]

2016年2月27日、マンチェスターマンチェスター・アリーナでWBA世界スーパーバンタム級王者スコット・クィッグと王座統一戦を行い、クィッグの後半の追い上げを振り切り12回2-1(2者が116-112、113-115)の判定勝ちを収めWBA王座とIBF王座の統一に成功、IBF王座は3度目の防衛、WBA王座の獲得に成功した[11][12]

2016年2月29日、WBAは改めてカール・フランプトン対スコット・クィッグの勝者に対しWBA世界スーパーバンタム級休養王者ギレルモ・リゴンドウと王座統一戦を行うよう指令を出したが、フランプトンはWBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルスとの対戦を希望した[13][14]

2016年3月21日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のクイッグ戦に勝利したフランプトンをWBA・IBF世界スーパーバンタム級統一王者としてランクインすると共に、クイッグ戦の勝利を評価し、WBAの2016年2月度の月間優秀選手賞に選出した[15][16]

2016年4月7日、WBAはWBA世界スーパーバンタム級休養王者ギレルモ・リゴンドウと王座統一戦を行うことを条件にクイッグ戦を行ったにもかかわらず、クイッグ戦に勝利したフランプトンがリゴンドウとの王座統一戦に応じようせず、WBA指令に基づく王座統一戦に関する回答がフランプトンから得られなかった為、WBA世界スーパーバンタム級スーパー王座を剥奪した[17][18][19]

2016年4月28日、フランプトンは2階級制覇を目指す為、IBF世界スーパーバンタム級王座を返上した。

2016年7月14日、WBAは最新ランキングを発表し、フランプトンをWBA世界フェザー級3位にランクインした[20]

2016年7月30日、東海岸初登場。バークレイズ・センターでWBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルスと対戦し12回2-0(114-114、116-112、117-111)の判定勝ちを収め2階級制覇を達成した[21][22][23]

2016年8月11日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のサンタ・クルス戦を制したフランプトンをWBA世界フェザー級スーパー王者としてランクインすると共にWBAの2016年7月度の月間MVPに選出した[24][25][26]

2017年1月28日、MGMグランド・ガーデン・アリーナで元世界3階級制覇王者でWBA世界フェザー級2位のレオ・サンタ・クルスと6ヶ月ぶりに再戦し、初防衛を目指す[27]

獲得タイトル[ソースを編集]

  • BBBofCケルトスーパーバンタム級王座
  • コモンウェルスイギリス連邦スーパーバンタム級王座
  • IBFインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座
  • EBUヨーロッパスーパーバンタム級王座
  • 第21代IBF世界スーパーバンタム級王座(防衛3=返上)
  • WBA世界スーパーバンタム級スーパー王座(防衛0=剥奪)
  • WBA世界フェザー級スーパー王座(防衛0)

脚注[ソースを編集]

  1. ^ フランプトン、WBC・S・バンタム級挑戦者決定戦制す Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月5日
  2. ^ フランプトン、キコ・マルチネスに大差の勝利 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月7日
  3. ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2014年10月18日
  4. ^ IBFランキング、新チャンピオン続々誕生で変動 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年10月19日
  5. ^ フランプトンがアバロスを5回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2015年3月1日
  6. ^ Frampton-Avalos Draws Nearly 2 Million Viewers On ITV”. Boxing Scene.com (2015年3月2日). 2015年3月3日閲覧。
  7. ^ Carl Frampton signs with Al Haymon”. ESPN.com (2015年2月28日). 2015年5月29日閲覧。
  8. ^ フランプトンがV2、ダウン挽回の判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2015年7月19日
  9. ^ WBA Championship Committee: Tale of Two Jackals WBA公式サイト 2016年1月3日
  10. ^ Frampton-Quigg Winner Ordered To Face Guillermo Rigondeaux”. Boxing Scene.com (2016年1月9日). 2016年1月21日閲覧。
  11. ^ フランプトンが2-1判定勝ち、英国のSB級統一戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月28日
  12. ^ Frampton Defeats Quigg, Unifies Titles WBA公式サイト 2016年2月29日
  13. ^ Carl Frampton Has Real Options WBA公式サイト 2016年2月29日
  14. ^ 統一戦勝利のフランプトン、階級アップも選択肢 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月29日
  15. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年3月21日
  16. ^ レミューがカネロ前座に参戦、WBAランキング発表 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年3月22日
  17. ^ WBA Super Bantamweight Resolution WBA公式サイト 2016年4月7日
  18. ^ Carl Frampton stripped of WBA 122lb title Fightnews.com 2016年4月7日
  19. ^ 統一王者フランプトン、WBAが王座はく奪決定 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年4月8日
  20. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年7月14日
  21. ^ Frampton dethrones Santa Cruz in classic Fightnews.com 2016年7月31日
  22. ^ Night of The Jackal: Frampton Defeats Santa Cruz WBA公式サイト 2016年7月31日
  23. ^ フランプトンがサンタクルス下す、WBAフェザー級 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月31日
  24. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年8月11日
  25. ^ ハリケーン風太&三好喜美佳、あす豪州リング登場 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年8月12日
  26. ^ Carl Frampton Named WBA Boxer of the Month WBA公式サイト 2016年8月13日
  27. ^ 1.28ガルシア世界戦、フランプトンvsサンタクルスⅡ Boxing News(ボクシングニュース) 2016年10月23日

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]

前王者
キコ・マルチネス
第21代IBF世界スーパーバンタム級王者

2014年9月6日 - 2016年4月28日(返上)

空位
次タイトル獲得者
ジョナサン・グスマン
前WBA正規王者
スコット・クィッグ
WBA世界スーパーバンタム級スーパー王者
2016年2月27日 - 2016年4月7日(剥奪)
次スーパー王者
剥奪により消滅
前スーパー王者
レオ・サンタ・クルス
WBA世界フェザー級スーパー王者
2016年7月30日 - 現在
次スーパー王者
N/A