ジョシュア・ブアツィ
| 基本情報 | |
|---|---|
| 通称 | Just Business |
| 階級 | ライトヘビー級 |
| 身長 | 185cm |
| リーチ | 189cm |
| 国籍 |
|
| 誕生日 | 1993年3月14日(32歳) |
| 出身地 |
グレーター・アクラ州アクラ |
| スタイル | オーソドックス |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 21 |
| 勝ち | 20 |
| KO勝ち | 13 |
| 敗け | 1 |
| 引き分け | 0 |
| 無効試合 | 0 |
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 男子 アマチュアボクシング | ||
| オリンピック | ||
| 銅 | 2016 リオデジャネイロ | ライトヘビー級 |
| ヨーロッパアマチュアボクシング選手権 | ||
| 銅 | 2015 サモコフ | ライトヘビー級 |
| 英国選手権 | ||
| 金 | 2014 リヴァプール | ライトヘビー級 |
| 金 | 2015 リヴァプール | ライトヘビー級 |
| 銅 | 2013 ロンドン | ライトヘビー級 |
ジョシュア・ブアツィ(Joshua Buatsi、1993年3月14日 - )は、イギリスのプロボクサー。ガーナ・グレーター・アクラ州アクラ出身。元WBO世界ライトヘビー級暫定王者。リオデジャネイロオリンピックライトヘビー級銅メダリスト。
来歴
[編集]アマチュア時代
[編集]2015年8月、ヨーロッパアマチュアボクシング選手権にライトヘビー級(81kg)で出場し、銅メダルを獲得した。
2016年、リオデジャネイロオリンピックにライトヘビー級(81kg)で出場し、銅メダルを獲得した[1]。
プロ時代
[編集]2017年7月1日、プロデビュー戦を行い2回1分19秒TKO勝ち。
2018年7月28日、ロンドンのO2アリーナにてディリアン・ホワイト対ジョセフ・パーカーの前座でアンドレイス・ポクメイコとWBAインターナショナルライトヘビー級王座決定戦を行い、1回1分51秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。
2019年3月23日、ロンドンのカッパー・ボックスにてチャーリー・エドワーズ対アンヘル・モレノの前座でリアム・コンロイと英国ライトヘビー級王座決定戦を行い、3回1分53秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[3]。
2024年2月3日、ロンドンのウェンブリー・アリーナにてWBA世界ライトヘビー級2位のコモンウェルス・英国ライトヘビー級王者ダン・アゼーズとWBA世界ライトヘビー級挑戦者決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め、両王座獲得に成功するとともにディミトリー・ビボルへの挑戦権を獲得した[4]。5月、WBC・IBF・WBO世界ライトヘビー級統一王者アルツール・ベテルビエフとWBA世界ライトヘビー級王者ディミトリー・ビボルの4団体王座統一戦が、ベテルビエフの半月板損傷により延期されたため、WBOはWBO世界ライトヘビー級3位で同門のアンソニー・ヤードと1位のブアツィにWBO世界ライトヘビー級暫定王座決定戦を行うよう指令した[5]。その後、ヤードが自身の所属するクイーンズベリー・プロモーションズとの契約上の問題を理由にブアツィとの対戦に応じなかったため、WBOはブアツィにWBO世界ライトヘビー級2位で同門のウィリー・ハッチンソンと対戦するよう命じた[6]。9月21日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムにてアンソニー・ジョシュア対ダニエル・デュボアの前座でWBO世界ライトヘビー級2位のウィリー・ハッチンソンと上述のベテルビエフが半月板負傷に伴うWBO世界ライトヘビー級暫定王座決定戦を行い、6回と9回に計2度ダウンを奪い、12回2-1(112-113、117-108、115-110)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。なお、ハッチンソンは7回にバッティングで1ポイント減点され、2度ダウンを奪われたのにもかかわらず、ジャッジの内1人がハッチンソンの勝利と採点したことが物議を醸した[7]。
2025年2月22日、サウジアラビア・リヤドのザ・ヴェニューにてWBO世界ライトヘビー級7位のカラム・スミスとWBO暫定世界同級タイトルマッチを行うも、プロ初黒星となる12回0-3(110-119、113-115、112-116)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[8]。
2025年11月1日、マンチェスターのCo-op LiveにてWBO世界ライトヘビー級3位、WBC世界同級11位、WBA世界同級12位、IBF世界同級13位のザック・パーカーとWBAインターナショナル同級王座決定戦を行い、10回2-0(96-94×2、95-95)の判定勝ちを収めWBAインターナショナル王座の返り咲きに成功した。
戦績
[編集]- プロボクシング:21戦 20勝 (13KO) 1敗
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2017年7月1日 | ☆ | 2R 1:19 | TKO | カルロス・メナ | プロデビュー戦 | |
| 2 | 2017年9月1日 | ☆ | 5R 1:06 | TKO | バティスト・カステニャーロ | ||
| 3 | 2017年10月28日 | ☆ | 6R | 判定 | サイドゥ・ソール | ||
| 4 | 2018年2月3日 | ☆ | 2R 2:43 | TKO | ジョーダン・ジョセフ | ||
| 5 | 2018年3月31日 | ☆ | 6R | 判定 | バルトロミエイ・グラフカ | ||
| 6 | 2018年5月5日 | ☆ | 5R 0:50 | TKO | ステファン・クエバス | ||
| 7 | 2018年7月28日 | ☆ | 1R 1:51 | TKO | アンドレイス・ポクメイコ | WBAインターナショナルライトヘビー級王座決定戦 | |
| 8 | 2018年10月13日 | ☆ | 1R 2:53 | TKO | トニー・アベルラント | WBAインターナショナル防衛1 | |
| 9 | 2018年12月22日 | ☆ | 1R 1:50 | TKO | レノルド・クインラン | WBAインターナショナル防衛2 | |
| 10 | 2019年3月23日 | ☆ | 3R 1:53 | TKO | リアム・コンロイ | 英国ライトヘビー級王座決定戦 | |
| 11 | 2019年6月1日 | ☆ | 4R 1:39 | TKO | マルコ・アントニオ・ペリバン | WBAインターナショナル防衛3 | |
| 12 | 2019年8月31日 | ☆ | 7R 1:07 | KO | ライアン・フォード | WBAインターナショナル防衛4 | |
| 13 | 2020年10月4日 | ☆ | 7R 2:09 | TKO | マルコ・カリッチ | WBAインターナショナル防衛5 | |
| 14 | 2021年5月15日 | ☆ | 4R 2:44 | TKO | ダニエル・ドス・サントス | WBAインターナショナル防衛6 | |
| 15 | 2021年8月14日 | ☆ | 11R 2:08 | TKO | リチャーズ・ボロツィクス | ||
| 16 | 2022年5月21日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | クレイグ・リチャーズ | ||
| 17 | 2023年5月7日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | パベル・ステピエン | ||
| 18 | 2024年2月3日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ダン・アゼーズ | WBA世界ライトヘビー級挑戦者決定戦 コモンウェルス・英国ライトヘビー級タイトルマッチ | |
| 19 | 2024年9月21日 | ☆ | 12R | 判定2-1 | ウィリー・ハッチンソン | WBO世界ライトヘビー級暫定王座決定戦 | |
| 20 | 2025年2月22日 | ★ | 12R | 判定0-3 | カラム・スミス | WBO暫定陥落 | |
| 21 | 2025年11月1日 | ☆ | 10R | 判定2-0 | ザック・パーカー | WBAインターナショナルライトヘビー級王座決定戦 | |
| テンプレート | |||||||
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Rio Olympics 2016: Joshua Buatsi wins boxing bronze but loses semi-final BBC 2016年8月16日
- ^ BU'S CRUISE Joshua Buatsi pummels Andrejs Pokumeiko inside opening round to set up a bout against rival Ricky Summers The Sun 2018年7月28日
- ^ Edwards vs Moreno: Joshua Buatsi stops Liam Conroy in three to claim vacant British light heavyweight belt Sky Sports 2019年3月24日
- ^ Joshua Buatsi beats Dan Azeez in ferocious 12-round contest at Wembley Arena Sky Sports 2024年2月4日
- ^ Buatsi vs Yarde ordered by WBO after Beterbiev injury Sky Sports 2024年5月9日
- ^ WBO orders Buatsi v Hutchinson after Yarde silence BBC 2024年6月3日
- ^ SPLIT OPINION Boxing fans slam ‘ridiculously criminal’ split decision on AJ vs Dubois undercard and say ‘judges need to be fired’ The Sun 2024年9月21日
- ^ “Callum Smith outlasts Joshua Buatsi to kick off The Last Crescendo”. Boxing Scene (2025年2月23日). 2025年7月22日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ジョシュア・ブアツィ - 国際オリンピック委員会
- ジョシュア・ブアツィ - オリンピックチャンネル
- ジョシュア・ブアツィ - イギリスオリンピック委員会
- ジョシュア・ブアツィ - Olympedia
- ジョシュア・ブアツィ - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- ジョシュア・ブアツィ - BoxRec
| 暫定王座決定戦 対戦者 ウィリー・ハッチンソン |
WBO世界ライトヘビー級暫定王者 2024年9月21日 - 2025年2月22日 |
次暫定王者 カラム・スミス |
