パークタウン

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パークタウンは、日本の新興住宅地、建売住宅。

三菱地所が推進するプロジェクト名としてのパークタウン[編集]

日本住宅公団等が開発した大規模な宅地では「団地」「ニュータウン」の名称を使うことが多かったが、三菱地所は日本人が従来のニュータウン開発に抱いているイメージに対するアンチテーゼとして[1]1974年(昭和49年)9月に分譲のスタートを切った[2]宮城県泉市(現:仙台市泉区)の開発においてその名称を泉パークタウンに決定し、 敢えて「パークタウン」を提唱することとした[1]

これは、三菱地所のパークタウンが単に居住のスペースを区切って販売するのではなく、50年、100年経って真価のわかる住環境の想像でなければならないとの考えに基づいたもので[1]、以降の大規模不動産開発事業ではパークタウンの名称が用いられた。以下の8ヵ所がある。

北海道
宮城県
神奈川県
  • 金沢文庫パークタウン - 横浜市金沢区
  • 金沢文庫パークタウン望美台 - 横浜市金沢区
兵庫県
広島県

兼六ホームが推進するプロジェクト名としてのパークタウン[編集]

兼六ホームが手掛ける建売住宅の販売事業に付けられているプロジェクト名。

上記以外のパークタウン[編集]

岩手県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
富山県
  • 前沢パークタウン - 黒部市前沢字谷
静岡県
愛知県
大阪府
兵庫県
島根県
福岡県
  • 宗像キッズパークタウン桜 - 宗像市
  • 福岡千鳥パークタウン・千鳥パークタウン舞の里 - 古賀市
  • キッズパークタウンどんぐり - 遠賀郡岡垣町
大分県
  • パークタウン横尾台 - 大分市横尾

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 三菱地所株式会社社史編纂室編『丸の内百年のあゆみ 下巻 三菱地所社史』三菱地所、1993年。 

関連項目[編集]