ジャン=リュック・ルージェ
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獲得メダル | ||
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フランス | ||
柔道 | ||
世界柔道選手権 | ||
金 | 1975 ウィーン | 93 kg級 |
銀 | 1979 パリ | 95 kg超級 |
銅 | 1979 パリ | 無差別級 |
ヨーロッパ柔道選手権 | ||
金 | 1973 マドリード | 93 kg級 |
銀 | 1975 リヨン | 93 kg級 |
金 | 1977 ルートヴィヒスハーフェン | 95 kg超級 |
金 | 1979 ブリュッセル | 95 kg超級 |
金 | 1980 ウィーン | 95 kg級 |
ジャン=リュック・ルージェ(フランス語: Jean-Luc Rougé, 1949年5月30日- )は、フランスオー=ド=セーヌ県クリシー出身の柔道家。身長190 cm。体重93 kg[1]。1975年世界選手権中量級王者。
1961年世界選手権でのアントン・ヘーシンクの優勝を見て、柔道に目覚める[2]。 粟津正蔵に師事し、1975年大会でフランスの柔道家として初めて世界選手権で優勝を果たした[3]。この他、ヨーロッパ選手権でも4つの金メダルを獲得、フランス柔道選手権大会を12回優勝している[4]。しかしモントリオールオリンピックでは軽重量級10位、無差別5位、モスクワオリンピックでは軽重量級7位に終わるなどオリンピックではメダルを獲得できなかった[1]。2019年1月までに柔道九段を取得[4]。
1987年よりフランス柔道柔術剣道及び関連武道連盟の専務理事[5]、2005年2月より会長を務めている[6]。2011年、IJF事務総長に就任[4][7]。別表記ジョンルック・ルージェ[5]。
評価
[編集]ベルナール・チュルーヤンによると彼は山下泰裕と3回対戦し、一度も勝てなかったが山下の128 kgに対して103 kgと体重差があり、山下との対戦でも震えなかった彼には勝機があったと評価している[8]。
脚注
[編集]- ^ a b Jean-Luc Rougé Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
- ^ “近代柔道(2010年10月号) News&Topics -東京五輪無差別優勝のヘーシンク氏死去-”. ベースボール・マガジン社. (2010年9月22日)
- ^ AWAZUの柔道50年[リンク切れ] 読売新聞 2008年4月21日
- ^ a b c “Jean-Luc ROUGÉ IJF General Secretary”. スイス・ローザンヌ: 国際柔道連盟 (2019年1月3日). 2019年11月10日閲覧。
- ^ a b 嘉納行光、川村禎三、中村良三、醍醐敏郎、竹内善徳『柔道大事典』佐藤宣践(監修)、アテネ書房、日本(原著1999年11月21日)。ISBN 4871522059。「フランス柔道連盟」
- ^ 柔道大国・フランスの実態を探る 濱田初幸 鹿屋体育大学紀要第34号 2006年
- ^ “International Judo Federation Executive Committee”. 2011年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月9日閲覧。
- ^ フランス柔道指導・講演の新聞記事 柔道教育ソリダリティ 2007年04月18日
外部リンク
[編集]- ジャン=リュック・ルージェ - JudoInside.com のプロフィール