Parallels Desktop for Mac

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Parallels Desktop for Mac
開発元 パラレルス
最新版 9.0.2 / 2012年6月19日
対応OS Mac OS X
種別 仮想マシン
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Parallels Desktop
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Parallels Desktop for Macは、パラレルスが開発しているIntel Mac用の仮想マシン環境ソフトウェアである。日本国内では、株式会社ラネクシーが販売をおこなっている。

概要[編集]

Windowsシリーズ、LinuxFreeBSD等がいくつも同時に起動できる。ちなみに、Parallels Toolsと呼ばれる各種ドライバ群をインストールする事でよりいっそう快適に利用することができる。最新版ではBoot Campパーティションからの起動、ドラッグ&ドロップによる簡単なファイル共有(フォルダ共有も可能)、Coherenceモードを搭載しており、ハードウェア面ではMacに内蔵されているiSightUSB、そしてDVDドライブをサポートしている。バージョン5からはDirectXWindows Aeroをサポートし、Windows 7に対応している。

黎明期は、未完成な部分を搭載し発展途上なソフトウェアであったが、バージョン2.xから3.0へ、3.0から4.0へとメジャーアップデートがおこなわれるたびに大きく改善されてきている。 細かなアップデートは無償でおこなわれており、開発およびサポートは今後も継続するとパラレルス社は発表している。

特徴[編集]

Mac OS Xとのきわめて快適な平行利用[1]、シームレスなファイルの共有をはじめとして、Coherenceモードを使用すれば、Windows用アプリケーションのウィンドウとスタートメニューのみがMac OS Xのデスクトップ上に現れ(Windowsのデスクトップは隠れる)、あたかもMac OS X用アプリケーションとして使用できる[2]

また、上述のとおりBoot Campで作成したパーティションからWindowsを使うことも出来る(ただし、この方法はライセンス認証が頻繁に求められることがあるという欠点がある)。

なお、作成されたゲストOSのHDDイメージは実際より少し圧縮されている。ウィンドウのサイズ、すなわちバーチャルマシンの解像度は自由に変更することが出来る。

仮想マシンの新規作成[編集]

新規に作成する際にウィザードが立ち上がり、以下の三種類から仮想マシン作成方法を選べる。

  • Windows Express
  • Typical
  • Custom

Windows ExpressではWindows XPWindows Vistaが、TypicalやCustomを選ぶ事で全てのサポートOSが利用出来る。利用可能なOSの一覧は下記の通り。ここではWindows Expressを例にとり説明する。

簡易なウィザードであるので、手間取る事は先ずないが順を追うと次のようになる。

  • まずOSをXPとVistaから選ぶ。
  • 次にプロダクトキーとユーザー名等を入力する。プロダクトキーは後でも構わない。
  • 次に仮想マシンの名前を決める。ここで、HDDのイメージを作成する場所をオプションとして指定出来、外付けHDDも指定可能である。
  • 最後にインストールCD/DVDをドライブに挿入するか、ISO imageファイルを選択する。デフォルトは前者である。

後は通常のWindows OSのインストール方法と遜色はなく、OSのインストール・セットアップ後に、Parallels Toolsをインストールすれば全ての機能が利用出来る。

利用可能なOS[編集]

全ての対応OS用にParallels Toolsが提供されているわけではない。 その他の〜とあるOSでも、正常に動作するものもある。

Windows[編集]

Mac OS X[編集]

Linux[編集]

  • Red Hat Enterprise Linux
  • Red Hat Enterprise Server 3
  • SUSE Enterprise Linux
  • SUSE Enterprise Server 9
  • Debian GNU/Linux
  • Red Hat Linux
  • Fedora Linux
  • CentOS Linux(4.0より対応)
  • OpenSUSE Linux(4.0より対応)
  • Mandriva Linux
  • Xandros Linux
  • Ubuntu Linux
  • その他のLinux kernel 2.4系OS
  • その他のLinux kernel 2.6系OS
  • その他のLinux

FreeBSD[編集]

  • FreeBSD 4.x
  • FreeBSD 5.x
  • FreeBSD 6.x
  • FreeBSD 7.x(4.0より対応)
  • その他のFreeBSD

OS/2[編集]

  • OS/2 Warp 3
  • OS/2 Warp 4
  • OS/2 Warp 4.5
  • eComStation 1.1
  • eComStation 1.2
  • その他のOS/2

Solaris[編集]

  • Solaris 10
  • Solaris 11
  • その他のSolaris

MS-DOS[編集]

  • MS-DOS 6.22
  • その他のMS-DOS


その他系列のOS[編集]

理論上は起動可能な物で、どのOSにも当てはまらないもの。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ [1]
  2. ^ [2]