セカンドパーティー
セカンドパーティー(Second Party)は、テレビゲーム業界において、プラットフォームホルダーが発売するゲームソフトの企画・開発をする外部の企業群のこと。
元々任天堂が提唱した言葉で、サードパーティーからの造語である。2013年現在でも任天堂による使用例がある[1]。
ソフトの売り上げを計上する際、こちらはファーストパーティーと合計して計上することが多い[2]。
なお、SCE系の企業ではサテライトカンパニーという名称をつかっている[3]。
主なセカンドパーティー
- 任天堂系
- インテリジェントシステムズ
- キャメロット
- ゲームフリーク 任天堂と共同でポケモンシリーズの権利を所有しているが、資本関係はない。
- ハル研究所
- 1-UPスタジオ(旧称:ブラウニーブラウン)
- ソラ
- モノリスソフト
- レトロスタジオ
- グレッゾ
- ジニアス・ソノリティ
- エヌディーキューブ
- Next Level Games
- 日本コロムビア(A&R本部ゲーム制作部)
- マイクロソフト系
- Epic Games
- レア - かつては任天堂の子会社だったが、2002年9月以降マイクロソフトの子会社になった[4]。
- ベセスダ・ソフトワークス 2020年9月に買収されセカンドパーティーになったものの、独立性は一部維持される[5]。
- Ninja Theory
かつてセカンドパーティーだった企業
- 任天堂系
- パックスソフトニカ
- アルファドリーム
- シリコンナイツ
- ファクター5
- クリエイティヴ・コア(旧:TDKコア。ゲーム事業は日本コロムビアへ譲渡)
- セガ(後のセガゲームス)系
- シムス
- ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ
- セガ・ロッソ
- アミューズメントヴィジョン
- スマイルビット
- セガワウ
- SEGA-AM2 - セガに吸収されたのち、2015年4月1日付けでセガ・インタラクティブが承継。
- ソニックチーム - セガに吸収されたのち、2015年4月1日付けでセガゲームスが承継。
- デジタルレックス
- ヒットメーカー
- バンダイ系
- バンプレスト - 2008年4月1日付けでバンダイナムコゲームス(後のバンダイナムコエンターテインメント)に吸収されている。
脚注
- ^ “2013年1月31日(木)経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会”. 任天堂公式サイト 株主・投資家向け情報 IRライブラリー. 2013年1月31日閲覧。
- ^ 例えばgame watch 2008年9月5日の記事など
- ^ “インタビュー 日野 晃博さん”. PlayStation.com(Japan)|PS World. 2011年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年9月29日閲覧。
- ^ 任天堂がレア社の株式をマイクロソフトに売却
- ^ “ベセスダはマイクロソフトに買収された後も半独立で運営を続ける”. IGN Japan (2020年9月24日). 2020年9月26日閲覧。