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高部

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康熙字典 214 部首
骨部 高部 髟部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

高部こうぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では189番目に置かれる(10画の3番目、亥集の3番目)。

概要

高い楼閣

「高」字は高い様、すなわち基準となる地平から垂直上方に距離が離れていることを表す。また、その距離の尺度である高さを意味する。さらに引伸して、年齢や地位・度合が高いこと、高尚・高貴である様を表す。

甲骨文など古文字は高い楼閣の形に象っており、高い建築物から引伸して高いの意味が生じたと考えられる。

偏旁としては「稿」や「膏」のようにカウといった音を表す声符として使われることがほとんどであり、高いことに関する意符をもつ漢字は多くない。高部はこのような意符を構成要素に持つ少数の字を収める。

字体のデザイン差

」同様、印刷書体(明朝体)における「高」字の1画目には地域による差異がある。『康熙字典』はこれを短い縦棒とし、日本韓国はこれに従う。一方、中国新字形台湾国字標準字体香港常用字字形表ではこれを点画としている。

康熙字典
日本・韓国
台湾・香港・中国 はしご高

また日本では手書きにおいて「髙」という字体が使われることがあり、これを「はしご高」(はしごだか)、標準字体の方を「くち高」(くちだか)と呼んでいる。

部首の通称

  • 日本:たかい
  • 韓国:높을고부(nopeul go bu、たかい高部)
  • 英米:Radical tall

部首字

例字

  • 高・
    • 3:、5:、8:、13:髞、18: