垂玉温泉
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垂玉温泉 | |
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2012年、後に金龍の滝 | |
温泉情報 | |
所在地 |
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座標 | 北緯32度51分45秒 東経131度2分8.5秒 / 北緯32.86250度 東経131.035694度座標: 北緯32度51分45秒 東経131度2分8.5秒 / 北緯32.86250度 東経131.035694度 |
交通 | 鉄道 : 南阿蘇鉄道高森線長陽駅よりタクシー約15分 |
泉質 | 単純硫化水素泉 |
泉温(摂氏) | 52 °C |
外部リンク | 垂玉温泉山口旅館 |
垂玉温泉(たるたまおんせん)は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽にある温泉。阿蘇山の中央火口丘の西斜面を流れる垂玉川の脇にある。
泉質
- 単純硫化水素泉
温泉街
唯一の宿として、日本秘湯を守る会の会員である山口旅館があったが、日帰り入浴施設「瀧日和」としてオープンした。すぐ隣に地獄温泉があるが、源泉が異なるため別の温泉として扱われている。現在は宿泊することができない。
瀧日和(旧山口旅館)は、1ヶ所の内湯と2ヶ所の露天風呂を持っている。
- 露天風呂(※ 改装前:山口旅館、改装後:瀧日和)
- (改装前)
- (改装後)
- かじかの湯 女性専用露天風呂。4種類の異なる浴槽がある。
- 天の湯 男性専用露天風呂。岩造りとなっている。
- 内湯
- (改装前)
- 天の湯 男女別。浴槽内に湯の花が多量に舞っている。
- (改装後)
- 燈の湯 男女別。渓谷の景色を楽しめる。
改装後は、貸切風呂が3つ設置された。
歴史
創業は江戸時代末期の文化年間。1907年(明治40年)には与謝野鉄幹、北原白秋、吉井勇、木下杢太郎、平野万里ら、紀行文「五足の靴」を記した5人が当温泉に宿泊している。
1986年までは湯治客向けの自炊部もあったが、その後は旅館部のみの営業であった。
2016年の熊本地震では、温泉に通じる国道325号阿蘇大橋が崩落したほか周辺道路に地割れが発生するなど、2017年時点では、関係者以外通行できなくなっており、また旅館建物への被害だけでなく、泉源が土砂崩れで埋まった。
2021年4月16日、5年の歳月を経て、日帰り入浴施設「瀧日和」としてリニューアルオープンした。
アクセス
- 鉄道 : 南阿蘇鉄道高森線長陽駅よりタクシーで約15分。
- 同線阿蘇下田城ふれあい温泉駅から乗合タクシー(要予約:400円/人)で約15分。