IND2番街線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2番街地下鉄から転送)
移動先: 案内検索
IND2番街線
IND2番街線計画ルート
IND2番街線計画ルート
基本情報
路線網 ニューヨーク市地下鉄
駅数 16
開業 2016年12月30日予定 (建設中)
運営者 ニューヨーク市交通局
路線諸元
軌間 1,435 mm
電化方式 直流 600V 第三軌条方式
テンプレートを表示
IND2番街線
留置線とブロンクス方面へ延伸の計画あり
IRTレキシントン・アベニュー線
125丁目駅 (計画中)
IRTレキシントン・アベニュー線
116丁目駅 (計画中)
116丁目駅 (計画中)
ここまで第1期区間
96丁目駅 (建設中)
86丁目駅 (建設中)
72丁目駅 (建設中)
63丁目線
BMTブロードウェイ線
55丁目駅 (計画中)
レキシントン・アベニュー-53丁目駅 INDクイーンズ・ブールバード線
42丁目駅 (計画中)
グランド・セントラル-42丁目駅 IRTフラッシング線
34丁目駅 (計画中)
23丁目駅 (計画中)
14丁目駅 (計画中)
3番街駅 BMTカナーシー線
ハウストン・ストリート駅
(計画中) バリアフリー・アクセス
2番街駅
IND6番街線
BMTナッソー・ストリート線
グランド・ストリート駅 (計画中)
チャタム・スクエア駅 (計画中)
シーポート駅 (計画中)
IND8番街線
ハノーバー・スクエア駅 (計画中)
ブルックリン方面へ延伸の計画あり

IND2番街線(-にばんがいせん、IND Second Avenue Line)はニューヨーク市地下鉄の一部を構成する、建設中の地下鉄路線である。2013年現在、3.2km(2マイル)のトンネルと3つのからなる第1期事業区間がマンハッタン区2番街(Second Avenue)の直下に建設中であり、2016年12月に完成が予定されている[1]。計画段階では2番街地下鉄(Second Avenue Subway)と呼ばれていた。

IND2番街線は1929年から時折建設事業が計画されてきた。事業開始と大抵は資金不足による中断が幾度かあったのち、最も新しく、かつ最も金銭的に堅実な建設計画が開始されたのは、2007年4月20日、メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ(MTA)によってスキアボーネ(Schiavone)・Shea・Skanska英語版からなる共同企業体 S3 にトンネル掘削請負が認められた時であった[2]。 この計画は準備的な建設作業と、AECOMアラップ(Arup)からなる共同企業体が完成させた最終的なトンネルの設計に従っている[3][4]。この事業の建設管理者はパーソンズ・ブリンカホフ社英語版である。この請負契約と、2007年11月に受理された連邦交通管理局英語版との間の正式な出資許可協定は、現存している63丁目線英語版[5]と2番街-96丁目英語版との間の新路線を建設する第1期事業のためのものである[6]。13.7キロメートル (8.5 mi)におよぶ路線全体の総事業費は最大で170億ドルになると予想されている[7]

IND2番街線の着工式典は2007年4月12日に開催され、同年4月23日に建設業者は初期工事の現場準備を96丁目で行った。当初、トンネルボーリングマシン(掘削機)は工事開始後6~8ヶ月で到着する予定であったが、実用的な配置転換と掘削でボーリングマシンの「推進空間」を造ることが必要とされたため、現場への配置は2010年5月にまで遅れた[6]。2010年5月までに、掘削機の推進空間が完成され、同年5月14日、MTAの工事請負業者は掘削機の導入と作動に成功した[8][9][10]2011年3月28日、共同事業体S3は65丁目への西側トンネルを完成させ、東側トンネルの掘削を開始した。同年9月22日、掘削機はレキシントン・アベニュー-63丁目駅の開口部までの掘削を完了した。2016年10月1日時点で第1期区間の97.2%が完工している。

この路線が多くの「偽の建設開始」と建設遅れを起こしてきた理由は多数あり、かつ複雑である。この路線は「時が忘れたあの路線」(The Line That Time Forgot)と呼ばれることもある[7][11]

参照[編集]

  1. ^ MTA releases Second Avenue subway images, says project on track NY Daily News, November 5, 2013
  2. ^ MTA Press Release March 20, 2007
  3. ^ Arup to design new Second Avenue Subway, New York”. Arup (2001年11月20日). 2009年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月9日閲覧。
  4. ^ Second Avenue Subway – Transport Consulting”. Arup. 2009年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月9日閲覧。
  5. ^ レキシントン街63丁目駅~57番街7丁目駅間。2013年現在定期列車の運行は無し。
  6. ^ a b Second Avenue Subway – A Status Report (PDF)”. 2009年8月2日閲覧。
  7. ^ a b Sargent, Greg (March 29, 2004). The Line That Time Forgot – Second Avenue Subway. Nymag.com. http://nymag.com/nymetro/news/features/n_10109/ 2009年8月2日閲覧。. 
  8. ^ " Blasting on Second Avenue”. thelaunchbox.blogspot.com. 2010年3月22日閲覧。
  9. ^ Siff, Andrew (2010年5月14日). “2nd Ave. Subway Tunnel Dig Begins”. WNBC. http://www.nbcnewyork.com/news/local-beat/2nd-Ave-Subway-Tunnel-Dig-Begins-93787364.html 2010年5月14日閲覧。 
  10. ^ “Tunneling Begins Under Second Avenue”. MTA. (2010年5月14日). オリジナル2012年8月17日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20120817181120/http://www.mta.info/news/stories/?story=63 2010年5月17日閲覧。 
  11. ^ The line that time forgot”. PlanNYC (2004年4月5日). 2009年8月2日閲覧。

外部リンク[編集]