コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅
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| 駅情報 | |||||||
| 住所 |
Stillwell Avenue & Surf Avenue Brooklyn, NY 11224 | ||||||
| 区 | ブルックリン区 | ||||||
| 地区 | コニーアイランド | ||||||
| 座標 | 北緯40度34分38.43秒 西経73度58分52.10秒 / 北緯40.5773417度 西経73.9811389度座標: 北緯40度34分38.43秒 西経73度58分52.10秒 / 北緯40.5773417度 西経73.9811389度 | ||||||
| ディビジョン | Bディビジョン(BMT/IND) | ||||||
| 路線 |
BMTブライトン線 INDカルバー線 BMTシー・ビーチ線 BMTウェスト・エンド線 | ||||||
| 運行系統 |
D F N Q | ||||||
| 接続 |
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| 構造 | 高架駅 | ||||||
| ホーム数 | 島式ホーム 4面 | ||||||
| 線路数 | 8線 | ||||||
| その他の情報 | |||||||
| 開業日 |
1918年12月23日(シー・ビーチ線、ウェスト・エンド線) 1919年5月29日(ブライトン線:公式開業日) 1920年5月1日(カルバー線) | ||||||
| 改築 | 2004年5月23日[1] | ||||||
| バリアフリー設備 |
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| 旧駅名/名称 |
コニー・アイランド・ターミナル駅 Coney Island Terminal | ||||||
| 利用状況 | |||||||
| 乗客数 (2014) | 4,980,140[2]人 | ||||||
| 順位 | 95位(421駅中) | ||||||
| 次の停車駅 | |||||||
| 北側の隣駅 |
西8丁目-ニューヨーク水族館駅 (ブライトン線/カルバー線): F 86丁目駅 (シー・ビーチ線各駅停車): N 59丁目駅 (シー・ビーチ線急行): 定期運行なし ベイ50丁目駅 (ウェスト・エンド線各駅停車): D ベイ・パークウェイ駅 (ウェスト・エンド線急行): 定期運行なし | ||||||
| 南側の隣駅 |
(終点): D | ||||||
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| 北側の隣駅 |
キングス・ハイウェイ駅 (ブライトン線経由): Q チャーチ・アベニュー駅 (カルバー線経由): F アトランティック・アベニュー-バークレイズ・センター駅 (シー・ビーチ線経由): N ベイ・パークウェイ駅 (ウェスト・エンド線経由): D | ||||||
| 南側の隣駅 |
(終点): D | ||||||
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コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅(コニー・アイランド-スティルウェル・アベニューえき、英: Coney Island–Stillwell Avenue)は、ブルックリン区コニー・アイランドのサーフ・アベニューとスティルウェル・アベニューの交差点北東に位置するニューヨーク市地下鉄BMTブライトン線、BMTシー・ビーチ線、BMTウェスト・エンド線、INDカルバー線の4路線が乗り入れる駅である。D系統、F系統、N系統、Q系統が終日発着する。
概要
[編集]コニー・アイランド・ターミナル駅(英: Coney Island Terminal)とも呼ばれる当駅は世界でも最大級の高架上交通ターミナルで、アメリカ合衆国で最もエネルギー効率の高い大量輸送施設でもある。 この大量輸送能力はコニー・アイランドがニューヨーク都市圏随一の夏季リゾート地であった頃に設計されたためで、ブルックリン区南部のすべての鉄道路線が集まり、また広がっている。
当駅はコニー・アイランドのスティルウェル・アベニューとサーフ・アベニューの角にあり、過去にはニューヨーク市地下鉄で最南端のターミナル駅だったウェスト・エンド・ターミナル駅が置かれていた(ただし、ニューヨーク市の交通システムで最南端の駅はスタテンアイランド鉄道のトッテンヴィル駅である)。島式ホーム4面8線を有し、地図上では南北両方から入線してくるが、路線呼称上はD系統、F系統、N系統およびQ系統の南端の駅となる。
さらに、BMTウェスト・エンド線とBMTシー・ビーチ線の線路が近くにあるコニーアイランド車両基地に繋がっている.
当駅はニューヨーク市警察34交通分署の拠点にもなっている。
歴史
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1919年、完全に再建されたニュー・ウエスト・エンド・ターミナルが高架構造上に建設され、コニーアイランドを終点とする旧蒸気鉄道各線のターミナル(ロングアイランド鉄道傘下のニューヨーク・アンド・マンハッタン・ビーチ鉄道以外)を統合した。「ウェスト・エンド」は駅名からなくなり、スティルウェル・アベニュー・ターミナル駅またはコニー・アイランド・ターミナル駅と呼ばれるようになった。駅名標はスティルウェル・アベニュー-コニー・アイランド駅となっていた。
ニューヨーク市都市計画委員会は1979年のレポートでコニー・アイランド地区にバスと地下鉄を自由に乗り換えられる施設を設けることを勧告し、コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅でのニューヨーク市バスB36系統・B74系統から地下鉄への乗り換えを提案した。この駅はニューヨーク市内で、かつて単一ゾーン内で直通急行バスサービスを提供していた唯一の駅であり、サービス廃止時にバスから地下鉄への無料乗換サービスが提供されなかったことが指摘された(対照的に、BMTカルバー線、BMTマートル・アベニュー線およびIRT3番街線では路線を廃止してバスに転換した)。無料の送迎サービスは、政府補助を受けた総工費2億ドルの新築アパートの満室稼働を促進し、ニューヨーク市教育局の統合にも寄与し、安定した中産階級の誘致に貢献するものとみなされた[3]。
1980年まで、州内の交通システムはほとんど修繕されておらず、コニー・アイランド・ターミナル駅も例外ではなかった。しかし1980年には再建計画が浮上した。デイリー・ニュース紙は、ターミナルが「明るく、新しく、開放的な外観」で生まれ変わり、システム内で連続溶接レールを導入する最初の駅の一つになると報じた[4]。
工事は2001年11月まで始まらなかったが、コニー・アイランド・ターミナル駅は完全に建て替えられて2004年5月23日に開業(このときは8線中6線のみ)した。竣工は2005年5月29日で、N系統が通常運用に戻り8線での営業が始まった。新たな入口棟が建設され、旧ターミナルを模したテラコッタの外壁には、復元されたBMTの看板やロゴが施された。塩水の影響と不十分な維持管理により深刻な腐食が進んだ旧鋼鉄・コンクリート構造の駅舎は、新たなインフラに置き換えられた。その特徴は、サン・ラザール駅などのヨーロッパの壮大な鉄道駅を彷彿とさせるアーチ状の天井を持つ、高くそびえる屋根である。屋根には太陽光発電パネルが設置され、ショットA.G.製の薄膜モジュール2,800枚で構成され、76,000平方フィート(7,100平方メートル)の面積を覆っている。太陽光パネルシステムの定格出力は約210kWpで、年間25万kW時の発電量を生み出し、駅の電力需要を相殺するために利用可能であるため、これは米国最大の再生可能エネルギー対応の大量輸送駅とされた。メインターミナルと屋根は、グラナイト・ハルマー・コンストラクションとスキアヴォーネ・コンストラクションの合弁事業によって建設された。ポータルビルはバーテックス・エンジニアリング・サービスによって建設された[5]。
2010年5月には各ホームに電子化された出発表示盤が設置された。
2024年12月22日、駅停車中の車両内で、ホームレスの女性が衣服に放火され死亡した。容疑者の男性は不法入国者であり[6]、ニューヨークが抱える問題が複雑に絡み合った事件として注目された[7]。
駅構造
[編集]| 3F | 跨線橋 | ホーム間連絡通路 |
| 2F ホーム階 |
1番線 | ← (運行なし:59丁目駅) |
| 島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く | ||
| 2番線 | ← (運行なし:59丁目駅) | |
| 3番線 | | |
| 島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く | ||
| 4番線 | | |
| 5番線 | | |
| 島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く | ||
| 6番線 | | |
| 7番線 | ← (運行なし:ベイ・パークウェイ駅) | |
| 島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く | ||
| 8番線 | ← (運行なし:ベイ・パークウェイ駅) | |
| 1F | 改札階 | 改札口、駅員詰所、メトロカード券売機 |
| G | 地上階 | 出入口、バスターミナル |
コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅は島式ホーム4面8線で、屋根上にはソーラーパネルが設置されている。1-4番線は駅南端にある5-8番線よりもやや高い位置にある。
運行
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| ベイ50丁目駅 (BMTウェスト・エンド線) |
86丁目駅 (BMTシー・ビーチ線) | ||
|---|---|---|---|
| 駅北側 | |||
各駅停車 D
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各駅停車 N
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| 駅構内 | |||
| 7番線・8番線 D |
5番線・6番線 F |
3番線・4番線 Q |
1番線・2番線 N |
| 駅東側 | |||
| 下層階 | 上層階 | ||
各駅停車
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各駅停車 Q
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| 西8丁目-ニューヨーク水族館駅 (INDカルバー線) |
西8丁目-ニューヨーク水族館駅 (BMTブライトン線) | ||
すべての路線で終点となってはいるが、線路南端に車止めが設けられているBMTウェスト・エンド線以外は南北どちらの方向にも向かうことができる。開業以来 終端駅として運用されているが、過去に少なくとも2回当駅を通り抜ける定期列車が運転されていた。
- BMT7系統 ブライトン-フランクリン・サービス(1924年-1952年、夏季・日曜日): BMTフランクリン・アベニュー線とBMTブライトン線を直通し、スティルウェル・アベニュー駅からマンハッタンを結んでいた。
- NX系統 シー・ビーチ・"スーパーエクスプレス"・サービス(1967年-1968年、ラッシュ時)
2006年には、何度かの週末に分けてBMTブライトン線のキングス・ハイウェイ駅以北を保線のため区間運休とした際に通し運転が行われている。
バスターミナル
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高架駅の下とスティルウェル・アベニューおよびマーメイド・アベニューにバスターミナルがあり、ニューヨーク市バスの4路線に簡単に乗り換えられるようになっている。また、駅の近くからもう1路線が利用できる。
| レーン | 路線 | 終着駅 |
|---|---|---|
| ノース・サイド | B68 | ウィンザー・テラス バーテル・プリチャード・スクエア |
| B82 |
スターレット・シティ ペンシルベニア・アベニュー&シービュー・アベニュー | |
| ステーション・エントランス | B74 | シー・ゲート 西37丁目&マーメイド・アベニュー |
| 降車のみ | ||
| スティルウェル・アベニュー & マーメイド・アベニュー (ウェスタン・サイド) |
B64 | ベイ・リッジ ショア・ロード & 71丁目 |
| スティルウェル・アベニュー & サーフ・アベニュー |
B36 | 西行: シー・ゲート 西37丁目 & サーフ・アベニュー |
| 東行: シープスヘッド・ベイ アベニュー・U & ノストランド・アベニュー | ||
地下鉄-バス間乗り換え
[編集]B36・B82系統バスとQ系統の乗り継ぎ遅延や待ち時間を削減するため、ニューヨーク市交通局は黄色の待機信号灯の運用を開始した。この信号灯はバス運転手に間もなく到着する列車を待つよう指示するもので、2014年3月10日からサーフ・アベニューとスティルウェル・アベニューの北東角、およびマーメイド・アベニュー・バスループで稼働している[8]。本システムは毎日午後11時から翌朝5時まで稼働する。
画像
[編集]-
コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅に入線したD系統の列車
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メインエントランスの全景
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駅の内装
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8番線ホーム。後ろにはパラシュート・ジャンプが見える。
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出発表示盤
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駅に停車する2両のR160B電車
出典
[編集]- ^ Matus, Paul. “The New BMT Coney Island Terminal”. The Third Rail Online. 2007年8月29日閲覧。
- ^ “Facts and Figures: Annual Subway Ridership”. Metropolitan Transportation Authority. 2015年4月26日閲覧。
- ^ The Bulletin, New York Division Electric Railroaders' Association, January 1987, page 5.
- ^ nycsubway.org—The Diamond Jubilee Brings Optimism
- ^ Chan, Sewell. “And Now for the Good News From the Subway System”. The New York Times. 2013年10月16日閲覧。
- ^ “米ニューヨーク地下鉄の車両内で女性が火をつけられ死亡、男性を殺人容疑で訴追”. BBC (2024年12月23日). 2025年1月1日閲覧。
- ^ “放火殺人が見せつけたホームレスと犯罪と移民問題、「精神衛生施設」と化す地下鉄 米NY市”. CNN (2024年12月30日). 2025年1月1日閲覧。
- ^ “Holding the Bus for Trains at Coney Island”. Metropolitan Transportation Authority (2014年3月7日). 2018年2月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- nycsubway.org – Station: Coney Island/Stillwell Avenue
- Station Reporter — D Train
- Station Reporter — F Train
- Station Reporter — N Train
- Station Reporter — Q Train
- The Subway Nut — Coney Island–Stillwell Avenue Pictures
- Brooklyn's New Coney Island Terminal (The Third Rail)
- Franklin–Nassau through service - ウェイバックマシン(2003年8月6日アーカイブ分) My Recollection
- MTA's Arts For Transit — Coney Island – Stillwell Avenue
- Surf Avenue entrance from Google Maps Street View
- Stillwell Avenue entrance from Google Maps Street View
- Mermaid Avenue entrance from Google Maps Street View
- Platforms from Google Maps Street View
- Historic American Engineering Record (HAER) No. NY-325, "Stillwell Avenue Station, Intersection of Stillwell & Surf Avenues, Brooklyn, Kings County, NY", 53 photos, 40 data pages, 6 photo caption pages
