高橋昌一郎

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高橋 昌一郎(たかはし しょういちろう、1959年2月 - )は、日本の哲学者・論理学者。國學院大學文学部教授。

略歴[編集]

青山学院大学、お茶の水女子大学、上智大学、多摩大学、東京大学、東京医療保健大学、東京女子大学、日本大学、放送大学、山梨医科大学、立教大学にて兼任・非常勤講師を歴任。

論理学、科学哲学、ディベート論、コミュニケーション論、限界論、クルト・ゲーデルなどについて著書・論文がある。

The Association for Symbolic Logic、The Philosophy of Science Association、日本哲学会、日本科学哲学会、日本認知科学会、日本文藝家協会会員。1991年、天文学者寿岳潤、物理学者大槻義彦らと Japan Skeptics を設立し運営委員、2006年より副会長・ジャーナル編集委員長。1996年より情報文化研究会会長。

著書[編集]

単著
  • 『Modern Logic』 Eishinsha 1992.4
  • 『ゲーデルの哲学――不完全性定理と神の存在論』 講談社 現代新書 1999.8
  • 『科学哲学のすすめ』 丸善 2002.1
  • 『哲学ディベート――〈倫理〉を〈論理〉する』 日本放送出版協会 NHKブックス 2007.11
  • 『理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性』 講談社 現代新書 2008.6
  • 『知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性』 講談社 現代新書 2010.4
  • 『東大生の論理――「理性」をめぐる教室』 筑摩書房 ちくま新書 2010.12
  • 『感性の限界――不合理性・不自由性・不条理性』 講談社 現代新書 2012.4
  • 『小林秀雄の哲学』 朝日新聞出版 朝日新書 2013.9
  • 『ノイマン・ゲーデル・チューリング』 筑摩書房 筑摩選書 2014.10
  • 『反オカルト論』 光文社 光文社新書 2016.9
共著
  • 林晋(編)『パラドックス!』 日本評論社 2000.7
  • 樺山紘一・坂部恵・古井由吉・山田慶児・養老孟司・米沢富美子(共編)『環境と人間』 岩波書店 2000.11
監修
  • 『コミュニケーション論』 情報文化研究会 2003.4
  • 『絵解きパラドックス』 ニュートンプレス 2014.4

訳書[編集]

単訳
  • レイモンド・スマリヤン『哲学ファンタジー』 丸善 1995.4
  • レイモンド・スマリヤン『ゲーデルの不完全性定理』 丸善 1996.7
  • レイモンド・スマリヤン『天才スマリヤンのパラドックス人生――ゲーデルもピアノもマジックもチェスもジョークも』 講談社 2004.11
  • レイモンド・スマリヤン(文庫版)『哲学ファンタジー――パズル・パラドックス・ロジック』 筑摩書房 ちくま学芸文庫 2013.7
監訳
  • レイモンド・スマリヤン(川辺治之訳)『記号論理学――一般化と記号化』 丸善 2013.1
  • レイモンド・スマリヤン(村上祐子訳)『数理論理学――述語論理と完全性定理』 丸善 2014.11

事典[編集]

  • 飯高茂・松本幸夫(監修)『数学英和小事典』 講談社 1999.9 [基礎論担当編集委員]
  • 北川高嗣・須藤修・西垣通・濱田純一・吉見俊哉・米本昌平(共編)『情報学事典』 弘文堂 2002.6 [項目担当]
  • ロバート・キャロル(編著)『懐疑論者の事典』上・下巻 楽工社 2008.10 [日本語版編集委員]

雑誌[編集]

  • 「科学と疑似科学の論理」『科学朝日』(朝日新聞社)第51巻第5号, pp.24-27, 1991.5
  • 「科学する精神」『スカイウオッチャー』(立風書房)第10巻第5号, pp.54-55, 1992.5 [寿岳潤氏と対談]
  • 「ゲーデルの不完全性定理と自意識」『IMAGO』(青土社)第4巻第10号, pp.236-237, 1993.9
  • 「小林秀雄の論理」『日本思想史』(ぺりかん社)第42号, pp.26-39, 1993.10
  • 「宇宙はなぜ宇宙であるか」『月刊現代』(講談社)第27巻第12号, pp.270-281, 1993.12 [佐藤勝彦氏・寿岳潤氏と対談]
  • 「不完全性定理から現代論理学へ」『科学朝日』(朝日新聞社)第54巻第3号, pp.20-25, 1994.3
  • 「ゲーデルの哲学」『本』(講談社)第19巻第8号,pp.46-48, 1994.8
  • 「ゲーデルとヴィトゲンシュタイン」『創文』(創文社)第359号, pp.18-21, 1994.10
  • 「ゲーデルと『白雪姫』」『國學院雑誌』(國學院大學)第97巻第8号, pp.28-29, 1996.8
  • 「ゲーデル・ウイルス・ゴン」『本』(講談社)第24巻第9号, pp.17-19, 1999.9
  • 「腹芸」『月刊現代』(講談社)第34巻第2号, pp.370-371, 2000.2
  • 「科学哲学の必要性」『物理教育』(日本物理教育学会)第50巻第2号, pp.103-107, 2002.5
  • 「エピメニデスのパラドックス/ゼノンのパラドックス/カントールの集合論/ラッセルのパラドックス」『数学教育』(明治図書)第43巻第11号, pp.71-86, 2002.12
  • 「科学はなぜ嫌われるのか――科学哲学の復興」『談:神を演じる科学――知と進化』(たばこ総合研究センター)第69号, pp.99-121, 2003.9
  • 「科学・技術と哲学を結ぶ学者」『ネイチャーインターフェイス』(ウェアラブル環境情報ネット推進機構)第5巻第2号, pp.70-71, 2005.6 [インタビュー]
  • 「クルト・ゲーデル:数学基礎論における幾つかの基本的定理とその帰結」『現代思想:総特集 ゲーデル』(青土社)第35巻第3号, pp.8-27, 2007.2 [全訳・解題]
  • 「ゲーデルとアメリカン・フットボール」『現代思想』(青土社), 第35巻第4号, p.246, 2007.3
  • 「シンポジウム『理性の限界』の懇親会」『本』(講談社)第33巻第7号, pp.41-43, 2008.7
  • 「思考の迷宮――パラドックス」『NEWTON』(ニュートンプレス)第31巻第1号, pp.68-79, 2011.1 [取材協力]
  • 「パラドックスに挑戦」『別冊NEWTON――数学パズル論理パラドックス』(ニュートンプレス), pp.110-141, 2011.4 [取材協力]
  • 「理性主義を超えて――思考停止からの出発」『談:理性の限界――今、科学を問うこと』(たばこ総合研究センター)第91号, pp.69-92, 2011.7
  • 「決定論と非決定論の絶妙なバランス」『別冊NEWTON――未来は決まっているか』(ニュートンプレス), pp.134-137, 2011.9
  • 「論理あっての閃き――哲学ディベートから新しい発想が生まれる」『MOKU』(MOKU出版)第237号, pp.68-75, 2011.12 [インタビュー]
  • 「限界シリーズ完結!」『本』(講談社)第37巻第5号, pp.54-56, 2012.5
  • 「アラン・チューリング:計算機械と知性」『現代思想:総特集 チューリング』(青土社)第40巻第14号, pp.8-38, 2012.11 [全訳・解題]
  • 「チューリングの悲劇」『すばる』(集英社)第35巻第1号, pp.64-65, 2013.1
  • 「ジョン・フォン・ノイマン:数学者」『現代思想:総特集 フォン・ノイマン』(青土社)第41巻第10号, pp.10-24, 2013.7 [全訳・解題]
  • 「フォン・ノイマンの哲学」『國學院雑誌』(國學院大學)第114巻第11号, pp.44-54, 2014.11
  • 「『美しいセオリー』シンポジウム開幕!」『現代思想:総特集 知のトップランナー50人の美しいセオリー』(青土社)第45巻第5号, pp.200-204, 2017.3

連載[編集]

  • 「科学哲学のすすめ」『パリティ』(丸善)第15巻第8号〜第16巻第8号, 2000.8-2001.8 [連載全12回]
  • 「反オカルト論」『週刊新潮』(新潮社)第60巻第1号〜第61巻第17号, 2015.1.1-2016.4.28 [連載全66回]
  • 「20世紀大論争!」『小説宝石』(光文社)第49巻第10号~, 2016.10- [連載中]

外部リンク[編集]