高根沢町
たかねざわまち 高根沢町 | |
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国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 栃木県 |
郡 | 塩谷郡 |
市町村コード | 09386-6 |
法人番号 | 9000020093866 |
面積 |
70.87km2 |
総人口 |
28,527人 [編集] (推計人口、2024年6月1日) |
人口密度 | 403人/km2 |
隣接自治体 |
宇都宮市・さくら市・ 那須烏山市・市貝町・芳賀町 |
町の木 | イチョウ |
町の花 | アヤメ |
町の鳥 | ヒバリ |
高根沢町役場 | |
町長 | 加藤公博 |
所在地 |
〒329-1292 栃木県塩谷郡高根沢町大字石末2053 |
外部リンク | 高根沢町 |
ウィキプロジェクト |
高根沢町(たかねざわまち)は、栃木県中央東部に位置し、塩谷郡に属する町である。
地理
平地が多く、町の西側は鬼怒川を挟んで宇都宮市(旧河内町)に隣接しており、丘陵地帯が住宅地になっている。北はさくら市、南は芳賀町に接する。国道4号線沿いと中央から東側一帯に田園が広がる。町域は東西に約10 km 、南北に約11 km 。総面積70.9 km²の約60%を農地が占めている。
歴史
高根沢の地名の由来には,高原山のすそ野(根)にある沢から来た説と、14世紀後半に上高根沢の権現山地域で、このあたりを治めていた高根沢新右衛門藤原兼吉の名が地名になったという説がある。
沿革
- 1889年4月1日 - 阿久津村(あくつむら)、北高根沢村(きたたかねざわむら)、熟田村(にいたむら)が発足。
- 1953年4月1日 - 阿久津村が町制施行、阿久津町となる。
- 1954年3月31日 - 熟田村が分村合併し、一部が北高根沢村に、残りは氏家町に合併する。
- 1958年4月1日 - 阿久津町・北高根沢村が合併、高根沢町となる。
- 1959年3月31日 - 高根沢町の一部(上阿久津)が氏家町に編入。
人口
高根沢町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
- 町長:高橋克法(1998年から)
経済
産業
町の基幹産業は稲作を中心とする農業であったが、昭和50年代から誘致企業の立地が進み、平成8年にはソフトリサーチパーク情報の森とちぎが完成して大きく様変わりしつつあり、人と自然、緑とハイテク『人・緑・元気』をキーワードとして、農工商の調和の取れた産業振興を目指している。
2006年宝積寺駅東側に建築家隈研吾設計の「ちょっ蔵館」が完成(2007年東口完成、2008年4月西口完成)。その大谷石を再生し新たな息吹を注いだ地元の歴史を生かした造りである。また、この舗装には籾殻舗装を使用している。そして、落成イベントや毎年のイベントとなる『ちょっ蔵フェスタ』には模擬店への呼びかけを行い、使い捨て容器を使用しない仕掛けを行うなど、環境に配慮した事業展開を試みている。 2010年10月末日をもって麒麟麦酒栃木工場が閉鎖。
- 米(コシヒカリ)商品名:したつづみ
- たばこ
- 麦
- 苺
- 梨
- 麒麟麦酒栃木工場(2010年10月閉鎖)
- 本田技研工業高根沢工場(1990年5月 - 2004年4月)
- テイ・エス テック技術センター
- 株式会社ケーヒン栃木開発センター
- 日信工業栃木技術センター
- ジーテクトC&C栃木
- ホンダロックR&Dセンター栃木
- 砂部工業団地
- TKC高根沢事業所
- マニー高根沢工場
- タイガースポリマー栃木工場
地域
教育
高等学校
中学校
- 高根沢町立阿久津中学校
- 高根沢町立北高根沢中学校
小学校
上高根沢小学校では、2010年4月から通常の通学区域にかかわらず、町全域からの通学が可能な 「小規模特認校制度」を実施
フリースクール
保育園・児童館
- 高根沢町立たから保育園
- 高根沢町立ひまわり保育園
- 高根沢町立にじいろ保育園
- 高根沢町立のびのび保育園
- 児童館みんなのひろば(町立)
- 児童館きのこのもり(町立)
- 空と大地保育園(私立)
- こばと保育園(私立)
- 陽だまり保育園(私立)
幼稚園
- 高根沢第二幼稚園(私立)
- 親和幼稚園(私立)
学童保育
- 阿久津小学校学童クラブ
- 西小学校学童クラブ
- 東小学校学童クラブ
- 北小学校学童クラブ
- 中央小学校学童クラブ
- 上高根沢小学校学童クラブ
子育て支援施設
- 子育て支援センターれんげそう
- ファミリーサポートセンター(町立・2011年10月開設)
いずれも にじいろ保育園敷地内
生涯学習施設
- 農村環境改善センター
- 町民ホール
- 宝積寺タウンセンター
- 高根沢町図書館(中央館・仁井田分館・上高根沢分館)/公民館
- 仁井田地区コミュニティセンター
- 上高根沢コミュニティーセンター
- 歴史民俗資料館
- エコ・ハウスたかねざわ(環境学習施設)
体育施設
- 町民広場(野球場・陸上競技場・弓道場・軟式テニスコート・相撲場・農業者トレーニングセンター(体育館))
- 石末運動場(サッカー・ソフトボール場)
- 情報の森テニスコート
- 武道館(柔道場・剣道場)
- 仁井田体育館(アリーナ・スカッシュコート・卓球)
- キリン体育館/運動場
町の特色
有機肥料を作る。というコンセプトを基にした生ごみ堆肥化施設『土づくりセンター』を平成11年に完成。平成12年に建設した『びれっじセンター』において土づくりセンターで作られた土、『たんたんくん』を使った安全で美味しい『地産地消』の作物づくりを行い、循環型社会を目指している。また、土は提携水田や希望農業者の畑等に使用し、そこから出来る米や野菜を学校給食で使用したり、農協の農産物直売所にて販売されている。
町の地域振興の核となる『高根沢町元気あっぷむら』では温泉が沸き、農産物直売所が賑わいをみせている。西南端は皇室の食料を生産している広々とした御料牧場(宮内庁)がある。
西の宇都宮市(旧河内町)との境に流れる鬼怒川の河川敷では『鬼怒グリーンパーク』(栃木県)があり、休日は親子連れ、コスモスの季節には観光客で賑わう。
環境学習施設『エコ・ハウスたかねざわ』を中核としたリサイクルの動きも活発化し、給食センターにて出る廃油を燃料としたバイオエタノールで走る車を給食運搬車として走らせているなど環境に対する多くの試みがなされている。
商業面では、麒麟麦酒栃木工場、ティ・エス・テック株式会社(技術センター)、マニー株式会社高根沢工場、システムソリューションセンター栃木(略称:SSCT)などを擁し、環境保全に高い基準をおいた企業誘致を行い、商業・農業のバランスが取れた住環境を目指している。
町立 図書館 が分館を含め、町内に3館ある。蔵書数・約23万2千点、年間貸出率は町民一人当たり16.2点(2003年3月31日現在)と年々増加傾向にある。
ふるさとづくり事業
コミュニティ活動の中心となる各地区の集会施設や地区公民館等の整備や活用に努め、また住民活動の中から生まれてきたまちづくり活動に行政が積極的に関わりをもつ「行政参加型のまちづくり」を展開することにより"only one"のまちづくりを目指す。
交通
鉄道路線
道路
- 一般国道
- 県道(主要地方道)
- 一般県道
バス
- 東野交通
- デマンド交通システム「たんたん号」(委託事業)
- 2009年9月まで東野交通により運行されていた宇都宮東武-宝積寺-杉山線の路線廃止に伴い翌2009年10月より運行開始された[1]。