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走部

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康熙字典 214 部首
赤部 走部 足部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

走部(そうぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では156番目に置かれる(7画の10番目、酉集の10番目)。

「走」字は走ることを意味する。人が両肩を振り動かして走るさまに象る「夭」と足の形に象る「」を組みあわせた会意文字である。他に走るの意味を表す字に「奔」字があるが、「奔」が緊急の用事に急かされて走るの対し、「走」は主体的に走ることを表す。また「走」字には、逃げる、赴く・行く、使い走りの下僕といった意味がある。

なお現代中国語では、「走」字は行くの意味で使われ、走るの意味を表すのには「」字が用いられる。

偏旁の意符としては道を進むことに関することを示すが、多くはそのときの脚の動作に関する動詞および状態に関する形容詞を作る。このとき主として左から下にかかるの位置に置かれ、半包囲構造を作る。

走部はこのような意符を構成要素にもつ漢字を収める。

部首の通称

  • 日本:はしる・そうにょう
  • 中国:走字底
  • 韓国:달릴주부(dallil ju bu、はしる走部)
  • 英米:Radical run

部首字

例字

    • 2:赴・(赳3)、3:起、5:越・超・趁、7:趙、8:趣、10:趨