豊橋市図書館

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Japanese Map symbol (Library) w.svg 豊橋市図書館【全体用】
Toyohashi City Library
施設情報
専門分野 総合
管理運営 豊橋市
開館 1913年(大正2年)1月15日[1][2]
ISIL JP-1001931
統計情報
蔵書数 1,003,918冊 (2017年3月31日時点)
条例 豊橋市図書館条例
公式サイト www.library.toyohashi.aichi.jp
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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豊橋市図書館(とよはししとしょかん、英称:Toyohashi City Library)は、愛知県豊橋市にある市立図書館である[1][2]

羽根井町にある豊橋市中央図書館、向山大池町にある豊橋市向山図書館、大清水町にある豊橋市大清水図書館の3館と地区市民館などにある74の分室(ネットワーク館8館含む)からなる。

※ネットワーク館:分室のうち石巻・青陵・南部・二川・北部・牟呂の各地区市民館、豊橋市こども未来館「ここにこ」及びアイプラザ豊橋の8館は、図書館コンピューターシステムを設置し、中央図書館・向山図書館・大清水図書館の同一貸出券で貸出・返却・予約ができ、OPAC(専用端末)で全蔵書の検索ができる[3]

沿革[編集]

1912年(明治45年)4月1日に愛知県下で初の市立図書館として創立し、1913年(大正2年)1月15日に[1][2]、現在の豊橋市立松葉小学校に近い[1]花田町字守下[2]に開館したのが始まりである[1]

開館時には1回2銭の閲覧料が必要で、図書館法が施行されるまでは有料で運営されていた[1]

1936年(昭和11年)に西八町に、1967年(昭和42年)には向山大池町の豊橋市民文化会館内に、1983年(昭和58年)に羽根井町と移転を繰り返した[2]

この間の1960年(昭和35年)には、自動車文庫の名称で移動図書館事業が豊橋婦人会連絡協議会によって開始しており、市民参加型での事業展開にも早くから取り組んでいる[2]

この事業が始まった時点では、豊橋駅の西側には市の文化施設がなかったことから、自動車文庫の活動により市内西部でも図書館活動を展開できる形となった[2]

中央図書館、向山図書館大清水図書館を中心に、74か所の地区・校区市民館等の図書室(分室)が図書館網として管理運営されている。蔵書数は100万冊(2017年度)。

現在、3つ目の地域図書館として「まちなか図書館(仮称)」の整備計画が進められている。

年表[編集]

  • 1912年(明治45年) - 市立図書館の設置が県より認可(創立の日)
  • 1913年(大正 2年) - 花田町守下で開館[2]
  • 1936年(昭和11年) - 西八町に移転[2]
  • 1945年(昭和20年) - 6月に戦災のため休館、10月より再開。
  • 1949年(昭和24年) - 館外貸出開始。
  • 1951年(昭和26年) - 図書館法の施行にともない閲覧無料化。
  • 1960年(昭和35年) - 自動車文庫(移動図書館)を開始[2]
  • 1967年(昭和42年) - 向山大池町の「豊橋市民文化会館」内に移転[2]
  • 1974年(昭和49年) - 市民館への図書配本開始。
  • 1983年(昭和58年) - 羽根井町に移転[2]。館外奉仕部門は移転せず配本センターとなる。
  • 1983年(昭和58年) - コンピュータシステム稼動。
  • 1984年(昭和59年) - 配本センター貸出室開設(豊橋市民文化会館内)
  • 1999年(平成11年) - ホームページ開設
  • 2005年(平成17年) - 石巻・二川・南稜地区市民館とコンピュータネットワーク化、電子情報コーナー開設
  • 2015年(平成27年) - 大清水町に分館として大清水図書館開館。配本センターは向山図書館に名称を変更
  • 2016年(平成28年) - 「食道楽 豊橋版」刊行(再版)。facebooアカウント設置。 「片身のスズキ 豊橋の民話」刊行(再版)。

中央図書館[編集]

Japanese Map symbol (Library) w.svg 豊橋市立中央図書館
Toyohashi City Central Library ac (9).jpg
豊橋市中央図書館
施設情報
事業主体 豊橋市
延床面積 5,655.32[4] m2
開館 昭和58年2月23日
所在地 441-8025
愛知県豊橋市羽根井町48番地
位置 北緯34度45分14.46秒 東経137度22分33.86秒 / 北緯34.7540167度 東経137.3760722度 / 34.7540167; 137.3760722
ISIL JP-1001931
統計情報
蔵書数 674,947冊 (2017年3月31日時点)
公式サイト www.library.toyohashi.aichi.jp
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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  • 開館時間:火~金曜日 午前9時30分~午後7時、土日祝日 午前9時30分~午後5時
  • 休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、毎月第4金曜日(図書整理日、祝日の場合はその前日)、年末年始(12月29日~1月3日)、その他
  • 通常、貸し出し冊数は1人10冊まで、貸し出し期間は15日以内である。ただし、図書館の都合やイベントによっては一時的に変更される場合がある。
  • 本の貸し出し予約、図書館間相互貸借サービスも行っている。
  • 団体貸し出し、学校貸し出しも行っている。
  • 開架書架に約19万冊、閉架書架に約48万冊の蔵書がある。

個人文庫[編集]

  • 羽田八幡宮(はだはちまんぶんぐう)文庫
    1848年(嘉永元年)、渥美郡羽田村の羽田八幡宮境内に羽田野敬雄が開設した。2014年(平成26年)現在、9500冊を所蔵している。
  • 司(つかさ)文庫
    1974年(昭和49年)11月1日、司忠の寄付により図書館内に洋書文庫を開設した。開館当時は9296冊。毎年多額の寄付などが継続的に寄贈され、蔵書はさらに充実している。
  • 橋良(はしら)文庫
    1983年設立。教師・郷土史家の近藤恒次による。
  • 瓦北(がほく)文庫
    1991年設立。薬種商・郷土史家の豊田珍比古による。
  • 安井(やすい)文庫
    1998年設立。医師・郷土史家の安井廣による。
  • 岩瀬正雄(いわせまさお)現代詩文庫
    2000年設立。詩人の岩瀬正雄による。
  • 良寛(りょうかん)文庫
    2003年設立。教師・郷土史家の白井保による。
  • 丸山薫文庫
    2003年設立。詩人の丸山薫による。
  • 横田(よこた)文庫
    2010年設立。実業家・郷土史家の横田正吾による。
  • 神野太郎(かみのたろう)コレクション
    1963年寄贈。中部瓦斯社長で豊橋市名誉市民の神野太郎による。


向山図書館[編集]

Japanese Map symbol (Library) w.svg 向山図書館
Toyohashi Cultural Hall.JPG
向山大池から見た豊橋市民文化会館
施設情報
正式名称 豊橋市向山図書館
専門分野 総合
管理運営 豊橋市
延床面積 766 m2
開館 1984年(大正2年)4月12日
所在地 440-0862
愛知県豊橋市向山大池町20番地の1
ISIL JP-1001931
統計情報
蔵書数 267,948冊(分室を含む) (2017年3月31日時点)
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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向山図書館は、愛知県豊橋市向山大池町にある豊橋市民文化会館内に設置された分館である。2015年(平成27年)、大清水図書館の開館に合わせて配本センターから向山図書館に名称が変更された。貸出券は他の図書館と共通で使うことができる。


大清水図書館[編集]

Japanese Map symbol (Library) w.svg 大清水図書館
Toyohashi Minakuru ac (1).jpg
大清水図書館が入居する「ミナクル」(2016年11月)
施設情報
正式名称 豊橋市大清水図書館
専門分野 総合
管理運営 豊橋市
延床面積 1,118.13 m2
開館 2015年(平成27年)4月4日
所在地 441-8133
愛知県豊橋市大清水町彦坂10番地の7
ISIL JP-1001931
統計情報
蔵書数 61,023冊 (2017年3月31日時点)
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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大清水図書館は、愛知県豊橋市大清水町にある大清水まなび交流館(ミナクル)内に設置された分館である。2015年(平成27年)の同館のオープンと共に開設された。貸出券は他の図書館と共通で使うことができる。

まちなか図書館(仮称)[編集]

豊橋市は現在、駅前大通二丁目地区の民間主導による市街地再開発事業で建設される再開発ビル内にまちなか図書館(仮称)の整備を進めている。まちなか図書館(仮称)は、分館として2021年度(平成33年度)中に開館予定、蔵書数は、10万冊程度(開架を基本)としている。


分室[編集]

ネットワーク館[編集]

分室のうち図書館コンピューターシステムを設置し、中央図書館・向山図書館・大清水図書館の同一貸出券で貸出・返却・予約ができ、OPAC(専用端末)で全蔵書の検索ができる[3]

2018年4月現在以下8館

非ネットワーク館[編集]


出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 高石昌良(2014年1月16日). “大型パネルで100年の歴史紹介 豊橋市中央図書館で回顧展 現在4代目、開設時は閲覧有料”. 東愛知新聞 (東愛知新聞社)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 安藤聡(2014年1月16日). “豊橋市図書館100年の思い出 記念誌刊行で編集委員座談会”. 東愛知新聞 (東愛知新聞社)
  3. ^ a b 豊橋市図書館『図書館要覧 (平成29年度)』豊橋市図書館、2017年
  4. ^ 平成25年度 図書館要覧 P1 - P16 (PDF)”. 豊橋市図書館. 2014年1月29日閲覧。
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参考文献[編集]

  • 豊橋市図書館『図書館要覧 (平成29年度)』豊橋市図書館、2017年
  • 豊橋市図書館100周年記念誌編集委員会『豊橋市図書館100年のあゆみ-豊橋市図書館100周年記念誌‐』豊橋市図書館、2014年
  • 豊橋市『とよはしの歴史』豊橋市、1996年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]