OPAC

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OPAC(オパック・オーパック Online Public Access Catalog)とは図書館において公共利用に供されるオンライン蔵書目録のことである。

概要[編集]

図書館において蔵書目録の作成は必須の作業でありかつては「図書目録カード」と呼ばれる書誌情報・所在情報を記載した紙のカードを書名順、著者名順、件名別に並べカードボックスに収めていた。この目録カードによる書誌情報・所在情報の蓄積ならびに検索機能を電子化し、かつネットワークにより公開して一般利用を可能にしたものがOPACである。

その研究は1970年代より始まり1980年代に本格的に実用化し現在では殆どの公共図書館、大学図書館で導入されている。OPACによりそれまでのカード目録では不可能であった多彩な検索が可能になり、また大学図書館については旧学術情報センター(現:国立情報学研究所)によるNACSIS Webcatにより大学間の横断検索が可能になるなど利用者の利便性が大きく向上した。

その一方で、研究開発の途上において以下に挙げるような問題が先送りされた。

  • 外字問題(単純に文字種の不足の問題を含む)
  • 新旧JIS問題(開発時期や導入システムによる文字コード系の違いを含む)
  • 漢籍目録の脱落(漢籍目録を編める図書館員が不足している問題を含む)
  • 非日本語資料のOPAC化
  • データ形式の違いにより図書館間横断検索システムの構築が困難

これらは現在も未解決のままである。

外部リンク[編集]