紀元前353年
| 世紀 | 前5世紀 - 前4世紀 - 前3世紀 |
|---|---|
| 十年紀 |
前370年代 前360年代 前350年代 前340年代 前330年代 |
| 年 |
前356年 前355年 前354年 紀元前353年 前352年 前351年 前350年 |
紀元前353年（きげんぜん353ねん）は、ローマ暦の年である。
当時は、「ペティクスとポプリコラが共和政ローマ執政官に就任した年」として知られていた（もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元401年）。紀年法として西暦（キリスト紀元）がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前353年と表記されるのが一般的となった。
他の紀年法[編集]
できごと[編集]
ペルシア帝国[編集]
ギリシア[編集]
- フォキス勢が北上して、テッサリアを脅かした。マケドニア王ピリッポス2世は、南進する機会をうかがっていた。
- 黒海に面したギリシアの植民都市ヘラクレアの僭主クレアルコス (Clearchus of Heraclea) が、12年間の統治の末に、キオン (Chion of Heraclea) に率いられた一部の市民たちによって殺害された。襲撃した者の多くは、その場で護衛たちによって殺され、捕らえられた者たちも結局処刑された。短期間のうちに、クレアルコスの兄弟であったサテュロスが実権を握り、新たな僭主となった。
中国[編集]
- 斉の威王が田忌を趙の救援に向かわせた。
- 桂陵の戦いにおいて、兵家孫臏の献策により、斉が魏を破った（囲魏救趙）。
- 韓が東周を攻撃し、陵観と廩丘を奪った。
- 楚で昭奚恤が令尹（宰相）となった。
- 宋の景善と衛の公孫倉が斉軍と合流し、魏の襄陵を包囲した。
誕生[編集]
「Category:紀元前353年生」も参照
死去[編集]
「Category:紀元前353年没」も参照
- ヘラクレアのクレアルコス - ヘラクレア・ポンティカの僭主（暗殺）（紀元前401年ころ生）
- イフィクラテース - アテナイの将軍（紀元前418年ころ生）
- マウソロス - カリア王、アケメネス朝ペルシア帝国のサトラップ（太守）
- 魯の共公
脚注[編集]
注釈
出典
