「ホークスタウン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m カテゴリの一部変更
編集の要約なし
67行目: 67行目:
|特記事項=
|特記事項=
}}
}}
'''ホークスタウン'''(Hawks Town)は、[[福岡県]][[福岡市]][[中央区 (福岡市)|中央区]]地行浜に所在する、[[日本野球機構|プロ野球]][[パシフィック・リーグ]]・[[福岡ソフトバンクホークス]]の本拠地[[福岡ドーム]](福岡 ヤフオク!ドーム)を核とする、[[街]]をイメージした[[複合商業施設]]である。運営・管理会社は'''株式会社ホークスタウン'''。同社は[[シンガポール]]政府系列の投資会社[[シンガポール政府投資公社|GIC]]リアルエステートの傘下にある。
'''ホークスタウン'''(Hawks Town)は、[[福岡県]][[福岡市]][[中央区 (福岡市)|中央区]]地行浜に所在する、[[日本野球機構|プロ野球]][[パシフィック・リーグ]]・[[福岡ソフトバンクホークス]]の本拠地[[福岡ドーム]](福岡 [[Yahoo!オークション|ヤフオク!]]ドーム)を核とする、[[街]]をイメージした[[複合商業施設]]である。運営・管理会社は'''株式会社ホークスタウン'''。同社は[[シンガポール]]政府系列の[[投資会社]][[シンガポール政府投資公社|GIC]]リアルエステートの傘下にある。


ホークスのマスコットキャラクターである[[ホークファミリー]]は、ホークスタウンに住んでいるという設定になっている。
ホークスのマスコットキャラクターである[[ホークファミリー]]は、ホークスタウンに住んでいるという設定になっている。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
[[1988年]]秋、[[大阪府]][[大阪市]]の[[大阪スタヂアム|大阪球場]]に本拠地を置き、[[南海電気鉄道]]をオーナー企業としていたプロ野球球団「南海ホークス」の経営権を当時の流通大手企業[[ダイエー]]が買収、翌[[1989年]]から本拠地を福岡市の[[平和台野球場]]に移転し、チーム名を「福岡ダイエーホークス」とした。ダイエーはホークスの福岡移転と同時に、市内中央区地行浜の埋立地で大規模な商業施設の開発を行う計画を発表した。ホークスの新たな本拠地として使用する「スポーツドーム」、屋内[[遊園地]]などを有する「アミューズメントドーム」、そしてこの2つのドームの間に[[ホテル#種類・形態|リゾートホテル]]を建設するという一大プロジェクトだった。当時は「ツインドーム計画」と呼ばれ、福岡ドーム開業前に設立された運営会社の社名も「ツインドームシティ」を名乗っていた。
[[1988年]]秋、[[大阪府]][[大阪市]]の[[大阪スタヂアム|大阪球場]]に本拠地を置き、[[南海電気鉄道]]をオーナー企業としていたプロ野球球団「南海ホークス」の経営権を当時の流通大手企業[[ダイエー]]が買収、翌[[1989年]]から本拠地を[[福岡市]]の[[平和台野球場]]に移転し、チーム名を「[[福岡ダイエーホークス]]」とした。ダイエーはホークスの福岡移転と同時に、市内[[中央区 (福岡市)|中央区]]地行浜の[[埋立地]]で大規模な商業施設の開発を行う計画を発表した。ホークスの新たな本拠地として使用する「スポーツドーム」、屋内[[遊園地]]などを有する「アミューズメントドーム」、そしてこの2つのドームの間に[[ホテル#種類・形態|リゾートホテル]]を建設するという一大プロジェクトだった。当時は「ツインドーム計画」と呼ばれ、福岡ドーム開業前に設立された運営会社の社名も「ツインドームシティ」を名乗っていた。


こうして整備が着々と進められ、福岡ドームは1993年に開場。隣接する[[ヒルトン福岡シーホーク|シーホークホテル&リゾート]]も[[1995年]]に開業し、これら施設群は「ホークスタウン」と銘打たれた。しかしこの間に[[バブル景気#バブル崩壊|バブル経済が崩壊]]し、この煽りを受けてダイエーグループも深刻な経営不振に陥ったため、3つ目の施設として予定されていたアミューズメントドームの計画は事実上頓挫。予定地には代替策として[[ショッピングセンター|ショッピングモール]]を整備することとなり、[[2000年]]春に「ホークスタウンモール」がオープンした。
こうして整備が着々と進められ、福岡ドームは1993年に開場。隣接する[[ヒルトン福岡シーホーク|シーホークホテル&リゾート]]も[[1995年]]に開業し、これら施設群は「ホークスタウン」と銘打たれた。しかしこの間に[[バブル景気#バブル崩壊|バブル経済が崩壊]]し、この煽りを受けてダイエーグループも深刻な経営不振に陥ったため、3つ目の施設として予定されていたアミューズメントドームの計画は事実上頓挫。予定地には代替策として[[ショッピングセンター|ショッピングモール]]を整備することとなり、[[2000年]]春に「ホークスタウンモール」がオープンした。


だが、その後もダイエーグループの経営悪化はより深刻化。多額の[[有利子負債]]が経営を圧迫しつつあった。特にダイエーが福岡で主力事業としていたホークス、福岡ドーム、シーホークホテルの3事業は多額の負債を抱えていたことから「福岡三点セット」と揶揄され、地元政財界の支援や外資企業への売却が取り沙汰されるなど、しばしば俎上に載せられることとなった。自力での経営再建を目指していたダイエーは[[1999年]]に[[高塚猛]]を招き、この福岡3事業の経営再建を託した。果たして経営方針の転換や積極的な地域密着策などが奏功し、業績は好転。またホークスも同年、南海時代の[[1973年]]以来26年ぶりとなるリーグ優勝を果たし、[[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]も制して35年ぶりの日本一に輝いた。
だが、その後もダイエーグループの経営悪化はより深刻化。多額の[[有利子負債]]が経営を圧迫しつつあった。特にダイエーが福岡で主力事業としていたホークス、福岡ドーム、シーホークホテルの3事業は多額の負債を抱えていたことから「福岡三点セット」と揶揄され、地元政財界の支援や外資企業への売却が取り沙汰されるなど、しばしば俎上に載せられることとなった。自力での経営再建を目指していたダイエーは[[1999年]]に[[高塚猛]]を招き、この福岡3事業の経営再建を託した。果たして経営方針の転換や積極的な地域密着策などが奏功し、業績は好転。またホークスも同年、南海時代の[[1973年]]以来26年ぶりとなるリーグ優勝を果たし、[[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]も制して[[1999年の野球|35年ぶりの日本一]]に輝いた。


[[2004年]]、別々の会社が行っていた管理・運営と施設の所有を1社にまとめた上で、ダイエーから、[[コロニー・キャピタル]]の関連会社によって設立された[[特別目的事業体|特別目的会社]]であるコロニー福岡有限会社<!--本店所在地:[[東京都]][[千代田区]][[丸の内]]2丁目。-->に売却された<ref>{{PDFlink|[http://www.daiei.jp/newsrelease/2003/1202b/newsrelease.pdf 福岡事業の再編について]}} - ダイエー ニュースリリース 2003年12月2日</ref>。高塚は役員に留まったものの、在任中ホークスタウンを私物化し社内外にさまざまな軋轢を生み、同年秋には女性社員への強制わいせつ容疑で逮捕という形で3事業から追われる身となる。
[[2004年]]、別々の会社が行っていた管理・運営と施設の所有を1社にまとめた上で、ダイエーから、[[コロニー・キャピタル]]の関連会社によって設立された[[特別目的事業体|特別目的会社]]であるコロニー福岡有限会社<!--本店所在地:[[東京都]][[千代田区]][[丸の内]]2丁目。-->に売却された<ref>{{PDFlink|[http://www.daiei.jp/newsrelease/2003/1202b/newsrelease.pdf 福岡事業の再編について]}} - ダイエー ニュースリリース 2003年12月2日</ref>。高塚は役員に留まったものの、在任中ホークスタウンを私物化し社内外にさまざまな軋轢を生み、同年秋には女性社員への[[強制わいせつ]]容疑で逮捕という形で3事業から追われる身となる。


同年10月13日、ダイエーが自主再建を断念し、[[産業再生機構]]による再建支援が決まったのに伴い、球団の経営権は[[ソフトバンク]]に売却された。またソフトバンクは福岡ドームの[[2005年]]シーズンから20年間の使用契約を締結し、ドームの興行権もコロニー福岡から買収。一時は「球団売却の場合はホークスの本拠地移転の可能性あり」などと噂されたものの、これにより福岡ソフトバンクホークスは引き続き、福岡ドーム(その後[[命名権]]導入により呼称を「福岡Yahoo! JAPANドーム」→「福岡 ヤフオク!ドーム」に変更)を本拠地として使用することが決まった。なお「Hawks TOWN」の[[ロゴタイプ]]は福岡ダイエーホークスの球団ロゴのデザインを踏襲しており、球団がソフトバンクとなりロゴを変更してからも、ダイエー時代のロゴをそのまま使用している。
同年10月13日、ダイエーが自主再建を断念し、[[産業再生機構]]による再建支援が決まったのに伴い、球団の経営権は[[ソフトバンク]]に売却された。またソフトバンクは福岡ドームの[[2005年]]シーズンから20年間の使用契約を締結し、ドームの興行権もコロニー福岡から買収。一時は「球団売却の場合はホークスの本拠地移転の可能性あり」などと噂されたものの、これにより福岡ソフトバンクホークスは引き続き、福岡ドーム(その後[[命名権]]導入により呼称を「福岡Yahoo! JAPANドーム」→「福岡 ヤフオク!ドーム」に変更)を本拠地として使用することが決まった。なお「Hawks TOWN」の[[ロゴタイプ]]は福岡ダイエーホークスの球団ロゴのデザインを踏襲しており、球団がソフトバンクとなりロゴを変更してからも、ダイエー時代のロゴをそのまま使用している。<ref>ソフトバンク時代のロゴタイプは[[大文字]]の[[ローマン体]]で"HAWKS"であるのに対し、当Hawksロゴは[[アラビア数字]]の"1"に近い形状の[[セリフ]]付きで"H"のみ大文字、他は[[小文字]]である。</ref>


2005年秋には、ショッピングモールを拡張しグランドオープンした。
2005年秋には、ショッピングモールを拡張しグランドオープンした。

2015年3月17日 (火) 15:32時点における版

株式会社ホークスタウン
Hawks Town Co.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
810-8650
福岡県福岡市中央区地行浜二丁目2番3号 ヒルトン福岡シーホーク
設立 1989年7月15日
(株式会社福岡ダイエー・リアル・エステート)
業種 サービス業
法人番号 4290001009982 ウィキデータを編集
事業内容 ヒルトン福岡シーホークおよびホークスタウンモールの管理・運営
代表者 井川英治(代表取締役社長
資本金 8,000万円
(2010年2月28日時点)
売上高 115億円
(2010年2月期)
純利益 △3,100万円
(2010年2月期)
純資産 7億6,800万円
(2010年2月28日時点)
総資産 60億1,400万円
(2010年2月28日時点)
従業員数 800人
決算期 2月末日
主要株主 GICリアルエステート
外部リンク http://www.hawkstown.com
特記事項:2004年4月1日に現商号へ商号変更
テンプレートを表示
ホークスタウン特定目的会社
種類 特定目的会社
本社所在地 日本の旗 日本
105-7110
東京都港区東新橋一丁目5番2号汐留シティセンター10階
業種 サービス業
法人番号 4290001009982 ウィキデータを編集
代表者 ケン・チャン・チェン・ウェイ(取締役、GICリアルエステート・インターナショナル・ジャパン株式会社代表取締役
フェリックス・チャン・ホウ・ワン(取締役)
資本金 特定資本: 56億円
優先資本: 161億2,700万円
(2010年3月31日時点)
純利益 21億6,400万円
(2010年3月期)
純資産 238億9,200万円
(2010年3月31日時点)
総資産 1,071億4,700万円
(2010年3月31日時点)
決算期 3月末日
テンプレートを表示

ホークスタウン(Hawks Town)は、福岡県福岡市中央区地行浜に所在する、プロ野球パシフィック・リーグ福岡ソフトバンクホークスの本拠地福岡ドーム(福岡 ヤフオク!ドーム)を核とする、をイメージした複合商業施設である。運営・管理会社は株式会社ホークスタウン。同社はシンガポール政府系列の投資会社GICリアルエステートの傘下にある。

ホークスのマスコットキャラクターであるホークファミリーは、ホークスタウンに住んでいるという設定になっている。

歴史

1988年秋、大阪府大阪市大阪球場に本拠地を置き、南海電気鉄道をオーナー企業としていたプロ野球球団「南海ホークス」の経営権を当時の流通大手企業ダイエーが買収、翌1989年から本拠地を福岡市平和台野球場に移転し、チーム名を「福岡ダイエーホークス」とした。ダイエーはホークスの福岡移転と同時に、市内中央区地行浜の埋立地で大規模な商業施設の開発を行う計画を発表した。ホークスの新たな本拠地として使用する「スポーツドーム」、屋内遊園地などを有する「アミューズメントドーム」、そしてこの2つのドームの間にリゾートホテルを建設するという一大プロジェクトだった。当時は「ツインドーム計画」と呼ばれ、福岡ドーム開業前に設立された運営会社の社名も「ツインドームシティ」を名乗っていた。

こうして整備が着々と進められ、福岡ドームは1993年に開場。隣接するシーホークホテル&リゾート1995年に開業し、これら施設群は「ホークスタウン」と銘打たれた。しかしこの間にバブル経済が崩壊し、この煽りを受けてダイエーグループも深刻な経営不振に陥ったため、3つ目の施設として予定されていたアミューズメントドームの計画は事実上頓挫。予定地には代替策としてショッピングモールを整備することとなり、2000年春に「ホークスタウンモール」がオープンした。

だが、その後もダイエーグループの経営悪化はより深刻化。多額の有利子負債が経営を圧迫しつつあった。特にダイエーが福岡で主力事業としていたホークス、福岡ドーム、シーホークホテルの3事業は多額の負債を抱えていたことから「福岡三点セット」と揶揄され、地元政財界の支援や外資企業への売却が取り沙汰されるなど、しばしば俎上に載せられることとなった。自力での経営再建を目指していたダイエーは1999年高塚猛を招き、この福岡3事業の経営再建を託した。果たして経営方針の転換や積極的な地域密着策などが奏功し、業績は好転。またホークスも同年、南海時代の1973年以来26年ぶりとなるリーグ優勝を果たし、日本シリーズも制して35年ぶりの日本一に輝いた。

2004年、別々の会社が行っていた管理・運営と施設の所有を1社にまとめた上で、ダイエーから、コロニー・キャピタルの関連会社によって設立された特別目的会社であるコロニー福岡有限会社に売却された[1]。高塚は役員に留まったものの、在任中ホークスタウンを私物化し社内外にさまざまな軋轢を生み、同年秋には女性社員への強制わいせつ容疑で逮捕という形で3事業から追われる身となる。

同年10月13日、ダイエーが自主再建を断念し、産業再生機構による再建支援が決まったのに伴い、球団の経営権はソフトバンクに売却された。またソフトバンクは福岡ドームの2005年シーズンから20年間の使用契約を締結し、ドームの興行権もコロニー福岡から買収。一時は「球団売却の場合はホークスの本拠地移転の可能性あり」などと噂されたものの、これにより福岡ソフトバンクホークスは引き続き、福岡ドーム(その後命名権導入により呼称を「福岡Yahoo! JAPANドーム」→「福岡 ヤフオク!ドーム」に変更)を本拠地として使用することが決まった。なお「Hawks TOWN」のロゴタイプは福岡ダイエーホークスの球団ロゴのデザインを踏襲しており、球団がソフトバンクとなりロゴを変更してからも、ダイエー時代のロゴをそのまま使用している。[2]

2005年秋には、ショッピングモールを拡張しグランドオープンした。

2007年春、株式会社ホークスタウンがコロニー福岡からシンガポール政府系列の投資会社・GICリアルエステートに売却され、2012年現在は同社の傘下にある。その後、2015年1月22日付で三菱地所株式会社が株式会社ホークスタウン及びホークスタウンモールを取得した。

沿革

  • 1989年平成元年)7月15日 - 株式会社福岡ダイエー・リアル・エステート (FDRE)(施設保有会社)を設立。
  • 1992年(平成4年)2月3日 - 株式会社ツインドームシティ(管理・運営など行う会社)設立。
  • 1993年(平成5年)4月2日 - 福岡ドーム開業。
  • 1995年(平成7年)4月28日 - シーホークホテル&リゾート開業。
  • 1998年(平成10年)
    • 温泉の掘削に成功。
    • 11月1日 - ツインドーム構想の見直しを受けて、株式会社ツインドームシティが株式会社福岡ドームに社名変更。
  • 2000年(平成12年)4月26日 - ホークスタウンモール開業。
  • 2003年(平成15年)12月2日 - ダイエーとコロニー・キャピタル系列のコロニー福岡が、福岡ドームとシーホークをコロニー福岡に売却する契約を締結。
  • 2004年(平成16年)3月31日 - 株式会社福岡ドームが会社分割にてホークスタウン運営・管理部門をFDREに承継・統合した[3]上で、FDREをコロニー福岡がダイエーから買収し経営権が移る。翌4月1日よりFDREは株式会社ホークスタウンに商号変更。なお、2005年に株式会社福岡ドームとともにダイエーにより清算された株式会社ホークスタウンは、1986年昭和61年)3月12日に設立された別の会社である。
  • 2005年(平成17年)
    • 1月28日 - 福岡ドームの営業業務を福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社に譲渡。
    • 2月25日 - 福岡ドームを「福岡Yahoo! Japanドーム」と改称。
    • 3月1日 - シーホークをJALホテルズに運営委託、「JALリゾートシーホークホテル福岡」と改称。
    • 11月16日 - ホークスタウンモール2が開業、これによりホークスタウンモールグランドオープン。
  • 2007年(平成19年)4月 - ホークスタウンの土地・建物と株式会社ホークスタウンの株式がコロニー福岡からGICリアルエステートに売却。
  • 2010年(平成22年)6月1日 - シーホークの運営委託先をヒルトン・ワールドワイドに変更。それに伴い「ヒルトン福岡シーホーク」と改称。
  • 2012年(平成24年)3月下旬 - 福岡ドームを外資系・GICリアルエステートから完全買収したことをソフトバンクグループが発表。ヒルトン福岡シーホークとホークスタウンモールは引き続きGICリアルエステートが所有。
  • 2013年(平成25年)2月1日 - 「福岡Yahoo! Japanドーム」を「福岡 ヤフオク!ドーム」に再改称。
  • 2015年(平成27年)1月22日 - 「株式会社ホークスタウン」及びモールを「三菱地所株式会社」がGICリアルエステートから取得。

主な施設

ホークスタウン遠景
ヒルトン福岡シーホーク(左)と福岡ドーム
ホークスタウンモール MALL1(福岡 ヤフオク!ドーム西側の大階段上より)
ホークスタウンモール MALL2 HKT48劇場
福岡ヤフオク! ドーム
1993年4月2日に「福岡ドーム」として開業。プロ野球・福岡ソフトバンクホークスのホーム球場。2005年2月25日より、命名権(ネーミングライツ)導入により福岡Yahoo! JAPANドームヤフードーム)と改称。2013年2月1日より福岡 ヤフオク!ドームヤフオクドーム)と再改称。
ヒルトン福岡シーホーク
1995年4月28日、シーホークホテル&リゾートとして開業したホテル。2005年3月1日より2010年5月31日まではJALホテルズに運営委託され、JALリゾートシーホークホテル福岡として営業されていた。2010年6月1日より運営委託先がヒルトン・ワールドワイドに変更され、ヒルトン福岡シーホークに名称変更された[4]
ホークスタウンモール
2000年4月26日にオープンしたショッピングモール。開業時からある西側の「MALL1」と、2005年11月16日にオープンした東側の「MALL2」の2棟から構成される。「MALL2」のテーマは「スポーツ&リゾートマインド」で、九州初となる屋内フットサル場や天然温泉を用いたスーパー銭湯も入居していたがいずれも閉店し、2011年11月26日にオープンしたAKB48の姉妹グループであるHKT48の専用劇場、HKT48劇場がメインテナントとなっている。床面積は約81,000。2010年4月19日から京阪グループ京阪流通システムズに運営が委託されている。その後、三菱地所(2015年1月)によるホークスタウンモールの取得により同年1月21日をもって京阪グループ京阪流通システムズへの運営委託は終了した。
出店テナントの詳細は公式サイト「ショップリスト」を参照。
MALL1
MALL2

施設構成

  • 床面積:約395,000m²
    • ドーム:176,000m²
    • ホテル:138,000m²(1,053室)
    • モール: 81,000m²

交通

脚注

  1. ^ 福岡事業の再編について (PDF) - ダイエー ニュースリリース 2003年12月2日
  2. ^ ソフトバンク時代のロゴタイプは大文字ローマン体で"HAWKS"であるのに対し、当Hawksロゴはアラビア数字の"1"に近い形状のセリフ付きで"H"のみ大文字、他は小文字である。
  3. ^ 株式会社福岡ダイエー・リアル・エステートの産業活力再生法に基づく経営資源再活用計画の認定について
  4. ^ (株)ホークスタウン2010年1月19日リリース「ホテル・ブランドの変更に関して」

関連項目

外部リンク