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==日本独自の形態のホテル==
==日本独自の形態のホテル==
=== 観光ホテル(リゾートホテル、温泉ホテル)===
=== リゾートホテル===
日本の観光地や[[温泉]]、高原などのリゾート地に立地する宿泊施設。大規模なものから、小規模のものまで存在する。家族連れや団体での利用を想定しており、靴を脱いでゆったりとした気分を味わってもらうため、[[畳]]敷きの和室の割合が多いホテル多く、洋室と和室を兼ねた和洋室が用意されていることもある。また、ほとんどの場合、館内に共同大浴場や場所によっては露天風呂を持っている。旅館との区別が曖昧であり、館内での浴衣、スリッパ履きが許容される場合が多い。ほとんどが旅館業法のホテル営業ではなく旅館営業である。
日本の観光地や[[温泉]]、高原などのリゾート地に立地する宿泊施設。大規模なものから、小規模のものまで存在する。家族連れや団体での利用を想定しており、靴を脱いでゆったりとした気分を味わってもらうため、[[畳]]敷きの和室を設けるホテル多く、洋室と和室を兼ねた和洋室が用意されていることもある。また、館内に共同大浴場や場所によっては露天風呂を持っている。旅館との区別が曖昧である。館内での浴衣、スリッパ履きが許容される場合が多い。また[[シングルルーム]]は極端に少なく、皆無というケースも多い。
ほとんどが旅館業法のホテル営業ではなく旅館営業である。


料金は、基本的に一泊二食で設定されている(夕食や朝食がセットになっている)のが特徴であり、時期によって大きく異なる。
料金は、他の業態のホテルでは見られない一泊二食で設定されている(夕食や朝食がセットになっている)こともあり、時期によって大きく異なる。
なお日本旅館がホテルの呼称を用いているケースも多い。


=== カプセルホテル ===
=== カプセルホテル ===

2006年5月30日 (火) 14:27時点における版

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ラスヴェガスのミラージュホテル
ワイキキのシェラトン・モアナ・サーフライダー
アムステルダムのアムステルホテル

ホテルHotel)とは、主に短期滞在の旅行者、ビジネス等出張者のための宿泊施設である。 法的には旅館業法に規定する旅館業のホテル営業、旅館営業、簡易宿泊所営業である。旅館業法のホテル営業は客室の形式は、洋式の宿泊施設でありベッドを備えた洋室の個室が基本となる。ただし名称制限がないため、法律上、旅館営業、簡易宿所営業であってもホテルと名乗る施設も多い。ある地域にはじめてホテル営業をする場合は国際ホテルという名称を使用する。 大型のホテルでは、結婚式場プールなどの設備を備える。目的に応じて、シティホテルやビジネスホテル、観光ホテル、リゾートホテルなど様々な形態がある。大富豪芸能人など、まれにホテルに居住する者もいる。

歴史的に植民地には植民地ホテルが作られ、準公的施設として利用された。

日本で最初のホテルは、1860年(万延元年)にオランダ人C・J・フフナーゲルが開いた「横浜ホテル」(レストランや酒場、ビリヤードを設置し、ボーイを置いていた。1866年に焼失)。現存する日本最古のホテルは、1873年明治6)に金谷善一郎が建てた「金谷カッテージ・イン(現在の日光金谷ホテル)」であると言われる。


ラスヴェガスの世界一の面積を誇るカジノ・ホテルMGMグランド


ホテルの形態

シティホテル

シティホテルの例(ヒルトン東京

都市の繁華街に立地する大型ホテル。いわゆる有名一流ホテルと称するものの多くは、これに入る。比較的規模が大きく、客室以外の宴会場やレストランプールスポーツジム、物販(小売テナントなどを有することが多く、結婚式ディナーショー、講演会、株主総会など宿泊以外のイベント法事などの利用にも対応できる。

客室タイプは、2人用であるツインルームが多く、客室の広さも比較的広く取られているため、エクストラ(追加)ベッドを搬入して3人で宿泊することも可能な場合がある(一般的に「エクストラツイン」と呼ばれる)。料金は、ビジネスホテルに比べ高めに設定されている(最近ではビジネスホテルとそれほど差がないところもある)。

日本においては、空室が増える昼間時間帯も上手に営業するデイユースというサービスプランを採用するホテルも多くなった。比較的割安になる場合があるので、カップルの休憩、ビジネスマンの仮眠に利用することも想定されている。ホテル側に問い合わせてみるとよい。

ビジネスホテル

都市の繁華街(日本の場合は最寄から徒歩10~15分程度までの場所)に立地する、主にビジネス客の宿泊を想定した、比較的小型で低料金のホテル。1泊5000円程度の施設が多い。大手企業が運営の場合、同一グループのチェーンホテルとして全国に展開されていることが多い。なお、日本におけるビジネスホテルという業態を考案し、最初に始めたのは邱永漢である。

料金を抑えるために、宿泊に特化した構造になっており、客室以外の付帯施設は最小限の機能にとどめられている。ホテルによっては、人件費節約の目的で、機械によるチェックイン/チェックアウト装置が導入されている場合もある。客室タイプは、一人用であるシングルルームが多い。さらに客室の広さも最小限に抑えてあることが多い。

近年は、客室からのブロードバンドインターネット接続が可能な施設や、海外のモーテルのように、おにぎりパン飲料程度の朝食を無料でつけるところが増えてきている。低料金実現のために経営効率を徹底的に高める手法は、「東横イン」のように身体障害者向け設備の排除などといった法令違反行為を引き起こしたりしていることもある。

海外におけるビジネスホテルは、エグゼクティブの使用を前提としたホテルを指すケースが一般的で、広々とした部屋に会議室等のビジネス設備や、フィットネスクラブなどが併設されているケースが多く、日本における一般的なシティホテルを指している。日本におけるビジネスホテルは、海外ではモーテルを指すケースが多い。

モーテル(モーターホテル、モーターイン)

日本では、車で入れる「ラブホテル」(後述)と同義。ラブホテルの多くが車で入ることができるため最近ではこの呼称はあまり使われない。

モーテルの元々の意味はアメリカ合衆国のような、自動車道路網が発達した広大な国で、自動車で旅行をする人を想定して設置された、セルフサービスを基本とするホテルである。日本でいう「ラブホテル」の意はない(英語版のMotel)。アメリカ国の意味で言うモーテルは、日本においては国道沿い・高速道路のインターチェンジ付近にある、日本におけるビジネスホテル(前述)に近いものである。アメリカの場合、ほとんどは高速道路(フリーウェイ)の出入り口周辺の町の郊外に立地しており、かなり小さな町にまで存在することも多く、地域の社会インフラの一つとなっている。

形態としては、日本の「ビジネスホテル」同様、大規模なチェーン店のものから、小規模のものまで存在する。セルフサービスで荷物の運搬を楽にするため、車を止めて、短い距離で客室にアクセスできる構造になっているのが特徴である。アメリカでは、平均的な料金が一部屋で一泊40~50ドル前後と比較的手ごろで、一部観光地などのハイシーズンを除き予約なしで利用できることから、非常にポピュラーな宿泊施設として定着しており、客層もビジネス客、男女のカップル、家族連れとさまざまである。

イメージ的には、大手チェーン店のものは日本の「ビジネスホテル」、個人経営に近い小規模なものは「旅館」「民宿」と近いが、客室は家族連れも想定したセミダブルベッドのツインルームが基本で、面積も日本の一流シティホテル並みの広さがある。

日本独自の形態のホテル

リゾートホテル

日本の観光地や温泉、高原などのリゾート地に立地する宿泊施設。大規模なものから、小規模のものまで存在する。家族連れや団体での利用を想定しており、靴を脱いでゆったりとした気分を味わってもらうため、敷きの和室を設けるホテルも多く、洋室と和室を兼ねた和洋室が用意されていることもある。また、館内に共同大浴場や場所によっては露天風呂を持っている。旅館との区別が曖昧である。館内での浴衣、スリッパ履きが許容される場合が多い。またシングルルームは極端に少なく、皆無というケースも多い。 ほとんどが旅館業法のホテル営業ではなく旅館営業である。

料金は、他の業態のホテルでは見られない一泊二食で設定されている(夕食や朝食がセットになっている)こともあり、時期によって大きく異なる。 なお日本旅館がホテルの呼称を用いているケースも多い。

カプセルホテル

カプセルホテル

カプセルホテルはカプセル状の簡易ベッドが提供される宿泊施設。旅館業法ではホテル営業ではなく簡易宿泊所営業になる。ほとんどは、ビジネスホテル同様、都市の繁華街に立地する。施設としては単独のもののほか、サウナ風呂店に併設されるケースも多く、大部屋の中にカプセルが積み重ねられた形態が多い。法的には簡易宿泊所に属する。

カプセル中の設備は、照明灯、換気扇、時計、ラジオ、小型テレビ(天井から吊される)が寝たまま操作できるよう、機能的に配置されている。寝具は、マットレスに毛布程度であるが、空調が効いているため不自由は無い。出入口は部屋の短辺側(足側)にある縦型と、長辺側にある横型が存在し、それぞれブラインドとカーテンで仕切られるようになっている。遮音性は全くないため、通路を歩く足音や目覚まし時計の音が響き、落ち着かないと感じる人もいる。カプセルにカギはないので、別にカギのかかるロッカーが用意されている。

利用客としては、終電車深夜バスを利用できず、宿泊を余儀なくされる場合に予約なしの飛び込み(ウォークイン)で利用するほか、ビジネス客がビジネスホテルが満室のため、やむを得ずカプセルホテルを利用する場合がある。また、諸外国にはこの様な形状のホテルが存在しないため、主に欧米の観光客が話のネタに宿泊するケースもある。

カプセルホテルは、男性専用のものが多いが、一部には女性専用フロアを設けているところもある。グループで利用することは想定していないので、フロアを男女別にしている。ホテルによっては、カプセルと通常の個室の両方の設備を持つところもある。

なお、このカプセルホテルを初めて設計したのは建築家として著名な黒川紀章氏である。1979年に大阪で開業した。1985年に開催されたつくば科学万博では、地域の宿泊施設の収容能力を超える観光客に対処するため応急的にカプセルホテルが建設され、テレビで紹介されたことがきっかけとなり認知度は高まった。

ラブホテル(ファッションホテル、ブティックホテル)

ラブホテルを参照。

高速道路のインターチェンジ周辺、幹線道路沿い、あるいは、駅近隣の特定地に立地しており、カップルでの利用を想定しているホテル。略称「ラブホ」。俗に「連れ込み宿」とも呼ばれ、自動車で向かうラブホテルのことを、初期には「モーテル」とも呼んだ。性交目的に利用することを想定しており、構造は一般的なホテルとはかなり異なる。

入り口に垂れ幕があったり、外部から見えにくくしていたり、内部も他の客や従業員にできるだけ会わずに入室できる工夫がしてある。客室も同じ部屋はほとんどなく、ベッドにも工夫が凝らしてあり、浴室なども豪華に作られている事が多い。客室は写真などで選べるシステムになっている。外部の看板も、派手なネオンサインが光っているのも特徴の一つ。

利用目的が、他のホテルと大きく異なる為、料金も宿泊のほか、「休憩」名目で2時間で○円というような体系があり、法的には風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(略称・風営法)の適用を受ける。このような形態のホテルは、香港台湾など他の一部のアジア諸国にも存在する。なお、ブティックホテルの呼称は、現在長野県知事を務める作家田中康夫が発案した。 しかしアメリカでのブティックホテルとは日本でいうデザイナーズホテルに相当する。

その他

これら以外にまんが喫茶が事実上簡易宿泊所としての機能も有している。

詳細についてはまんが喫茶を参照されたい。

ホテルの設備

電話回線

多くのホテルでは、客室に電話機が設置されている。しかし、この電話機は、一般家庭の固定電話と同様な使い方ができるものではない場合が多い。多くのホテルの場合、客室の電話機は内線電話であり、フロントとの連絡を主とした使い方がなされることを想定している。また、この電話機から一般の電話に対して発信をすることは可能であるが、逆に一般の電話から直接着信することは多くの場合は不可能である。ただし、ホテルの客室で外からの電話を受けたいときは、一旦ホテルの代表番号(フロント)に掛けてもらい、それから客室に転送してもらうことは可能である。こういう手続きが必要なのは、多くの場合その電話機ごとに電話番号が割り振られておらず、構内交換機を利用して電話を接続しているためである。

ホテル客室の電話機では、電話機の操作によって、特定の時刻に着信ベルを鳴らすモーニングコール機能が付いているものが普通である。

なお、一部のホテルでは、客室内の電話機に外部から直接掛けてもらうことが可能である。こういったフロントを通さない電話を直通電話と呼ぶ。一般的にはNTTのダイヤルイン契約によって1台ずつ電話番号を割り当てている場合が多いようだ。こういったサービスは、日本以外のホテルでは割と多くみられるが、日本では高級ホテルでもあまり存在しない。なお、ホテル紹介ページに「直通電話」という表記があっても、本物の直通電話ではない場合もあるので注意を要する。たとえば、紀国グランドホテルホテルニューグリーンプラザ(ほかページ下部のニューグリーンの同グループのホテル)のように、直通電話と書かれている場合であっても、部屋から外部に発信するときだけ直通という、一般のホテルの内線電話と変わりないものも存在する。このため、本物の直通電話かどうかは宿泊前に確認することが望ましい。

通話料は別途請求(多くは一般の通話料にホテル側のマージンが上乗せされている)される場合が多い。

電話回線を二つ以上設置している場合もある。一部では、通話料の安いIP電話を引き、国内の固定電話への通話料を無料としている施設もある。

インターネット回線

インターネット普及前までは、客室にモジュラージャックがあるホテルは数少なかったが、インターネットの普及に伴って、ダイヤルアップ接続用モジュラージャックを設置しているホテルが多くなっている。こういったホテルでは、モジュラージャックにパソコンモデムを接続して、ダイヤルアップ接続が可能である(注1)。ただし、一般家庭の電話回線と違って、発信番号を少し変える必要がある(多くの場合、0をダイヤルして外線に接続される)。また、一部のホテルではモデムで接続しやすいように、ラインチェンジャーを貸し出す場合もある。

近年では、ブロードバンド対応ホテルとして、有線無線LANを利用したインターネットへのアクセスが可能なホテルも増加しており、有線の場合はノートパソコンを持ち込んで客室のイーサネット端子に接続すれば、インターネットへのアクセスが可能となる(注2)。このような施設では、LANケーブルや無線LANカードの貸し出しもある。LANによるインターネットアクセスは無料で使用できる施設が多い。

  • 注1プロバイダへのアクセスポイント番号が、ナビダイヤルなどの形で全国共通番号などとして提供されている場合、ホテルによっては、客室の電話回線から特殊な番号へ発信できない場合があり、接続できない場合がある。
  • 注2電子メールは、加入プロバイダによっては、加入プロバイダ以外の他プロバイダからの接続の場合には利用できない場合がある。

一部のホテルでは、客室にインターネット用パソコンを設置している場合もあり、パソコンを持ち込まなくてもネットサーフィンやワープロが可能である。また、ロビーなどに共用インターネット用パソコンや、サイバープチアットステーションなどのコイン式インターネット端末(通常はワープロなどは不可能)を設置しているホテルも存在する。

ファクシミリ

ほとんどのホテルでは、客室にFAXは設置されていない。ただし大多数のホテルではフロントでFAXの送受信サービスを行なっており、フロントに依頼すれば送受信が可能である。なお、送信が可能でも受信が不可能なホテルもある。

一部のホテルでは、客室にFAXが備え付けられていたり、客室にFAXを貸し出すサービスがあったりする。この場合は客室での送受信が可能である。たとえばホテルオークラでは一部のルームで実施されているなど、一部の高級ホテルでこういったサービスが行なわれている。

なお、大手ホテル予約サイト楽天トラベル内に掲載されているホテルの「部屋設備・備品」欄に、「ファックス」や「ファックス(一部)」と記載されている例が多く見られるが、実際にはほとんど客室に設置されていない。また同様に、「部屋設備・備品」欄に「ファックス(貸出)」と記載されていても、実際に客室への貸し出しサービスがあるホテルはほとんどないので、宿泊の検討時には電話確認するなど注意をすべきである。

パソコン通信やインターネットダイヤルアップ接続用にモジュラージャックを設置しているホテルの場合、そこに客が持参したFAXを接続すれば、送信のみ可能な場合も多いようだ。

聴覚障害者に対するバリアフリーの観点からも、客室でのFAXの利用が可能であることは利点となる。

テレビ

通常の放送(当地のNHK民間放送NHK-BS1/2)のほか、CNNBBCなどの海外の放送や一般映画アダルトビデオが視聴できるテレビ受像機を持つ施設が多い。通常の放送は無料であるが、映画の視聴は有料である(一般的に「ペイテレビ」と呼ばれる)。有料放送の古くは100円硬貨を投入し、VTR・レーザーディスクで放映されるアダルト作品を視聴する形式であったが、チェックアウト時に精算する方式に変わり、プリペイドカードを購入して視聴する方式が現在は主流となっている。放映する作品も衛星(CS)放送となっているが、今後はビデオ・オン・デマンド方式が伸びて行くものと思われる。

トイレ・浴室

ホテルの多くの客室では、トイレ・浴室が備え付けてある。旅館は大浴場のみの場合も多い。温泉ホテルも、大浴場がメインの浴室となっていることが多い。

なお、浴室は欧米式のトイレと浴室が一体になった様式が多く、防水カーテンを引かずに入浴、シャワーなどをすると浴室内の床に浸水する場合がある。浸水し、他室に漏れるようなことがあると、賠償料金を請求される場合もあるので注意が必要である。シャワーブースが別にしつらえていたり、ビデが用意されているケースも多い。

その他

※一例

販売用の飲み物のほか、外部で購入した飲み物などを冷やせる普通の冷蔵庫もある。また古くからのシティホテルの場合、冷蔵庫から飲み物を抜き取った直後に販売がカウントされる(そのまま戻してもカウント前に戻らない)ことがあるので、注意が必要。
  • ドライヤー
  • ズボンプレッサー
  • 電気スタンド
  • 電気ポット
  • 聖書
  • ベッド・枕(複数の枕を選べるホテルもある)

など

ホテルの付加サービス

  • 駐車場
    別料金で、1泊あたりの計算の場合が多い
  • 自動販売機
一般の場所のものよりも割高な場合が多い。無料製氷機が併設される場合もある。
  • ビジネスセンター
パソコンや電話などが設置されている。
  • クラブフロア
  • クラブフロア客専用ラウンジ
  • フィットネスクラブ
  • プール
  • ルームサービス
客室までの食事の出前。

宿泊の流れ

宿泊日よりも前に、当日満室となっていることを回避するため、インターネットなどで予約する場合もある。ホテルの公式サイトのみならず、じゃらん楽天トラベルなどのような予約専用サイトのシェアも大きい。予約サイトによって空室数に違いがある場合もあり、また満室表示となっていても実際には空きがある場合もある(予約サイトを経由せず直接問い合わせすれば正確な空室情報がわかる)。また予約サイトでは、さまざまな特色のある宿泊プランを用意している。

また、インターネットで予約すると料金が割り引かれる場合も多いため、予約サイト人気の要因となっている。割引率は予約サイトによって異なるが、3割引きから4割引きになる場合も多い。

宿泊当日は、フロントで氏名・住所・電話番号などを記入し、前金式のホテルでは代金を支払う。次に部屋の鍵を受け取り、その部屋に行くことになる。なお、部屋から外に出るときは、通常はフロントに鍵を預けるが、磁気カード式のホテルにおいては持ち出し自由の場合もある。

最終日には、電話代や冷蔵庫内の飲み物代、後払い式の場合は宿泊料を清算し、キーを返却する。

ホテル用語

  • ルームチャージ
室料。一人当たり料金ではなく一部屋当たり料金。
  • チェックイン
宿泊の最初。
  • チェックアウト
宿泊の最後。
  • オートロック
客室のドアの施錠システムの一種。鍵を意識的に掛けなくても、ドアを閉じた瞬間に鍵が掛かるシステム。内部からは自由に開けられるが、外部からは鍵がないと開けられないので、外出時には鍵を持たなければいけない。
  • ドアサイン
ドアノブの外側に掛けるプレート。主に「掃除してください」などの表記がある。ただし、掲示されていなくても掃除・ベッドメーキングされる場合も多い。
  • シングル
一人用個室。
  • ダブル
二人用個室で、ベッドが二人分つながっているもの。
  • ツイン
二人用個室で、二台のベッドが分離しているもの。
  • スイート
広く、高級な個室。安価なジュニアスイートや高級なロイヤルスイートなどがある。最高級のものでは、高級マンションの室内と見分けが付かないようなものもある。

類似施設

ホテルと類似した施設として、ペンションコテージウィークリーマンション・マンスリーマンションレンタルオフィスなどがある。

主要ホテルグループ

海外

ホテル加盟組織

日本

参照:日本のホテル一覧

シティホテル中心

ビジネスホテル中心

リゾートホテル中心



ホテルを扱った作品

小説

漫画

TV

映画

関連項目

外部リンク