演色性

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演色性(えんしょく せい)は、照明に関する専門用語の一つ。ランプなど発光する道具・装置が、ある物体を照らしたときに、その物体の色の見え方に及ぼす光源性質を言う。

一般的に自然光を基準として、近いものほど「良い」「優れる」、かけ離れたものほど「悪い」「劣る」と判断されるが、演色性に正確性を要求されるような専門的分野においては、数値化された客観的判断基準が設定されていることが多く、日本では演色評価数(えんしょく ひょうかすう)がこれにあたる。

演色性の客観的基準[編集]

世界[編集]

日本[編集]

演色評価数[編集]

演色評価数とは、JIS(日本工業規格)で定められた基準光との比較の上で測定対象となる光源が、演色評価用の色票を照明したときに生じる色ずれを、指数として表したものである。 演色評価数には平均演色評価数 (Ra) と特殊演色評価数 (R9~R15) がある。

  • 平均演色評価数 (Ra)
8色(R1~R8) の演色評価数を平均したもの。
  • 特殊演色評価数
(R9)、(R10)、(R11)、(R12)、西洋人[1]の色(R13)、木の葉の色(R14)、日本人の膚の色(R15)の7種類。

脚注[編集]

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  1. ^ 注記:JISの規定はともかくとして、「西洋人」という特定の集団(人種)は存在しない。自然人類学的に正しく該当するのは「白色系のコーカソイド」である。

関連項目[編集]