ヌード写真

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1927年に撮影されたヌード写真

ヌード写真(ヌードしゃしん)とは、老若男女を問わず、人間の裸体(の一部)を撮った写真作品。全裸でない場合には、セミヌードと呼ばれることもある。芸術志向で撮られたものから、専ら性的な興味・目的で撮られた実用志向のものまで様々なタイプがある。

歴史[編集]

1900年代初頭のヌード写真撮影の様子

ヌード写真の歴史はほぼ写真術の歴史と同時に始まった。写真の発明から概ね第2次世界大戦頃までに撮影されたモノクロのヌード写真をヴィンテージ・ヌード(vintage nude)と呼び、好事家に珍重されるほか歴史的資料としても価値があるものとされる。。その一部の記録は保存されている。mataヌード写真は,医学のテキストや科学的記事など真面目な媒体でも使用される[1]

被写体は、伝統的に女性が多数を占める。初期には、女性の裸体がタブー視されていたと言う時代背景から、娼婦や撮影者と近しい一部の人物がニンフなどの扮装をして絵画のワンシーンのようなポーズをとった形でモデルをつとめ、撮影された写真は文学的・芸術的観点を重視して非常に高く評価された(妖精魔女は人間ではないので、衣服を着ていなくてもかまわないとされたため、裸体画やヌード写真の題材として数多く利用されていた)。始めのうちは写真自体が普及しておらず、また、倫理感の強い社会では人前でヌードが公開されることも少なかったが、第二次世界大戦後の米国の雑誌『PLAYBOY』はプレイメイトの写真を多く掲載し、人気を博した。

日本では終戦後のカストリ雑誌[2]にヌード写真が掲載されることがあり、次第に青年向け雑誌などのグラビアページを飾るようになった。時には芸能界で人気のある女性ヌードになり、芸能マスコミほかにセンセーショナルな報道をされるこtもあった。21世紀には女性(時には男性も)が、セクシュアルな身体的魅力を表現する手段としてヌードを用いられることがあり、被写体もアイドル俳優から一般の人まで、様々である。

作品の傾向[編集]

ヌード写真の撮影風景

作品の傾向を分析する一つの試みとして、以下のような分類も可能である。

  • 芸術的なもの、彫刻のように美しく撮影したり、肉体をオブジェのように表現したもの
  • 若い女性の美しい体を表現したもの
  • 生活臭の強い作品、または俗っぽい作品や庶民の裸体を撮影したもの
  •  荒木経惟のヌード写真は従来の写真表現でタブーとされていた生活感を露わに示している
  • ポルノグラフィ的に撮影したもの
  • 主に風俗的な興味で撮影されたもの

以上のようにヌード写真には様々のものがある。また、撮影される目的を見てみると、芸術的鑑賞のための作品がある一方で、性的な興奮を起こさせることが目的の作品もある。なお、撮影者の意図と鑑賞者の考えが一致しない場合もある。

明治時代のヌード写真のように、誰が撮影したのかがほとんど問題にされない作品、又は誰が撮影したのか明示されていない作品もある。


プライベート・ヌード[編集]

若い頃の自分の姿を写真に残しておこうという意図で撮影されるヌード写真であり、公衆への頒布や展示を目的としていないものがほとんどである。

被写体の多くは若い女性あるいは男女カップルで、撮影はプロの写真家に依頼するものから(中にはスタイリストやメークも付き写真集を仕上げる本格的な撮影も数多くある。)、友人や恋人に撮影してもらうものや、タイマーあるいはリモコンを使って自分自身で撮影するものまで、様々である。デジタルカメラの普及により、誰でも簡単にヌード写真が撮れるようになったため、密かに広まっているものと思われる。

著名なヌード写真家[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Scientific Photographer”. Creative Skillset. 2019年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月6日閲覧。
  2. ^ http://www.news-postseven.com/archives/20150810_341420.html
  3. ^ http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=238742

関連項目[編集]