滋賀県道295号市場野田鴨線
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滋賀県道295号市場野田鴨線(しがけんどう295ごう いちばのだかもせん)は、滋賀県高島市朽木市場を起点に高島市高島鴨に至る13.7 km(キロメートル)[1]の一般県道である。
概要
[編集]高島市朽木市場で国道367号から分岐し、船橋で安曇川を渡って入部谷越(にゅうぶだにごえ、にゅうだにごえ[2])を経て旧高島町に至る[1]。入部谷越の峠には沢トンネルがある[2]。その後、武曽横山から鴨川左岸を経て、鴨で滋賀県道23号小浜朽木高島線と合流する[1]。
朽木側は朽木スキー場などの観光施設がありアクセス道路として快走路となっているが、沢トンネルからの山道は改良がなされておらず、滋賀県道297号の交差点付近までは冬季閉鎖区間となっていて[3]、これらの施設へは湖西道路経由の場合滋賀県道23号で朽木側に出るように指示されている[4]。
沿革
[編集]明治初期は安曇川沿いの道路ではなく入部谷越がよく利用され[1]、人馬によって行きは木炭を村外に運搬し、帰りに生活物資を運ぶ交通が多かった[5]。その後、1882年(明治15年)に太湖汽船が就航すると朽木村と大溝港とで行き来できる道路として重宝され、修学旅行や伊勢参り、京都への往来で盛んに利用された[5]。その後、入部谷越の林道がそのまま県道となった[6]。
重複区間
[編集]- 滋賀県道297号安曇川高島線(武曽横山附近)
地理
[編集]通過する自治体
[編集]接続道路
[編集]沿線
[編集]- 高島市立朽木中学校
- 高島市役所 朽木支所
- 桃源院
- 朽木オートキャンプ場
- グリーンパーク想い出の森
- 朽木スキー場
- 高島市立高島保育所
- 慈敬寺
- 高島市立歴史民俗資料館
脚注
[編集]- ^ a b c d 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1979, p. 107.
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1979, p. 543.
- ^ 大雨による事前通行規制区間・冬季閉鎖区間
- ^ 朽木スキー場 アクセス
- ^ a b 朽木村史編さん委員会 2010, p. 198.
- ^ 朽木村史編さん委員会 2010, p. 246.
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 25滋賀県』角川書店、1979年5月4日。
- 朽木村史編さん委員会『朽木村史通史編』滋賀県高島市、2010年。