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流政之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

流 政之(ながれ まさゆき、1923年2月14日[1] - 2018年7月7日[2])は、日本の彫刻家作庭家

人物・来歴

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1923年長崎県に生まれ、幼少時代は東京で過ごす。父親は政治家で立命館大学創設者の中川小十郎[2]、中川が57歳のときに生まれた。1936年に京都に移り、1942年立命館大学法文学部へ進学。その後中退し、海軍飛行科予備学生(第14期)出身の零戦パイロットとして終戦を迎える[1][3]

戦後は日本全国を放浪。独学で彫刻を学び、1963年に渡米[2]。作品『受』は1960年ニューヨーク近代美術館の永久保存作品(パーマネントコレクション)として収蔵されており[1]、彼の国際的評価の高さを裏付けている。1964年にニューヨーク世界博覧会壁画「ストーンクレージー」(日本から2,500個、600tの石を運んだ。)を展示し話題を呼ぶ[4][5]1967年には、TIMEにより、日本を代表する文化人の一人として紹介された[2]1975年には、ニューヨーク世界貿易センターのシンボルとして約250トンの巨大彫刻『雲の砦』をつくり国際的評価を得る[2][6]

1966年から香川県高松市郊外の庵治半島の北端近くにアトリエを作り始め、ベトナム戦争を期に日本に帰国する[2]。1987年に日本経済新聞私の履歴書」に自伝を掲載。2018年7月7日、老衰のため死去[7][8]95歳没。2019年9月5日、自宅兼アトリエを整備して、「ナガレスタジオ 流政之美術館」が開館している[9]

彫刻家として活躍するかたわら、庭園の作品も残す。代表作に東京天理教館庭園、皆生温泉東光園庭園などがある。

香川県のご当地グルメ讃岐うどん」の命名者とされる[10]

主な受賞

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主な作品

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「恋矢車」(大分県庁舎)
「太平洋の赤ん坊」(バンク・オブ・アメリカ本社ビル
「日本アカデミー賞協会トロフィー」
「風の旗」(ケルン東洋美術館)
「波しぐれ三度笠」(鳥取県琴浦町菊港)

著作・作品集

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  • Masayuki Nagare: The Life of a Samjurai Artist(1995年、Art Media Resources, Ltd.)
  • Nagare Masayuki =: [Masayuki Nagare] (1990年、Edobori Gallery)
  • Nagare, recent sculpture(1988年、Nichido Garo)
  • Nagare: [exhibition] Tokyo, 3-20 October, 1981, Galerie Tokoro ... [et al.](1981年、Galerie Tokoro)
  • Recent sculpture of Masayuki Nagare: November 9 to December 4, 1965(1965年、J. Weatherhill)

脚注

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  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 流政之について”. 2018年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月12日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 “彫刻家・流政之さん死去 NY貿易ビル前に彫刻「雲の砦」”. 産経新聞. (2018年7月17日). オリジナルの2020年3月14日時点におけるアーカイブ。
  3. “彫刻家・流政之氏、「攻撃の美学」好きになれぬ(戦争と私) 戦後70年インタビュー、元零戦パイロット”. 日本経済新聞. (2015年8月12日). オリジナルの2020年3月14日時点におけるアーカイブ。
  4. “PAVILION AT FAIR GLORIFIES STONE; Japanese Building Reflects Views of Nagare”. New York Times. (1963年11月19日). オリジナルの2020年3月14日時点におけるアーカイブ。
  5. “Art: Stone Crazy”. TIME. (1963年9月20日). オリジナルの2020年3月14日時点におけるアーカイブ。
  6. “MASAYUKI NAGARE Memories of fortresses and clouds”. Japan Times. (2007年9月13日)
  7. “彫刻家の流政之さん死去 NY貿易センター前に作品”. 日本経済新聞. (2018年7月17日). オリジナルの2018年7月17日時点におけるアーカイブ。
  8. “流政之さん死去 国際的彫刻家、庵治に拠点 95歳”. 四国新聞. (2018年7月17日). オリジナルの2018年7月17日時点におけるアーカイブ。
  9. “「流政之美術館」オープン、高松/邸宅と彫刻公開”. 四国新聞. (2019年9月5日). オリジナルの2019年9月7日時点におけるアーカイブ。
  10. Company, The Asahi Shimbun. 彫刻家「俺が名付けた」〈熱血うどん旅〉”. 朝日新聞デジタル. 2022年2月11日閲覧。
  11. (100)"TAMAGETA"100BAN”. 長野市 (2018年12月6日). 2020年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月14日閲覧。
  12. 1 2 世界的な彫刻家・流政之の「風の石笛」が香川へ 三菱UFJ銀行から流財団に寄贈”. 瀬戸内海放送. 2025年5月21日閲覧。
  13. 1 2 日本アカデミー賞とは?、日本アカデミー賞公式サイト、2015年1月18日閲覧。
  14. 彫刻公園「ストーンクレージーの森」”. 2019年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月12日閲覧。
  15. “彫刻家・流政之さん死去 徳島市役所前広場など県内にも作品多数”. 徳島新聞. (2018年7月17日). オリジナルの2018年7月18日時点におけるアーカイブ。

関連項目

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外部リンク

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