函館ラ・サール中学校・高等学校

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函館ラ・サール中学校・高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人函館ラ・サール学園
校訓 Family Spirits
設立年月日 1960年4月
創立記念日 4月17日
共学・別学 男女別学(男子校)
中高一貫教育 併設型(外部混合有)
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 2学期制
高校コード 01529G
所在地 041-8765
北海道函館市日吉町1-12-1
外部リンク 公式サイト
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函館ラ・サール中学校・高等学校(はこだてラ・サールちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、北海道函館市にある中高一貫制男子校である。

概要[編集]

ラ・サール像

函館ラ・サール学園が運営する私立男子校

日本全国から入学者が集い、中学生の7~8割、高校生の6~7割が親元を離れて寮生活を営んでいる。

入試は道内各地のほか、青森、盛岡、仙台、東京、大阪などの会場でも同時に行われている。

授業[編集]

校風として代々、理系志望が多い。 1学年6クラスのうち、おおむね毎年4クラスが理系志望の生徒である。

校歌等[編集]

函館ラ・サール学園では、校内行事の際に下記の3曲が歌われる。[1]

  • ラ・サール讃歌
  • 函館ラ・サール学園 校歌
  • 函館ラ・サール学園 学生歌

開校当初は「ラ・サール讃歌」を正式な校歌とする予定であったが、諸事情によりそれが認められず、やむなく本校独自の校歌が制定された経緯がある。ただし鹿児島市のラ・サール学園や海外の系列校は「ラ・サール讃歌」を事実上の校歌として扱っていることから、本校でも「ラ・サール讃歌」を校歌に相当する曲として取り扱っている。そのため、本校の校歌は事実上複数あるともいえる。

これらとは別に学生歌(It's a long way to La Salle High School)も制定されている。この曲は遥かなティペラリーの替え歌であるが、原曲とは異なり英語版のみである(行事の際も英語で歌われる)。

沿革[編集]

1932年昭和7年)にラ・サール修道会が来日し、函館市での学校設立を計画した。1934年(昭和9年)に同市で函館大火が発生すると、同市での学校設立を断念して一行は本州に渡り、仙台市に外国語学校を設立した(参照)。1950年(昭和25年)に(鹿児島)ラ・サールを開校した後、函館市での開校を再び目指した。

  • 1959年1月 - 学校法人函館ラ・サール学園設立認可。
  • 1959年10月 - 函館ラ・サール高等学校開校認可。初代校長ブラザー・ローラン・ルエル就任。
  • 1960年4月 - 函館ラ・サール高等学校開校。4学級。
  • 1961年9月 - 第2代校長ブラザー・モーリス・ピカール就任。
  • 1964年8月 - 第1寮完成。
  • 1965年10月 - 校舎(図書・音楽・社会科教室等)増築。
  • 1967年1月 - 第3代校長ブラザー・アンリー・ラクロワ就任。
  • 1967年8月 - 生徒食堂新設。
  • 1968年11月 - 講堂・クラブ室増築。
  • 1969年4月 - 制帽着用自由化。
  • 1993年4月 - 第4代校長ブラザー・アンドレ・ラベル就任。
  • 1999年4月 - 函館ラ・サール中学校開校。
  • 2004年4月 - 第5代校長(現校長)ブラザー・フェルミン・マルティネス就任。
  • 2006年1月 - 高校入試で推薦入試を実施。
  • 2010年10月 - 創立50周年を迎える。

[編集]

校舎に隣接して寮がある。中学生と外進と呼ばれる高校受験進学による高校1年生は同期の寮生全員が1つの部屋で過ごす「大部屋」(別名「タコ部屋」等)、内進と呼ばれる内部進学高校1年生と高校2・3年生は「4人部屋」で生活する。自分のスペースはベッドの上・衣装ケース・ロッカー・自習室の机及び本棚のみであり、それ以外はすべて共用スペースとなる。なお、寮生は住民票を寮に移すため、入寮者は函館市民となる。

中学寮[編集]

中学1年生から中学3年生が生活する寮で、すべて大部屋である。

新寮[編集]

函館ラ・サール高等学校開校50周年記念事業として建設され、2010年4月28日より運用が始まった5階建ての高校寮。旧寮では1・2・3寮と主に学年によって異なる棟が用意されていたが、この新たな新寮(現在の寮生及び職員による通称であり、正式な名称ではない)では浴場と食堂を除き、高校生の利用する寮施設の主なものが1つの建物に集約されている。また、半世紀を経た節目として寮内の内装も大幅に一新され、明るい照明と自然光を多く取り入れる設計で暖かな雰囲気を醸し出している。

旧寮[編集]

新寮設置に伴い解体された旧寮は各学年ごとに異なる棟が割り当てられた。本項目では取り壊し直前の旧寮について概要を述べる。

  • 1寮
外部進学の高校1年生の75人定員大部屋方式の寮であった。中学校併設前は100人定員の大部屋であり、一時は30人部屋が2室用意される形態をとっていた。1階にテレビと簡易の調理設備が備え付けられた娯楽室があった。洗面所は1階にあり、洗面用具は全員そこへ置いていた。雪が降るまでは、就寝時間まで屋上が解放されていた。1年生の自習室は2.5寮からの渡り廊下を通って行き、朝の点呼はそこで行われた。
  • 2寮
内部進学の高校1年生と全ての高校2年生専用の寮で、4人部屋(2人部屋・5人部屋も若干あり)で構成された3階建ての施設であった。主に1・2階を2年生、3階を1年生が使用した。2寮と3寮の中間に位置する2階建ての建物(通称2.5寮)も管理上は2寮の一部であり、1階は柔道部・剣道部専用の乾燥室と自習室、2階は高校2年生専用の4人部屋が置かれた。
  • 3寮
高校3年生専用の寮で、基本的な構造は2寮と同一であった。主に2・3階の4人部屋で生活することになっているが、下宿希望者及び短期宿泊者(主に卒業生や教育実習生)は1階を使用することもあった。娯楽室は2階にあった。各階2箇所に調理場があり、簡単な調理をすることができた。

寮則[編集]

寮事務室
寮食堂
持ち込み禁止物品

集団生活の特性上、持ち込み物品の規制を行わない場合、学業に専念したい生徒への妨害行為となる可能性が高い。よって、禁止物品の数は多岐にわたる。具体的には、携帯電話、パソコン、テレビ、ビデオ・DVDプレーヤー、携帯ゲーム機、ゲームソフト、麻雀、花札、コンポ、キャラクターカードなどが挙げられ、最近では新たにiPodも規制対象に加えられている。基本的に動画再生あるいはインターネット接続可能な電子機器は禁止である。但し友達同士の親睦を図ることができ、勉強のストレス解消にもつながるという理由により、トランプ類(非キャラクター系)や囲碁・将棋・オセロ等のボードゲーム(非賭博系)は認められている。

門限・点呼制度

高校生は19:50、中学生は18:30[土は19:00]を持って門限となる。但し、塾通学等の特別な事情がある場合は最大21時30分まで門限の延長が認められる(高校生のみ。ただし事前の手続きが必要)。

また、門限以降に寮生が全員揃っているかを確認するため、全学年に点呼制度を採用している。高校1年生の場合、朝(07:30)、義務自習開始(19:55)、義務自習中(21:45)の計3回にわたり、自習室の自分の机で点呼を受ける。高校2年生は義務自習開始と義務自習中の2回となり、高校3年生は20時と22時の2回である。

寮生番号制度[編集]

入寮時、総ての寮生に「寮生番号」が付与され、呼び出しなどで用いられる。中学生と内進高校生はアルファベット+1~2桁の数字(例:C45・D1)、外進高校生はアルファベット+3桁の数字(例:F101・D256)で構成される。

義務自習制度[編集]

寮生は土曜など一部例外を除いて自習が義務付けられている。中学生と高校1年生は自習室でそれぞれ取り組み、高校2・3年生は自分の部屋で取り組む。高校3年生は、あらかじめ年度の初めに、スケジュールを提出する。義務自習を行う時間は中学生は19:20~20:45・21:00~22:10まで、高校1・2年生は19:55~21:30・21:45~23:00までである。なお、テスト期間中(最終日を除く)は30分延長される。(高校のみ) 高校3年生は原則として義務自習は存在しない(担当の寮監により対応が一部変わる)が、それに相当する時間は部屋内でルールを決めて自主的に勉強する者が多い。

義務自習中は基本的に飲食・私語・音楽は禁止されていて、中学寮では、自習室内常時私語・飲食・音楽・飲食物の持ち込みが禁止されているが、高校生に関しては飲料水と音楽は認められている。厳密には、音楽プレイヤーの使用は「英語のリスニング教材のみ」と限定されている場合もある。

チューター制度[編集]

伝統的に先輩が新入生に寮のすべてを教える「チューター制度」を実施している。チューターとは本来家庭教師の意味だが、寮内におけるチューターは新入生にとって寮のルールを教わる「家庭教師」であり、最初に交流を深める先輩でもある。

チューターになれるのは内進の学業・生活態度が優秀な中学2年生と外進の高校2年生である。また、チューター経験のある中・高3で、チューターの仕事を教えたりするアドバイザーが1人(中学では2人)設けられる。

登下校[編集]

寮の中庭

寮と学校は食堂前の連絡通路(写真前方と右側の通路)で繋がっているが、この通路を利用して登下校できるのは高校生のみで、中学生は原則として外登校をしている。なお、この連絡通路には2つの連絡扉(電気錠)が設置されており、時間によって開閉する時間が異なる。なお、8時25分を過ぎると閉門となるため、高校生であっても外登校となり、自宅生・下宿生と同様8時30分までに登校できなければ遅刻者として扱われる。 中学は、8時10分までに登校を完了しなければいけない。

制服[編集]

中学は制帽がないが、制服と指定ジャージがある。高校は嘗て制服制帽の規定があったが、現在は私服となっている。

下宿[編集]

高校生のみに認められている。過去に数度だけ入寮希望者が超過したため寮に入れなかった数名が下宿に回ったことがある。なお、寮生は悪質行為や原級留置(留年)をした場合は退寮処分となり、下宿生活を余儀なくされる。

推薦入試[編集]

面接や口頭試問は行われず、英語・数学・国語の3教科を実施する。実施初年度は国語に代わり小論文であった。

兄弟校・関連施設[編集]

日本国内でラ・サール会が運営する学校の中では本校以外にラ・サール中学校・高等学校鹿児島市)があり、両校は兄弟校である。

また、児童養護施設のラ・サール・ホーム及びラ・サール会仙台修道院(ラ・サール会日本本部)が仙台市にある。

この他、ラ・サール・ハウスと呼ばれる学生寮(大学生対象)が代々木上原日野駅前にあったが、現在はいずれも閉鎖され、日本国内のラ・サール会関連施設は、函館・鹿児島・仙台に集約されている。

海外にはラ・サール会の修道院が経営する教育機関が約1,000校あり、著名な学校では、フィリピンデ・ラ・サール大学もこの中に含まれる。

なお、ラサール不動産投資顧問やラ・サール進学教室はラ・サール会とは一切関係がないため、本校とも無関係である。

その他[編集]

  • 卒業寮生は、事前に寮職員に連絡すれば寮に宿泊することが可能である(滞在日数の食事のみ自己負担)。
  • 2011年より、夏季休業期間の一部は日能研の合宿会場としても使用されている。
  • 毎年夏に「速歩遠足」が開催され、生徒は約27.3㎞のコースを歩く。

著名な卒業生[編集]

芸術[編集]

スポーツ[編集]

文化[編集]

政治[編集]

梶谷惠造(森町長)

経済[編集]

学者[編集]

医学者[編集]

芸能[編集]

技芸[編集]

アナウンサー[編集]

法曹[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]