橋元晃志
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選手情報 | |||||||||||||||||||||
フルネーム | はしもと あきゆき | ||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Akiyuki Hashimoto | ||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||
種目 | 短距離走 | ||||||||||||||||||||
所属 | 富士通 | ||||||||||||||||||||
大学 | 早稲田大学 | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 1994年11月18日(29歳) | ||||||||||||||||||||
出身地 | 鹿児島 | ||||||||||||||||||||
身長 | 175cm | ||||||||||||||||||||
体重 | 61kg | ||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||
100m | 10秒29 (2015年) | ||||||||||||||||||||
200m | 20秒35 (2013年) | ||||||||||||||||||||
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橋元 晃志(はしもと あきゆき、1994年11月18日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は短距離種目。鹿児島県出身。
鹿児島県出水市立野田中学校卒、鹿児島県立川薩清修館高等学校、早稲田大学スポーツ科学部卒。富士通在籍。
経歴
[編集]中学時代は九州大会100mで4位に入っている。
2010年鹿児島県立川薩清修館高等学校に入学。父である橋元幸公監督の指導のもと秋の国民体育大会では少年B100mで3位に入賞する。
2年時には鹿児島県高校総体200mで高校2年生初の20秒台となる20秒91を記録。世界ユース選手権200m4位、全国高校総体100m5位・200m2位、日本ユース選手権200mを20秒82の日本ユース新記録(当時)で制するなど、200mを中心に実績を積む。
3年時は全国高校総体100m2位・200m優勝、国民体育大会100m2位、日本ジュニア選手権では100mと200mで2冠を達成。高校時代は20秒台を通算で8回マークした[1]。
2012年7月、世界ジュニア陸上競技選手権大会200m準決勝では21秒20の3組4位で、決勝進出を逃した。 男子4×100mリレーでは日本チーム(大瀬戸一馬-橋元-ケンブリッジ飛鳥-金森和貴)の第2走を務め、予選を39秒01のジュニアアジア記録で通過、決勝では39秒02で銅メダルを獲得した。
2013年早稲田大学スポーツ科学部に入学[2]。5月の静岡国際200mで日本歴代6位タイおよびジュニア日本歴代2位(共に当時。同大会で飯塚翔太が当時日本歴代3位を記録))の記録となる20秒35(-0.3)をマークし、8月に開催される世界選手権のA標準(20秒52)を突破した[3]。しかし、同月の関東インカレ200m決勝で左足太もも裏を痛めてしまい[4]、6月の日本選手権に出場することができなかった[5]。目標をユニバーシアードの表彰台に切り替え、7月のユニバーシアードには陸上競技の日本代表選手団唯一の1年生で参加した[6]。200mと4×100mリレーの2種目にエントリーしていたが、200m2次予選で左足太もも裏を痛めて21秒61(+1.7)の2組5着で敗退し、4×100mリレーには出場することができなかった[7][8]。
2014年9月14日に行われた第90回早慶対抗競技会では、4×200mリレーの1走を務めて1分22秒12の日本新記録を樹立した[9]。
2015年4月18日、世界リレー日本代表の選考を兼ねた織田記念200mで2位に入り、この結果を受けて日本代表入りを打診されたが辞退した[10]。
2017年4月1日、富士通に入社し、同社陸上競技部に入部[11]。
自己ベスト
[編集]種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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100m | 10秒29 (+0.4) | 2015年5月14日 | 横浜市 | |
200m | 20秒35 (-0.3) | 2013年5月3日 | 袋井市 | 日本歴代10位タイ |
年次記録
[編集]100m | 200m | |
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2009年 (中学3年) |
11秒01 | |
2010年 (高校1年) |
10秒69 | |
2011年 (高校2年) |
10秒51 | 20秒82 高2歴代3位 |
2012年 (高校3年) |
10秒39 | 20秒81 高校歴代8位タイ |
2013年 (大学1年) |
10秒45 | 20秒35 日本歴代10位タイ 日本ジュニア歴代3位 |
2014年 (大学2年) |
10秒43 | 20秒82 |
2015年 (大学3年) |
10秒29 | 20秒71 |
2016年 (大学4年) |
10秒45 | 21秒01 |
2017年 | 20秒99 |
太字は自己ベスト
主な成績
[編集]- 備考欄の記録は当時のもの
国際大会
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2011 (高2) | 世界ユース選手権 | リール | 200m | 4位 | 21秒21 (+1.1) | |
メドレーR | 2位 | 1分50秒69 (2走) | ユース日本最高記録 | |||
日韓中ジュニア交流競技会 | 名古屋 | 100m | 優勝 | 10秒79 (-0.8) | ||
4x100mR | 2位 | 41秒36 (3走) | ||||
100m | 2位 | 10秒95 (-0.8) | ||||
4x100mR | 2位 | 41秒52 (3走) | ||||
2012 (高3) | 世界ジュニア選手権 | バルセロナ | 200m | 準決勝 | 21秒20 (-0.5) | |
4x100mR | 3位 | 39秒02 (2走) | 予選39秒01:ジュニアアジア記録 | |||
2013 (高3) | 日台交流ジュニア室内 | 大阪 | 60m | 2位 | 6秒93 | |
2013 (大1) | ユニバーシアード (en) | カザン | 200m | 2次予選 | 21秒61 (+1.7) |
日本選手権
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2015 (大3) | 日本選手権リレー | 横浜市 | 4x100mR | 予選 | 40秒39 (1走) | |
2016 (大4) | 日本選手権リレー | 横浜市 | 4x100mR | 3位 | 39秒26 (3走) | |
2018 (社2) | 日本選手権 | 山口市 | 200m | 予選 | 20秒94 (+0.5) |
その他
[編集]- 主要大会を記載
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2008 (中2) | 全日本中学校選手権 | 新潟市 | 4x100mR | 準決勝 | 44秒22 (1走) | |
2009 (中3) | 全日本中学校選手権 | 大分市 | 100m | 予選 | 11秒27 (0.0) | |
ジュニアオリンピック | 横浜市 | 100m | 準決勝 | 11秒27 (+1.2) | ||
2010 (高1) | インターハイ | 沖縄市 | 100m | 準決勝 | 11秒26 (-2.5) | |
国民体育大会 | 千葉市 | 100m | 3位 | 10秒69 (+1.7) | ||
4x100mR | 準決勝 | DQ (1走) | ||||
日本ユース選手権 | 名古屋市 | 100m | 5位 | 10秒76 (+1.5) | ||
2011 (高2) | インターハイ | 北上市 | 100m | 5位 | 10秒72 (-0.5) | |
200m | 2位 | 21秒10 (-0.4) | ||||
国民体育大会 | 山口市 | 100m | 6位 | 10秒70 (-0.1) | ||
4x100mR | 予選 | 41秒85 (2走) | ||||
日本ユース選手権 | 名古屋市 | 200m | 優勝 | 20秒82 (0.0) | ユース日本最高記録 | |
2012 (高3) | 静岡国際 | 袋井市 | 200m | 決勝 | 20秒96 (+1.0) | |
4x100mR | 5位 | 39秒16 (2走) | ジュニア日本記録 | |||
ゴールデングランプリ川崎 | 川崎市 | 4x100mR | 5位 | 39秒69 (3走) | ||
インターハイ | 新潟市 | 100m | 2位 | 10秒50 (0.0) | ||
200m | 優勝 | 20秒81 (-0.5) | ||||
4x100mR | 準決勝 | 41秒09 (2走) | ||||
国民体育大会 | 岐阜市 | 100m | 2位 | 10秒42 (+0.1) | ||
4x100mR | 準決勝 | 41秒15 (2走) | ||||
日本ジュニア選手権 | 名古屋市 | 100m | 優勝 | 10秒50 (-0.7) | ||
200m | 優勝 | 21秒04 (+0.2) | ||||
2013 (高3) | 日本ジュニア室内大阪 | 大阪市 | 60m | 4位 | 6秒95 | |
2013 (大1) | 織田記念 | 広島市 | 100m | B決勝 | 10秒36 (+2.3) | |
静岡国際 | 袋井市 | 200m | 2位 | 20秒35 (-0.3) | 自己ベスト | |
関東インカレ (1部) | 東京都 横浜市 |
100m | 準決勝 | 10秒98 (-4.2) | ||
200m | 9位 | 29秒72 (-0.5) | ||||
4x100mR | 2位 | 38秒81 (4走) | ||||
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 200m | 準決勝 | DNS | 予選21秒33 (-0.9) | |
国民体育大会 | 調布市 | 100m | 準決勝 | 10秒65 (-1.9) | ||
4x100mR | 予選 | 41秒04 (2走) | ||||
2014 (大2) | 日本学生個人選手権 | 平塚市 | 200m | 準決勝 | DNS | 予選21秒38 (+3.4) |
日本インカレ | 熊谷市 | 200m | 3位 | 20秒82 (-0.1) | ||
4x100mR | 2位 | 39秒10 (3走) | ||||
国民体育大会 | 諫早市 | 4x100mR | 5位 | 39秒97 (3走) | ||
2015 (大3) | 織田記念 | 広島市 | 100m | B決勝 | DNS | 予選10秒56 (+0.5) |
200m | 2位 | 20秒71 (+1.5) | ||||
静岡国際 | 袋井市 | 200m | 3位 | 20秒91 (-0.5) | ||
関東インカレ (1部) | 横浜市 | 100m | 3位 | 10秒38 (+1.0) | 予選10秒29 (+0.4):自己ベスト | |
4x100mR | 予選 | 39秒91 (3走) | 決勝進出[12] | |||
日本インカレ | 大阪市 | 200m | 2位 | 20秒71 (-0.6) | ||
4x100mR | 3位 | 39秒52 (3走) | ||||
国民体育大会 | 和歌山市 | 100m | 予選 | 10秒79 (+0.6) | ||
2016 (大4) | 日本インカレ | 熊谷市 | 100m | 準決勝 | 10秒51 (+0.5) | |
200m | 3位 | 21秒01 (-0.1) | ||||
4x100mR | 3位 | 40秒08 (3走) | ||||
国民体育大会 | 北上市 | 4x100mR | 5位 | 40秒52 (3走) | ||
2017 (社1) | 東日本実業団選手権 | 秋田市 | 200m | 優勝 | 20秒99 (-2.1) | |
南部記念 | 札幌市 | 200m | 優勝 | 20秒61 (+3.1) | ||
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 4x100mR | 予選 | 40秒60 (2走) | 決勝進出[13] | |
2018 (社2) | 静岡国際 | 袋井市 | 200m | B決勝 | 21秒09 (+2.7) | |
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 200m | 優勝 | 21秒06 (-0.9) | ||
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 200m | 3位 | 20秒87 (+0.1) | ||
4x100mR | 3位 | 40秒20 (2走) | ||||
4x400mR | 予選 | DQ (3走) |
脚注
[編集]- ^ 酒井政人「日本GPシリーズ Close-up1」『月刊陸上競技』第47巻第7号、講談社、2013年6月号、55頁。
- ^ 早稲田大学. “早稲田大学スポーツ科学部 2013年度「トップアスリート入学試験(AO 方式)」合格者の発表について”. 2013年5月3日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 橋元「いきなり切れてびっくり」男子200メートル スポニチ Sponichi Annex (2013-05-03). 2013年12月13日閲覧。
- ^ 慶大・山県、短距離2冠を達成/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2013-05-26). 2013年12月13日閲覧。
- ^ 課題挙げる橋元 学生陸上男子200メートル予選 MSN産経ニュース (2013-06-21). 2013年12月13日閲覧。
- ^ 第27回ユニバーシアード競技大会 代表選手・役員 (PDF, 145 KB) 日本学生陸上競技連合 2013年12月13日閲覧
- ^ 男子リレー ベストの布陣で臨めず2位 スポニチ Sponichi Annex (2013-07-13). 2013年12月13日閲覧。
- ^ 第27回ユニバーシアード競技大会 競技結果 (PDF, 134 KB) 日本学生陸上競技連合 2013年12月13日閲覧
- ^ “早大800mリレーで日本新記録達成”. 日刊スポーツ (2014年9月14日). 2014年10月13日閲覧。
- ^ “陸連、苦渋の「補欠」選出 リレーは「強化戦略」の柱”. 産経ニュース(産経新聞) (2015年4月21日). 2015年5月17日閲覧。
- ^ “富士通陸上競技部 2017年度新加入選手について”. 富士通 (2017年4月3日). 2017年4月3日閲覧。
- ^ 予選のみ出場。決勝の早稲田は39秒60の5位
- ^ 予選のみ出場。決勝の富士通は39秒93の4位
外部リンク
[編集]- 橋元晃志 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- 橋元晃志 (@2000Aky) - X(旧Twitter)
記録 | ||
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先代 (1分22秒41) 早稲田大学 木村賢太、竹下裕希、愛敬彰太郎、永沼賢治 2013年9月22日 |
男子4×200mリレー 日本記録保持者 (1分22秒12) 早稲田大学 橋元晃志、竹下裕希、愛敬彰太郎、三原浩幸 2014年9月14日 - |
次代 未定 |
先代 (39秒30) アジアジュニア選手権日本代表 松永康孝、野田浩之、高平慎士、相川誠也 2002年10月28日 |
男子4×100mリレー ジュニアアジア記録保持者 (39秒16 - 39秒01) 2012年5月3日 - |
次代 未定 |
先代 (40秒09) 日本高校選抜 後藤乃毅、木村慎太郎、熊本貴史、黒川哲雄 2005年10月16日 |
男子4×100mリレー 日本高校記録保持者(混成) (39秒16) 静岡国際日本ジュニアB 大瀬戸一馬、橋元晃志、諏訪達郎、金森和貴 2012年5月3日 - |
次代 未定 |
先代 中川博文 (20秒88) 1997年11月6日 |
男子200m ユース日本最高記録保持者 (20秒82) 2011年10月23日 - 2012年9月15日 |
次代 桐生祥秀 (20秒71) 2012年9月15日 |
前年 タイリーク・ヒル (20秒14) |
男子200m ジュニアシーズンベスト記録保持者 (20秒35) 2013年 |
次年 ツァーネル・ヒューズ (20秒32) |
前年 Shangbin Lu (20秒74) |
男子200m ユースシーズンベスト記録保持者 (20秒82) アーマン・ホール(タイ記録保持者) 2011年 |
次年 桐生祥秀 (20秒70) |