寺前駅
寺前駅 | |
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駅舎(2012年10月) | |
てらまえ Teramae | |
◄新野 (1.9 km) (6.3 km) 長谷► | |
兵庫県神崎郡神河町鍛冶字八重向142-2[1] | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■播但線 |
キロ程 | 29.6 km(姫路起点) |
電報略号 | テラ |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
274人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)7月26日[1][2] |
備考 |
直営駅[1] みどりの窓口 有 |
寺前駅(てらまええき)は、兵庫県神崎郡神河町鍛冶字八重向にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅[1]。神河町の代表駅である[1]。
ICOCAは姫路駅 - 当駅間の各駅で利用可能であり、2021年春に当駅以北の生野駅 (兵庫県)・竹田駅 (兵庫県)・和田山駅でも利用可能となった。
歴史
[編集]- 1894年(明治27年)7月26日:播但鉄道姫路駅 - 当駅間開通時に開設[1][2]。開業当初の北の終着駅であった。旅客・貨物の取扱を開始[2]。
- 1895年(明治28年)1月15日:播但鉄道当駅 - 長谷駅間延伸。
- 1903年(明治36年)6月1日:播但鉄道が山陽鉄道に営業譲渡。山陽鉄道の駅となる。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道国有化、国鉄の駅となる[2]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、播但線所属となる。
- 1982年(昭和53年)10月2日:車扱貨物取扱廃止[2]。有蓋車用貨物ホームが設置されていた。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1996年(平成8年)3月16日:ダイヤ改正に伴い、当駅に停車していた急行「但馬」が廃止され、代わりに特急「はまかぜ」が停車するようになった。
- 1996年(平成8年)6月17日:午前7時頃、同駅へ「当駅 - 和田山間にダイナマイトを仕掛けた」と言う脅迫電話が掛かり、安全確認のため3時間余りに渡り運行を見合わせる事件が発生[3]。
- 1998年(平成10年)3月14日:姫路駅 - 当駅間電化に伴い、電化・非電化の境界駅となる[1]。
- 2010年(平成22年)
- 2016年(平成28年)3月26日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2022年(令和4年)
駅構造
[編集]単式・島式ホーム複合型2面3線を有する、交換・待避・折返し設備を備えた地上駅、その他にも列車留置用側線が設けられている[1]。駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している[1]。2010年に新駅舎が仮開業した[1]。その後、のりば番号が変更になり、現在は駅舎側の単式ホームが3番のりば、島式が2番のりば、1番のりばの順に変更になっている。
当駅は電化・非電化の境界駅となっている[1]。
直営駅(豊岡駅の被管理駅)。みどりの窓口が設置されている。駅舎に隣接する「カーミンの観光案内所」内にもトイレはある。自動改札機は無く、代わりにICカード専用簡易改札機が設置されている。
以前は播但線運行を担っていた福崎鉄道部があった。現在は組織変更に伴い駅管理業務は福崎駅に移管され、乗務員部門のみ豊岡列車区寺前派出として残されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2・3 | 播但線 | 下り | 和田山方面[6] | 特急「はまかぜ」は両方向とも 3番のりばから発車 |
上り | 福崎・姫路方面[6] |
- 3線共に方向の区別無く使われている。全特急列車は駅舎側となっている3番のりばに停車する。普通列車は主として島式1・2番のりばに停車し、相互乗換の便を図っている。なお、1番のりばは和田山行気動車停車を前提としてかホーム高さが低くなっているが、実際は1番のりばに姫路方面きが停車する場合も多い。
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改札口(2022年11月)
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1・2番線ホーム(2022年11月)
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3番線ホーム(2022年11月)
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跨線橋(2022年11月)
停車列車
[編集]姫路駅 - 当駅間は電化区間であり電車列車が運行され、和田山方面は非電化区間であり気動車列車が運行される。当駅を発着する普通列車は全て双方向に折返しとなっており、普通列車で福崎・姫路方面と生野・和田山方面を行き来する場合は必ず当駅で乗換となる。和田山方面は運転本数が少なくなる[1]。1998年3月13日の電化以前には普通列車の約半数が当駅折返しで残りは姫路駅 - 和田山駅間を直通していた。
特急「はまかぜ」の全列車が停車する。
列車の夜間停泊も行われる。
日中時間帯に運行される普通列車は上りが1時間に1本、下りが2時間に1本となっている。
利用状況
[編集]近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員[7] |
---|---|
2000年 | 829 |
2001年 | 779 |
2002年 | 707 |
2003年 | 662 |
2004年 | 633 |
2005年 | 582 |
2006年 | 557 |
2007年 | 516 |
2008年 | 514 |
2009年 | 489 |
2010年 | 473 |
2011年 | 455 |
2012年 | 439 |
2013年 | 452 |
2014年 | 432 |
2015年 | 418 |
2016年 | 413 |
2019年 | 372 |
2020年 | 280 |
2021年 | 274 |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]-
駅前バスのりば(2012年10月)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、159頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、247頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “JR寺前駅に爆破予告電話 利用者1000に影響”. 毎日新聞 (毎日新聞社): p. 21(兵庫版). (1996年6月18日)
- ^ “神河町観光交流センター ―カーミンの観光案内所― 4月17日オープン!”. 広報かみかわ (神河町役場): p. 10. (2010年5月1日) 2019年1月27日閲覧。
- ^ 『平成28年春ダイヤ改正について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年12月18日 。2016年3月26日閲覧。
- ^ a b “寺前駅|時刻表:JRおでかけネット”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2023年2月4日閲覧。
- ^ 兵庫県. “兵庫県統計書”. 兵庫県. 2023年6月25日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 寺前駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道