多気駅

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多気駅*
駅舎(2011年4月)
駅舎(2011年4月)
たき - Taki
所在地 三重県多気郡多気町多気76-1
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 タキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
696人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1893年明治26年)12月31日
乗入路線 2 路線
所属路線 紀勢本線
キロ程 42.5km(亀山起点)
徳和 (4.9km)
(3.9km) 相可
所属路線 参宮線
キロ程 0.0km(多気起点)
(3.3km) 外城田
備考 駅長配置駅管理駅
みどりの窓口
* 改称経歴
- 1923年 相可駅(初代)→相可口駅
- 1959年 相可口駅→多気駅

多気駅(たきえき)は、三重県多気郡多気町多気にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである。

乗り入れ路線[編集]

当駅の所属線である紀勢本線[1]から、参宮線が分岐する。交通の要衝として、特急南紀」を含む全ての列車が停車する。線路名称上は参宮線の起点駅であるが、紀勢本線松阪方面からの特急以外の列車については当駅から参宮線に直通するものが多く、運転系統上では紀勢本線新宮方面への普通列車の多くが当駅始発となっている。

分岐駅においては、本線の方がまっすぐ伸びており、支線の方が大きく曲がる形で分岐するのが通常であるが、当駅は例外で、本線である紀勢本線のほうが大きく曲がっており、支線である参宮線のほうがまっすぐになっている(JR東海では岐阜駅大府駅なども同様)。これは、亀山駅から参宮線の鳥羽方面が初めにあって、紀勢線の相可方面が後から建設されたという歴史的経緯による。

歴史[編集]

駅構造[編集]

多気駅プラットホーム
左から3・2・1番線

島式ホーム2面4線を有する地上駅である。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。

駅長駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、紀勢本線で相可駅 - 阿曽駅間の各駅、および参宮線の外城田駅を管理している。みどりの窓口が設置されているが、係員が駅構内の入換係員と兼務のため、窓口が閉鎖されている時間帯が一日数回ある。自動券売機の設置はなく、乗車券類はすべて窓口のマルス端末での発行となる。自動改札機は設置されていない。

駅構内に乗務員区所である伊勢運輸区がある。ホームにLED発車標が設置されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1・2 紀勢本線 上り 亀山名古屋方面[3] 一部は3番線から発車
3・4 紀勢本線 下り 尾鷲新宮方面[3] 一部は1番線から発車
参宮線 - 伊勢市鳥羽方面[3]  

上りは2番線、下りは4番線を本線としているため、快速や特急は全てこのホームを使用する。副本線である1・3番線は始発列車の発車に使われることが多いが、例外もある。

貨物取扱・専用線[編集]

当駅では、臨時車扱貨物のみを取り扱っており、定期貨物列車の設定がない。

しかし、参宮線の東側に沿ってダイヘン三重事業所へ続く専用線があり、そこを発着する変圧器などを輸送する特大貨物輸送列車が年に数回ほど運行されることがある。

貨物取扱量
各年版『三重県統計書』による。単位はt。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度 発送 到着
1948年 11,088 10,544
1949年 6,853 12,080
1950年 15,605 25,149
1951年 7,231 16,252
1952年 19,261 27,587
1953年 12,343 30,065
1954年 11,762 33,976
1955年 5,118 27,919
1956年 5,098 14,802
1957年 3,756 12,646
1962年 8,013 7,748
1963年 2,578 7,006
1964年 3,852 10,422
1965年 3,824 10,158
1966年 4,563 11,057
1966年 7,434 11,919
1968年 2,721 13,263
1969年 4,065 13,520
1970年 4,243 13,365
1971年 4,104 11,459
1972年 3,861 9,796
1973年 4,905 9,247
1974年 5,026 10,995
1975年 5,358 8,164
1976年 6,289 8,610
1980年 2,030 1,232
1981年 0 25
1982年 1,625 358
1983年 925 67
1984年 0 0
1985年 0 0
1986年 0 0
1987年 2,300 0
1988年 600 0
1989年 2,200 0
1990年 2,425 0
1991年 2,625 800
1992年 4,700 1,100
1993年 1,300 200
1994年 2,625 625
1995年 3,200 600
1996年 5,000 1,300
1997年 3,600 947
1998年 3,600 600
1999年 1,300 300
2000年 1,700 300
2001年 1,625 600
2002年 1,800 500
2003年 2,100 600
2004年 2,100 300
2005年 4,400 1,000
2006年 1,400 400
2007年 1,300 400
2008年 100 100
2009年 1,300 400
2010年 300 700
2011年 125 400
2012年 400 500
2013年 616 1,440

利用状況[編集]

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1998年 616
1999年 665
2000年 659
2001年 615
2002年 618
2003年 600
2004年 583
2005年 603
2006年 635
2007年 640
2008年 652
2009年 650
2010年 651
2011年 663
2012年 673
2013年 696

駅周辺[編集]

多気駅の西側
多気駅の東側

駅名のみならず、所在地も「多気郡多気町多気」となっており、一見すると多気町の中心であるかの印象を与えるが、役場をはじめとした町の中心的施設はほぼ全てが相可(隣駅の相可駅周辺)にある。そのためか当駅周辺には若干の市街地が広がっているものの、主要駅の割には目立った施設があるわけではない。

松阪市多気郡明和町との境界に近く、松阪市法田町、明和町岩内等が利用圏に入っている。

バス路線[編集]

  • 多気町町営バス
    • 幹線バス: 下河田、波多瀬公民館、大石
    • 予約運行型小型バス(でん多)
      • 1系統(西相鹿瀬線) 相可駅
      • 2系統(西池上・下佐奈線) 相可駅

隣の駅[編集]

東海旅客鉄道
紀勢本線
快速「みえ
松阪駅 - 多気駅 (- 参宮線 伊勢市方面)
普通
徳和駅 - 多気駅 - 相可駅
参宮線
快速「みえ」
※参宮線内については列車により異なるため、列車記事を参照のこと。
普通
(徳和駅 -) 多気駅 - 外城田駅

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ a b 熊野市史編纂委員会 編(1983):587ページ
  3. ^ a b c 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

参考文献[編集]

  • 熊野市史編纂委員会 編『熊野市史 中巻』熊野市、昭和58年3月31日、1377p.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]