吉久 (高岡市)
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吉久 | |
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![]() 吉久 | |
北緯36度46分54.88秒 東経137度3分23.88秒 / 北緯36.7819111度 東経137.0566333度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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地区 | 能町地区 |
人口 | |
• 合計 | 1,381人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
933-0002[2] |
市外局番 | 0766 (高岡MA)[3] |
ナンバープレート | 富山 |
吉久(よしひさ)は、富山県高岡市の地名。北前船の往来する商人の町として栄えた。郵便番号は933-0002[2]。吉久1丁目から3丁目まで存在する。
さまのこと呼ばれる千本格子の古い街並みをよく残しており、2020年(令和2年)12月28日に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。高岡市では金屋町、山町筋に次いで市内三番目の重伝建指定となった。
地理[編集]
高岡市北部、西側の小矢部川(伏木港)と東側の庄川間に挟まる位置にある。北側は射水市庄西町の市境に接している。南側は元々は庄川が流れ小矢部川との合流部分となっておりかつて射水川と称していたが、明治期から大正期にかけての庄川・小矢部川分離工事によって陸地となり、現在では工業団地として利用されている。
吉久の古い街並みの民家は主に北東部にある、古い街並みの周囲は工業団地に囲まれており新湊線の高岡貨物駅も立地している。
歴史[編集]
古くは漁村であったが、江戸時代には加賀藩の米蔵が置かれ港町として発展。小矢部川の水運によって砺波の年貢米が集められ海運で関西方面へ送られた。また江戸期から戦後までは吉久周辺で稲作もなされていた(現在の工業団地)
街並みの整備[編集]
古い街並みの指定範囲は約4.1haで、連続した古民家が見られる。古民家は街道に対して間口の狭い短冊状で二階建ての白壁、さまのこと呼ばれる千本格子が見られるのが主な特徴である[4]
世帯数と人口[編集]
2017年(平成29年)3月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
吉久 | 548世帯 | 1381人 |
小・中学校の学区[編集]
おもな施設[編集]
- 能松家住宅 - 国の登録有形文化財。明治後期の建築。
- 有藤家住宅 -国の登録有形文化財。
- 丸谷家住宅 - 国の登録有形文化財。
- 吉久神明社 - この神社にある狛犬は1555年建造で県内最古のものとされ、市文化財に指定されている。
交通[編集]
吉久の街並み周辺には駐車場が確保されていないので公共交通機関の利用が推奨される。
路面電車[編集]