高岡貨物駅

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高岡貨物駅*
近くの踏切から見た高岡貨物駅
近くの踏切から見た高岡貨物駅
たかおかかもつ - Takaoka Kamotsu
能町 (1.9km)
所在地 富山県高岡市吉久1丁目1-20**
所属事業者 JR logo (freight).svg日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 新湊線
キロ程 1.9km(能町起点)
電報略号 タオ
シン(新湊駅時代)
駅構造 地上駅
開業年月日 1918年(大正7年)1月27日*
備考 貨物専用駅
*2002年(平成14年)12月1日に現在地に移転、新湊駅から改称。
**移転前の所在地は新湊市(現射水市)庄西町2丁目5(地図)。
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中越パルプ工業専用線から高岡貨物駅へ進入する貨物列車

高岡貨物駅(たかおかかもつえき)は、富山県高岡市吉久1丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)新湊線貨物駅である。新湊線の終着駅

かつては、能町駅から3.6kmの新湊市(現射水市)庄西町2丁目5にあり、新湊駅(しんみなとえき)と称していたが、2002年(平成14年)12月1日に能町駅側1.7kmの現在地に移転し、現在の名称に改称した[1]

取扱貨物[編集]

駅構造[編集]

小矢部川沿いに広がる細長い地上駅である。着発線荷役方式(E&S方式)を採用している[1]

着発線は3本あり、川側から下り本線、上り本線、上り1番線となっている。下り本線はコンテナ荷役線となっており、その川側に1面のコンテナホームが設置されている。その他、仕分線が3本、上り1番線の東側に敷設されている。また、営業窓口のJR貨物高岡営業所が駅構内に設置されている。

本線の能町駅側から、中越パルプ工業能町工場へ続く専用線が分岐している。工場内に1面1線の上屋付貨物ホームと、1面1線のコンテナホームが設置されており、この専用線は輸送に使用されている。入換作業は、荻布倉庫が保有する小型ディーゼル機関車が行っている。

この荻布倉庫が保有するセメント包装所住友大阪セメントが新湊サービスステーションとして使用)へ続く専用線が中越パルプ工業専用線から分岐しているが、2009年(平成21年)現在使用されていない。かつては、包装所向けのセメント輸送があったが、2005年(平成17年)3月に青海駅電気化学工業青海工場)発の輸送が廃止されたのに伴い全廃されている。ただし、前述の通り工場内の入換用小型ディーゼル機関車は荻布倉庫が保有しており、この機関車の車庫が専用線内にあるため、車庫線としては現在も使用されている。

この他にも、新湊駅時代には日本重化学工業高岡工場、サンエツ金属高岡工場、JFEマテリアル工場へ続く専用線がそれぞれ分岐していた。日本重化学工業線は用水路に沿って南下、加越能鉄道(現万葉線高岡軌道線と平面交差し、工場へ向かっていた。JFEマテリアル線も、高岡軌道線と平面交差していた。

駅周辺[編集]

歴史[編集]

1935年(昭和10年)度における新湊駅周囲概況。当駅より伸びる専用線の姿も確認し得る
戦前の新湊駅構内

隣の駅[編集]

日本貨物鉄道(JR貨物)
新湊線
能町駅 - 高岡貨物駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 「鉄道記録帳2002年12月」、『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年3月1日、 24頁。
  2. ^ 『官報』1652号、1918年(大正7年)2月6日、内閣印刷局
  3. ^ 運輸通信省鉄道総局業務局及び鉄道軌道統制会編、『地方鉄道及軌道一覧附専用鉄道 昭和十八年四月一日現在』、1944年(昭和19年)3月、鉄道軌道統制会
  4. ^ 大正9年8月17日鉄道省告示第58号(『官報』、1920年(大正9年)8月17日、内閣印刷局)
  5. ^ 大正11年9月2日鉄道省告示109号(『官報』、1922年(大正11年)9月2日、内閣印刷局)
  6. ^ 昭和26年3月30日日本国有鉄道公示第68号(『官報』、1951年(昭和26年)3月30日、大蔵省印刷局)
  7. ^ 昭和26年3月30日日本国有鉄道公示第69号(『官報』、1951年(昭和26年)3月30日、大蔵省印刷局)
  8. ^ 石野哲輔、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』、1998年(平成10年)10月、JTB
  9. ^ 今尾恵介監修、『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線 6号』、2008年(平成20年)10月、新潮社

関連項目[編集]