南雲

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南雲(なぐも、なんうん、なんくも、なんも)は、地名人名。発祥地は新潟県十日町市とする説と群馬県渋川市赤城町長井小川田とする説がある。都丸十九一は、旧勢多郡赤城村の南雲について、中世以降の名であり、その語源は不詳であるとしている[1]

地名[編集]

新市名候補[編集]

人名[編集]

南雲(なぐも、なんくも)

日本人姓名の一つ。新潟県から関東地方西部の群馬県埼玉県東京都神奈川県にかけて分布。市町村別では、十日町市南魚沼郡湯沢町南魚沼市(新潟県)、渋川市前橋市(群馬県)に多数分布[16]

南雲(なんうん)

中国朝鮮個人名の一つ。

架空の人物[編集]

社名・店名[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『群馬の地名』34頁 勢多の南雲
  2. ^ 『黒保根村誌 第1巻』71頁 現代の字(大・小)名称一覧 下田沢
  3. ^ 『角川日本地名大辞典 第10巻 群馬県』1418頁 小字一覧 下田沢村
  4. ^ 『角川日本地名大辞典 第10巻 群馬県』1264頁 赤城村 長井小川田
  5. ^ 『角川日本地名大辞典 第10巻 群馬県』1422頁 小字一覧 長井小川田
  6. ^ 『日本歴史地名大系 第10巻 群馬県の地名』478頁 南雲郷
  7. ^ 『角川日本地名大辞典 第10巻 群馬県』669-670頁 長井小川田〈赤城村〉
  8. ^ 『角川日本地名大辞典 第10巻 群馬県』749-750頁 沼田街道
  9. ^ 『角川日本地名大辞典 第15巻 新潟県』1566-1567頁 十日町市 世帯・人口別表
  10. ^ 『角川日本地名大辞典 第15巻 新潟県』1566頁 十日町市 馬場
  11. ^ 『日本歴史地名大系 第15巻 新潟県の地名』344頁 馬場村
  12. ^ a b 『日本歴史地名大系 第15巻 新潟県の地名』343頁 伊達村
  13. ^ 『角川日本地名大辞典 第15巻 新潟県』1564頁 十日町市 伊達
  14. ^ 『角川日本地名大辞典 第15巻 新潟県』1564頁 十日町市 新宮
  15. ^ 雲南市の由来 雲南市、2021年(令和3年)5月5日閲覧。
  16. ^ ナグモ【南雲】 日本姓氏語源辞典、2021年(令和3年)5月5日閲覧。

参考文献[編集]

  • 相葉伸 編『群馬の地名 - 郡名から大字名まで -』みやま文庫、1971年昭和46年)
  • 平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名大系 第10巻 群馬県の地名』 平凡社1987年(昭和62年)
  • 平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名大系 第15巻 新潟県の地名』 平凡社、1986年(昭和61年)
  • 角川日本地名大辞典編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 第10巻 群馬県』 角川書店1988年(昭和63年)
  • 角川日本地名大辞典編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 第15巻 新潟県』 角川書店、1991年平成3年)
  • 黒保根村誌編纂室 編『黒保根村誌 第1巻 総論・自然・原始・古代・中世・近世編』黒保根村誌刊行委員会、1997年(平成9年)

関連項目[編集]