共同通信会館

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株式会社共同通信会館
本社所在地 日本の旗 日本
105-0001
東京都港区虎ノ門2丁目2番5号
設立 1963年(昭和38年)4月1日
業種 不動産業
法人番号 2010401008259 ウィキデータを編集
事業内容 不動産賃貸
代表者 水谷亨(一般社団法人共同通信社社長)[1]
資本金 10億7484万円
売上高 14億4206万8000円
(2023年3月期)[2]
営業利益 5億4145万8000円
(2023年3月期)[2]
経常利益 5億2038万7000円
(2023年3月期)[2]
純利益 2億2278万8000円
(2023年3月期)[2]
純資産 78億9134万5000円
(2023年3月期)[2]
総資産 120億5155万5000円
(2023年3月期)[2]
主要株主 一般社団法人 共同通信社
共同通信加盟・契約各社
関係する人物 柴田建哉[1](取締役、西日本新聞社代表取締役社長)
白井文吾(取締役、中日新聞社代表取締役会長)
中屋祐司[1](監査役、一般社団法人共同通信社常務理事)
外部リンク https://www.kyodonews-bld.jp/
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共同通信会館
共同通信会館の位置(東京都区部内)
共同通信会館
情報
用途 事務所店舗
旧用途 事務所
設計者 村田政真建築設計事務所[3]
施工 鹿島建設
建築主 株式会社共同通信会館
管理運営 株式会社共同通信会館
構造形式 SRC造
敷地面積 4,148.5 m²
建築面積 3,224.3 m²
延床面積 12,421.5 m²
階数 地上9階、地下2階、塔屋4階
エレベーター数 7基
駐車台数 32
竣工 1966年3月
所在地 105-0001
東京都港区虎ノ門2丁目2番5号
座標 北緯35度40分8.95秒 東経139度44分40.87秒 / 北緯35.6691528度 東経139.7446861度 / 35.6691528; 139.7446861 (共同通信会館)座標: 北緯35度40分8.95秒 東経139度44分40.87秒 / 北緯35.6691528度 東経139.7446861度 / 35.6691528; 139.7446861 (共同通信会館)
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共同通信会館(きょうどうつうしんかいかん)は、東京都港区虎ノ門二丁目にある商業ビル。

概要[編集]

GHQの命令による同盟通信社解散・分裂を経て東京都千代田区日比谷公園内の市政会館に事務所を置いていた共同通信社が、1963年1月16日に第1回新社屋会社設立準備委員会を立上げ[4]

同年2月2日、新社屋の払い下げ土地・建物の所有権を取得[4]し、4月1日に事業会社である株式会社共同通信会館を設立。1965年3月12日、共同通信会館上棟式[5]。同年11月18日に定礎式が行われる[5]

1966年3月27日、現地に本社ビルとして建築し市政会館から移転[6]。2003年7月、汐留メディアタワーが竣工し、東京本社の殆どの機能が移転し、2005年にオフィスビルとしてリニューアルした。

テナント[編集]

オフィス[編集]

建て替え[編集]

築50年を経て老朽化が進み、隣接地にあった旧国立印刷局本局・虎の門工場、旧虎の門病院の敷地と合わせて再開発されることになった。

まず2014年(平成26年)、国立印刷局本局が共同通信会館7・8階に移転[8]し、印刷局本局庁舎・虎の門工場施設の解体に着手。解体は1年余りで完了した。続けて2016年(平成28年)、印刷局跡地で虎の門病院新院の建設が始められた[9]。虎の門病院新院は2018年(平成30年)5月に上棟し、2019年(令和元年)5月1日に移転。旧院建屋は開院後に解体され、地上38階建ての業務棟と2階建てのアネックス棟と呼ばれるビルが建設中である。この業務棟が2代目の共同通信会館となる。

業務棟の保留床取得者に決まった日鉄興和不動産は、共同通信会館社が業務棟の16階から21階までの6フロア分を貸主として取得すると発表した[10]。業務棟の竣工は2025年(令和7年)2月を予定しており、テナントにはそこまでの退去が求められている[11]。国立印刷局本局は業務棟への移転が内定済みで、原賠機構本部は入札の結果、近隣の赤坂インターシティへの移転が決定した。

跡地は隣の住友不動産虎ノ門タワー(旧JTビル)前と一体化した広場となる予定である。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]