十三機兵防衛圏

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十三機兵防衛圏
13 Sentinels: Aegis Rim
ジャンル ドラマチックアドベンチャーゲーム
対応機種 PlayStation 4
開発元 ヴァニラウェア
発売元 アトラス
ディレクター 神谷盛治
音楽 崎元仁
美術 平井有紀子
人数 1人
メディア BD-ROMダウンロード販売
発売日 プロローグ
2019年3月14日
本編
2019年11月28日[1]
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
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十三機兵防衛圏』(じゅうさんきへいぼうえいけん、英語表記:13 Sentinels: Aegis Rim)は、ヴァニラウェアが開発し、アトラスより2019年11月28日に発売されたPlayStation 4用ゲームソフト[2]。通称『十三機兵[3][4]

1980年代の架空の日本を舞台に、滅びの運命に抗う13人の少年少女を描くドラマチックアドベンチャーゲームオリジナルリアルロボット「機兵」に搭乗してのシミュレーションバトルもある。

2019年3月14日に冒頭の3時間ほどをプレイできる『十三機兵防衛圏 プロローグ』が他の商品に添付されて発売された[5]

2019年10月23日に冒頭の3時間ほどをプレイできる「序盤まるごと体験版」が同年10月30日に配信されることが発表された。“プロローグ”を所持済みのユーザーは加えて序盤の約6時間ほどがプレイ可能[6]

バージョン[編集]

プロローグ版[編集]

2019年3月14日発売。冒頭3時間ほどがプレイ可能なプロローグ版。セーブデータの本編への継承は不可。パッケージ版にはCDとビジュアルブックが付属する。

十三機兵防衛圏 デジタルアーカイブス(ダウンロード版)
「十三機兵防衛圏 プロローグ」に十三機兵防衛圏のオリジナルPS4テーマ、PSN用のアバターセットが付属する。
十三機兵防衛圏 Music and Art Clips(パッケージ版)
「十三機兵防衛圏 プロローグ」に十三機兵防衛圏のビジュアルブック、オリジナルミニサウンドトラックCD、オリジナルPS4テーマ、PSN用のアバターセットが付属する。
  • 十三機兵防衛圏 ビジュアルブック
    • 13人の主人公たちの美麗なビジュアル、機兵や背景イラストも含むこのパッケージ限定の特別なビジュアルブック。(全36ページ)
  • 十三機兵防衛圏オリジナルミニサウンドトラックCD
    • 『十三機兵防衛圏』のサウンドの中から厳選した10曲のミニサウンドトラックCD。
  • 【DLC】十三機兵防衛圏オリジナルPS4テーマ&アバターセット
    • 『十三機兵防衛圏』の美しいイラストや音楽を使用したオリジナルのPS4テーマ2種とアバター13種がセットになったDLC。
  • 【PS4ディスク】十三機兵防衛圏 プロローグ
    • 『十三機兵防衛圏』の主人公となる13人全員の物語冒頭部分がプレイできるPS4用ソフト。
このほか、同日に発売される『オーディンスフィア レイヴスラシル』と『ドラゴンズクラウン・プロ』の廉価版にも「十三機兵防衛圏 プロローグ」のダウンロード版が付属する。

本編[編集]

十三機兵防衛圏(通常版)
店頭で販売される通常版と、PlayStation Storeのダウンロード版がある。
十三機兵防衛圏 プレミアムボックス
パッケージ版のみの限定版。設定画などを収録したブックレット「シークレットファイル」、13版機兵のペーパークラフト・モデルキット、DLCオリジナルテーマ&アバターセットを同梱。
十三機兵防衛圏 プレミアムエディション
ダウンロード版の豪華版。シークレットファイルのデジタル版ブックレット、DLCオリジナルテーマ&アバターセットが付属する。

ゲームシステム[編集]

本作は、日常の異変について探索するアドベンチャーパート”追想編”、機兵に乗って敵と対峙するシミュレーションバトルパート”崩壊編”、物語を俯瞰して考察できるアーカイブ”究明編”で構成される。

追想編 (アドベンチャーパート)
横スクロール画面で展開する"追想編"は、ストーリーの核を握るアドベンチャーパート。基本は1945年、1985年、2025年、2065年、2105年の5つの時代を舞台に13人の登場人物から一人を選んでプレイをする。本作の特徴的なシステムである"クラウドシンク"が、ストーリー進行の鍵を握っている。探索のなかで重要となるキャラクター同士の会話のなかには真相へのヒントが隠されており、それを集めて思想することで、さまざまな情報を得ることができる。
各主人公たちは互いに友人・恋愛関係などで複雑に関連し合っており、関係性の深いキャラクターとの専用エピソードがある。それらの物語を追うことで、この世界に隠された大いなる謎が明らかにできる。クラウドシンクの選択や、どの人物に話しかけるのかも重要な要素となる。
物語をある程度進めるとロックが掛かり、関連性の深い他の主人公を特定のイベントまで進めるか、後述の崩壊編を指定のステージまでクリアすることで、また新たに進めることができる。
  • クラウドシンク
    • キャラクターどうしの会話で浮かび上がるキーワードを使って交流していくことで、物語の真相に迫っていくシステム。会話で集めたキーワードは"考える"ことで変化したり、相手に投げかけると新たなキーワードを得ることができる。キーワードを集め、思想し、選択肢を選ぶだけでなく、「会話のなかで考え、問いを投げかける」という、より日常に近い流れで直観的に物語に没入できる。
崩壊編 (シミュレーションバトルパート)
押し寄せる怪獣の種類を見極めて、プレイヤーは13人の主人公たちが搭乗する近接型/遠距離型/万能型/飛行型といった4種類のあるオリジナルリアルロボット「機兵」を編成、駆使して戦うシミュレーションバトル。
怪獣は「ターミナル」を狙って攻撃を仕掛けてくるので、ターミナルが落とされてしまえば、作戦は失敗となる。プレイヤーは最大6体からなる機兵部隊を操作し、世界防衛の拠点となる「ターミナル」を守りながら、巨大な”怪獣”の殲滅を目指すことになる。機兵の世代ごとに得意な戦闘スタイルが異なるので、出現する怪獣に合わせてチームを編成するのが攻略の基本。出撃部隊に選出しなかったメンバーは防衛チームとして、防衛拠点であるターミナルの周囲に配置され、自動で遊撃や支援を行なってくれる。
ステージごとに異なるミッションがあり、バトル中にミッションを達成したり、スムーズに敵を倒してSランクの評価を獲得すると、アーカイブパート”究明編”での物語解放の鍵となる場合もある。
  • コマンド
    • 移動やアクションのほか、機兵の修復や防御などが存在する。
      • 修復
        • 機兵は攻撃を受けるとダメージが蓄積し、修復が必要になってしまう。修復時は搭乗者が機兵から降りるため、守りがガラ空きになる。危険を感じたら、安全地帯へ一時撤退する必要がある。
  • 兵装カスタム
    • バトルで得た「メタチップ」を使い、性能の向上や、兵装の開放、強化など、カスタマイズが可能。
  • 機兵強化
    • メタチップで、機兵の装甲を強化することができる。
      • 装甲:機兵の装甲を強化。HP↑DEF↑一定確率で攻撃を無効化。
      • ジェネレーター:機兵の動力炉を強化。EP↑ATK↑EP回復量が上昇。
      • 火器管制装置:機兵のFCSを強化。ATK↑ACC↑クリティカル時のダメージが上昇。
      • アクチュエーター:機兵の駆動系を強化。SPD↑DEF↑移動速度・距離が上昇。
      • ニューロリンク:機兵の神経同期系を強化。ACC↑SPD↑入手EXP↑脳負荷が軽減。
  • パイロットスキル
    • 経験値を貯めるとキャラクターのレベルが上がり、固有のスキルが開放される。
  • プレイモード
    • ”CASUAL”、”NORMAL”、”STRONG”モードがある。物語だけを楽しみたい人は"カジュアルモード"。
究明編 (アーカイブス)
本作の魅力のひとつでもある”精密に作りこまれた世界設定”を堪能できる。イベントシーンのリプレイや、シナリオ分岐なども確認可能。また、人物や機兵などの設定、グルメなど、あらゆる情報をビジュアルとともにもチェックできる。
  • アンロックポイント
    • 新たなファイルの解放には”崩壊編”で手に入るアンロックポイントが必要となる。

登場人物[編集]

十三人の主人公[編集]

鞍部十郎(くらべ じゅうろう)
- 下野紘[7]
本作の13人の主人公の一人。黒髪・短髪の少年。1985年時点の咲良高等学校に通う16歳の男子高校生[8]。1年B組。巨大ロボットや怪獣などの特撮映画が好きで、毎日何かしら映画をビデオで見ている。温厚かつ、やや気弱な性格。一人称は「僕」。毎晩不思議な夢に悩まされ、日々の生活にどこか違和感を感じていたが、ある日意図せず巨大な謎なロボットを出現させてしまう。郷登や森村からは和泉十郎と呼ばれている。
機兵の起動マーカーは右手の甲。
冬坂五百里(ふゆさか いおり)
声 - 種崎敦美
本作の13人の主人公の一人、ロングヘアの銀髪少女。頭に花の髪止めをしている。咲良高等学校に通う女子高校生。1年B組。どこか憎めない普通の明るい女子高生。成績は平均すれば普通、教科ごとの出来不出来が激しい。最近は変な夢に悩まされ、不眠が続き、寝坊したり授業中に居眠りしている。遅刻ギリギリで登校した日に、校門で偶然ぶつかった関ヶ原瑛に一目惚れする。
機兵の起動マーカーは右の太腿。
網口愁(あみぐち しゅう)
声 - 鈴木達央
本作の13人の主人公の一人。茶色の短髪の少年。いつも学生服の前を開けて、黒いアンダーシャツを着ている。咲良高等学校に通う男子高校生。家が金持ちで、スポーツ万能のプレイボーイ。軽薄だが人当たりが良いため、男女ともに人気がある。本心では世の中に退屈している一面を持つ。偶然通りかかった商店街で複数の不良たちに絡まれている鷹宮由貴を助け出し、彼女に惚れ込むことになる。最近よく見る不思議な夢と、テレビから話しかけてくる謎の少女の件で悩んでいる。
機兵の起動マーカーは右のこめかみ。
薬師寺恵(やくしじ めぐみ)
声 - 内田真礼
本作の13人の主人公の一人。黒髪のロングヘアの少女。眼鏡をかけている。咲良高等学校に通う女子高校生。南奈津乃と同じクラスの1年C組。破滅した2025年からやってきた未来人。2024年に和泉十郎と出会い、恋人同士となる。真面目で感情をあまり表に出さないが、強引に鞍部家の居候になるなど、十郎に強い愛情を示す。料理が得意で、毎日のように十郎や三浦のために弁当や夕飯などを作っている。記憶を失くした十郎を救いたいと願ったとき、“しゃべる猫”から“魔法の銃”で指定した人間を撃てば、十郎の記憶を戻してやると契約を持ち掛けられ、契約を結ぶ。
機兵の起動マーカーは左脇腹。
比治山隆俊(ひじやま たかとし)
声 - 石井隆之
本作の13人の主人公の一人。髪はやや長い少年。実直で男らしい性格。1944年で日本軍の兵士として搭乗員候補生の訓練を受けている。同じく候補生の三浦慶太郎の同郷の先輩にあたる。とある美しい少女にひと目惚れするが、彼女の正体は沖野司という男だと知らされる。それを信じられない比治山は沖野を追いかける為に見知らぬ少年(関ヶ原)に強引に付いていき、1985年にタイムスリップしてしまう。餓死寸前の時に名前も知らない女子(後に薬師寺と判明)に恵んでもらった焼きそばパンがお気に入り。未来の世界では半年ほど沖野を探しつつ日雇いで生計を立てるが、ある日再会した沖野と過去に戻るため取引をする。女装姿に惚れた弱みから、沖野に振り回されるが、まんざらでもない。
機兵の起動マーカーは左の前腕部。
鷹宮由貴(たかみや ゆき)
声 - 小清水亜美
本作の13人の主人公の一人。ポニーテールを赤いリボンで縛っている少女。手には革グローブをしている。他校にも名が知れるほど腕の立つスケバン。仲間思いで、正義感が強く、喧嘩っ早い。南奈津乃とは小学生からの幼馴染の親友で、唯一気兼ねなく話せる相手。中学で引越ししたため離ればなれになり、以降は文通している。元は鈴ヶ峰女子高校の1年生だったが、他校の不良と喧嘩沙汰を起こして補導された際、井田から服役中の父のことで弱みを握られ、兵器製造にかかわる生徒(リストに南の名があったのも理由)を調査するスパイ任務を受けて咲良高校に転校する。助手と名乗る相葉絵理花とともに、南失踪の真相に迫る。
機兵の起動マーカーは右の鎖骨付近。
関ヶ原瑛(せきがはら えい)
声 - 浪川大輔
本作の13人の主人公の一人。髪の色は薄く、とても短い。目を覚ますと記憶を無くしており、傍らには見ず知らずの女性の死体があり、黒服の男たちに執拗に追われる身となっていた。過去の記憶を失う前の自分が残したメッセージ記録で、この世界から脱出しろと言われる。正体は破滅した2064年からやってきた未来人。東雲諒子の一つ下の幼馴染みで、彼女を姉のように慕っている。2064年での戦闘で十郎と同じウイルスに脳を冒され、記憶障害となっている。
機兵の起動マーカーは右の首筋。
南奈津乃(みなみ なつの)
声 - 佐倉薫
本作の13人の主人公の一人。髪は茶色のショートヘアの少女で、体操服を着ている。咲良高等学校に通う女子高校生で、元気で素直な陸上部員。薬師寺と同じクラスの1年C組。純粋に宇宙人との交流を夢見るオカルトマニア。両親と弟の五人家族。お隣の玉緒おばあちゃん(鞍部十郎の祖母)と仲が良い。冬坂五百里と沢渡美和子、鷹宮由貴とは小学校からの親友。部室に現れた謎のロボット「BJ」と出会い、17番機兵を探すため、BJと共に時をかけて、さまざまな事件に巻き込まれていく。過去から来た三浦と知り合い、お互いを意識するようになる[9]
機兵の起動マーカーは右の頬。
三浦慶太郎(みうら けいたろう)
声 - 石川界人
本作の13人の主人公の一人。妹思いで思慮深く、生真面目。一人称は「私」。額に大きな傷があり、学帽で隠している。また、両足に脚絆を巻いている。1944年で日本軍の新型兵器である機兵の搭乗員。太平洋戦争末期に未知の技術・機兵とかかわり、祖国のために戦うことを誓う。比治山とは同郷の先輩後輩で、共に祖国を思う気持ちは強い。比治山が1944年に行方不明(1985年に時間移動)になった後、翌1945年に機兵に搭乗して未確認巨大物体と戦いの最中、意図せず機兵ごと1985年に時間移動してしまう。元の時代で出会った南奈津乃と再会し、彼女の紹介で鞍部家に居候する。残された幼馴染の鞍部玉緒(十郎の祖母)と妹の千尋を案じて1945年へ戻る方法を探る[10] 。同じく居候の薬師寺が作ったハンバーグが好物。
機兵の起動マーカーは額。
如月兎美(きさらぎ とみ)
声 - M・A・O
本作の13人の主人公の一人。白い髪は長くお下げにしている小柄な少女。赤いフレームの眼鏡をしている。兎美は「とみ」と読むが、友達からは「ウサミ」というあだ名で呼ばれている。咲良高等学校に通う女子高校生。1年B組。遠慮のない言動で、生意気に見られやすいが、頭がよく回り、逆境を乗り越える心の強さを持つ。破滅した2025年からやってきた未来人で薬師寺とは友人。歌が得意で、元いた時代では自身の歌唱動画を投稿するのが趣味だった。2025年が怪獣に襲撃された際に郷登に救出され、1985年では普通の女子高生として生活していた。咲良高校では未来人であることは隠しながら、冬坂や沢渡と仲良くなる。沢渡と幼馴染である緒方のツテで、未来に戻る為に敷島重工に関する秘密を探ろうとした際、謎の光により廃墟となった2025年に緒方と沢渡とともに飛ばされてしまう。
機兵の起動マーカーは腰の左側。
緒方稔二(おがた ねんじ)
声 - 関智一
本作の13人の主人公の一人。リーゼント・ヘアの少年。咲良高等学校に通う男子高校生。1年D組。短気で口が悪いが情に厚く、世話焼き。喧嘩が強く、度胸が据わっているため、中学時代には周辺の不良たちの間で有名人となっていた。父は大企業・敷島重工の重役。沢渡や南とは幼馴染の関係。如月らと2025年から辛くも生還後、偶然乗った電車で”時が戻る”体験をする。巻き戻される時のなか、不思議な声からある「鍵」の解明を指示される。
機兵の起動マーカーは右足首。
東雲諒子(しののめ りょうこ)
声 - 早見沙織
本作の13人の主人公の一人。ウェーブがかったボブカットの少女。頭や制服の下に包帯を巻いている。咲良高等学校に通う女子高校生。破滅した2064年からやってきた未来人。2064年では好意を寄せる井田を想う一心で、機兵に搭乗していた。2064年の戦闘で十郎や関ヶ原と同じウイルスに脳を冒される。記憶障害の症状が特に酷く、常に薬を飲んでいないと激しい頭痛で意識を失ってしまう。だが、ある事件をきっかけに、凶悪犯426を追いかけることとなる。
機兵の起動マーカーは左膝。
郷登蓮也(ごうと れんや)
声 - 福山潤
本作の13人の主人公の一人。黒の短髪の少年。眼鏡をかけている。一人称は「私」。元は東雲や関ヶ原と同じく2064年からやってきた未来人。東雲とは中学時代に付き合っていたらしい。2025年・1945年・2105年をも訪れ、森村の右腕として働いている。頭脳明晰で、冷静に機兵操縦者を束ねる13人の主人公らのリーダー的存在。コンピューター上のデータは改ざん出来るから信じないとメモ帳を愛用している。2064年の戦闘では機兵に搭乗せず、オペレーターを務めていた為にウイルスによる脳の損傷を免れている。1985年では咲良高等学校に通う男子高校生。2年A組。情報収集の過程で2188年の”未来の自分”らしき人物が「計画防止のために、森村を始末しろ」と誰かに指示を出す記録を見てしまう。
機兵の起動マーカーは右手首。

その他の重要人物[編集]

柴久太(しば きゅうた)
- 上田燿司
一見ごく普通のやんちゃな男子高校生。鞍部の幼なじみで、一緒にSFや特撮映画が楽しめる仲間。放課後はよく網口の家でテレビゲームをして遊んでいる。いつもおちゃらけている、気さくで無邪気なムードメーカーだが、何か不思議な力を持っている。小学校から高等学校まで、つねに鞍部といっしょにいる幼馴染。いつも気さくにSFや特撮映画のVHSを鞍部に貸してくれる。[11]
沢渡美和子(さわたり みわこ)
- 松井恵理子
咲良高等学校に通う女子高校生。1年B組。おっとりしていて、控えめで優しい性格。男子と話すのが苦手だが、冬坂と関ケ原の関係など恋愛話には興味津々。イケメンが大好きで網口や郷登のファンらしい。冬坂五百里と南奈津乃とは小学校からの親友で、緒方稔二とは幼馴染。冬坂と如月とよくつるみ学校帰りに買い食いする。ぽっちゃり体型を気にしている。1985年から廃墟となった2025年に緒方・如月とともに飛ばされてしまう。
沖野司(おきの つかさ)
- 田村睦心
知能指数が非常に高い、人を巧みに翻弄する天才高校生。銀の短髪・小柄・華奢な体格で、女装すれば美少女と見紛う程の中性的な美少年。機兵をはじめとする様々な技術を生み出した。知的好奇心が旺盛で、人の言うことには耳を貸さず独断専行しがち。元は破滅した2105年の未来人。2064年の戦闘では沖野自身も十郎や関ヶ原と共に機兵で戦っていたが、破れた後は1944年に転移・潜伏していた。同時代に馴染むため、女装して堂路桐子を名乗る。1985年では自分に好意を持つ比治山を利用して、世界の破滅を防ぐ為に暗躍する。
森村千尋(もりむら ちひろ)
- ???
咲良高等学校の養護教諭。31歳。鞍部や冬坂のいる1年B組の担任でもある。敷島の兵器開発に関与している重要人物。破滅した2105年の未来人。関ヶ原編の冒頭で、何者かに射殺された姿で見つかる。
千尋(子供)
- ???
郷登と常に行動を共にしている幼い少女。兎のぬいぐるみを大切に黄色のカバンに入れている。彼女が着ている園児服は郷登が用意したもの。1945年の三浦の妹とよく似ている。
井田鉄也(いだ てつや)
- 鈴木達央
さまざまな時代に行き来し、暗躍する眼鏡にスーツ姿の壮年男性。破滅前の2064年では咲良高等学校の非常勤講師で、東雲諒子のクラスの担任。東雲や関ヶ原を戦いの場に引き込む。怪獣侵攻時には森村や郷登と共にオペレーターをしていた。1985年では政府が秘密裏に設けたスパイ機関・情報特務機構の理事長を務め、鷹宮や配下の黒服たちを使って咲良高校に隠されていると思われる敷島の秘密を探っていた。森村とは信頼・協力関係にあるが、彼女とは別の思惑がある模様。
相葉絵理花(あいば えりか)
- 東城日沙子
1985年で咲良高等学校に通う1年D組の女子生徒。おっとりしているが、独自の視点を持つミステリアスな少女。推理小説が大好きで鷹宮をホームズ、自身をワトソンにになぞらえて、鷹宮と南失踪事件の調査を楽しんでいる。上記の1944年時の鞍部玉緒と容姿がそっくり。
輪島武美 (わじま たけみ)
- 伊丸岡篤
1985年で近隣の苦栗工業高校(略して苦工)の不良達をまとめる番長。通称ニガクリのタケ。強面で不良言葉を使う。ケンカが強そうな雰囲気を出しているが、緒方や比治山、関ヶ原などに度々返り討ちに遭うことが多い。
尾西平三 (おにし へいぞう)
- 小柳基
蒲染区警察署少年課の私服警官。青少年の非行や暴走行為をとてもきびしく取り締まっているが、人情が厚く、彼とかかわった少年たちからは"鬼平"と親しみを込めて呼ばれている。輪島や鷹宮とも顔見知り。
因幡深雪 (いなば みゆき)
1985年で売れている新人女性歌手。ある晩、網口の自室にて、テレビの中から彼に助けを求めて来る。

その他の人物 [編集]

BJ
- ???
南が遭遇した謎の小さいロボット(高さ約60cm)。記憶セルを探すため、南に協力を仰ぐ。
しっぽ
- ???
薬師寺の前に現れた謎のしゃべるネコ。十郎を救いたいという薬師寺の願いごとをかなえる代わりに危険な任務を遂行させる契約を交わす。
426
危険視されている未来の凶悪犯。時間を移動し、機兵の活動を妨害している。2064年の戦いでは機兵を狂わせるプログラムを流し、甚大な被害をもたらしたと言われている。その犯人の名前として関ヶ原が上がったが、真相は謎に包まれている。

機兵[編集]

主人公らが怪獣と戦うために乗り込む二足歩行の巨大ロボット。2100年代にて井田鉄也と沖野司が設計し、自動工場で製造された。搭乗する少年少女らは適合者と呼ばれ、体の何処かに刻印された起動マーカーを手で擦ると「START」の文字が浮かび上がり、コクピットにワープすることで乗り込む。 時空間移動の機能も有し、機兵に乗って他の時代に転移することや、機兵自体が他の時代にあっても起動することで適合者の目の前に呼び出すことも可能。しかし機兵と適合者が同じ時代にいる場合は、適合者が機兵の近くまで行かなければ起動できない。 コクピット内では適合者は全裸となり、うつ伏せに跨がる格好で操縦する。適合者は脳内のナノマシンを介して機兵と接続されており、頭でイメージした通りに動かせる。その為、コクピット内には操縦桿などは存在しない。元は遠隔操作の無人機だったが、反応が遅く、怪獣にコントロールを奪われてしまうリスクが生じた為、有人機となった。また、上述の操縦方法により操縦者の脳には多大な負荷がかかる為、長時間の機兵操縦は大きな危険を伴う。

第一世代機兵(近接格闘型)
近接戦闘に特化した機兵で、機兵の中ではもっとも古い型。左腕には巨大な削岩機が装備されており、攻撃のリーチはどれも短いが、機動力が高く、怪獣の懐に潜り込めば大ダメージを叩き出せる。
最終戦では10番機に緒方、11番機に関ヶ原、12番機に比治山が搭乗する。
第二世代機兵(バランス型)
近接戦闘に加え遠距離攻撃用の兵装や味方支援用の兵装を持ち、様々な状況に対応できる万能タイプの機兵。兵装が多い分装甲が厚く重さが2200トンもあるため、機動力がやや低い。
13番、14番、15番の3機がある。以前は13番機に和泉が、15番機に関ヶ原が搭乗していた。
最終戦では13番機に鞍部、14番機に東雲、15番機に冬坂が搭乗する。
第三世代機兵(遠距離型)
遠距離攻撃を得意とした機兵。大きくせり出した胸部の主砲が特徴。レールガンや連射砲、多くのミサイル兵装で遠くの怪獣を狙い撃ちできる。また、ミサイルレインなどの範囲攻撃や、E.M.P.スタナーによる支援など、さまざまな兵装を使いこなせる。
最終戦では16番機に如月、17番機に南、19番機に三浦が搭乗する。
第四世代機兵(飛行支援型)
ふたつの巨大なティルトローターにより、飛行が可能となった最新型の機兵。ほかの機兵のサポートを目的として造られたため、支援行動を得意とする。レーザーによる射撃や小型の攻撃用ドローンの射出など他の機兵にはない最新鋭の兵装が特徴。またマルチロックミサイルやレッグスパイクなど怪獣を攻撃しつつ弱体化することが可能な兵装を持つ。
最終戦では20番に網口、21番に鷹宮、22番に郷登、23番に薬師寺が搭乗する。

怪獣[編集]

ある日突然少年少女たちの目の前に現れた、無骨で巨大な機械の塊のような見た目の未確認物体たち。ダイモスまたはDとも呼ばれる。街を壊し、人々を襲い、この世界を破壊しようと暴れ回る。

  • ハンター
    • ふたつの巨大なティルトトーターで素早く高速飛行する、全長5メートルの飛行型偵察ドローンの怪獣。隊列を組み、小型の自衛レーザーで攻撃をしてくる。
  • ワーカー
    • 全長は8メートルと怪獣の中では小型だが、人間にはたいへんな脅威。軍隊アリのように建物を乗り越え、大群をなして襲ってくる。
  • ドリルフライ
    • 全長30メートルの飛行掘削型の怪獣。空中から機銃やミサイルで攻撃してくるうえに耐久度も高い。
  • アプソス
    • ほかの怪獣にシールドを展開して守護する怪獣。シールドに覆われた怪獣には攻撃が届かないが、自身は接近されてからの打撃攻撃には弱い。
  • ドラムマイン
    • 標的に近づくと、大量のヘキソーゲンが詰まった爆薬を破裂され自爆する。
  • テラキャリア
    • 格納している大量のハンターを放出しながら進攻する、巨大な飛行輸送機型の怪獣。装甲も厚く、機銃などの攻撃も可能となっている。
  • ツインテール
    • ミサイルやガトリング砲を用いた遠距離攻撃に特化した怪獣。
  • ジモラ
    • 全長35メートルの巨大な怪獣で重量とパワーがある。装甲が厚いため、ミサイルや連射砲などの遠隔攻撃ではなかなか倒せない、近接戦闘に特化した怪獣。
ボスクラスの怪獣
  • ハイクアッド
    • 全長100メートルを超える巨大な怪獣。多数の兵装を備えており、装甲も厚い。本体上部中央付近から放出されるプラズマキャノンは極めて強力。直撃を受けると、その圧倒的な熱量により分厚い機兵の装甲も一瞬で溶解する。
  • モビルファク
    • 周囲の物質を材料として取り込み、内部の製造施設でつぎつぎと怪獣を生産する巨大な移動型工場怪獣。小型、中型の怪獣を製造し続けるため、放置していると対処しきれない数になり脅威となる。

スタッフ[編集]

  • ディレクター 神谷盛治
  • サウンドディレクター 崎元仁
  • キャラクターデザイン 平井有紀子

脚注[編集]

  1. ^ 『十三機兵防衛圏』2019年秋発売決定! 『十三機兵防衛圏 プロローグ』は本日より配信ファミ通.com 2019年3月14日
  2. ^ 「十三機兵防衛圏」は,13人の主人公の視点で物語が展開する“ドラマチックアドベンチャー”。世界観が確認できるゲームシーンを紹介 4Gamer.net 2017年9月29日
  3. ^ Inc, Aetas. “マフィア梶田の二次元が来い!:第480回「レストアされる十三機兵のアストラル」” (日本語). www.4gamer.net. 2020年1月10日閲覧。
  4. ^ 『十三機兵防衛圏』“十三機兵映像録 青春の落日編”公開。キャラクターの日常と青春が描かれる……” (日本語). ファミ通.com. 2020年1月10日閲覧。
  5. ^ 「十三機兵防衛圏」の冒頭をプレイできる「十三機兵防衛圏 プロローグ」が付属した商品4種が3月14日に発売4Gamer.net 2019年1月8日
  6. ^ 「序盤まるごと体験版」 配信日が10月30日(水)に決定!” (日本語). アトラス公式サイト. 2019年10月24日閲覧。
  7. ^ アトラス×ヴァニラウェア『十三機兵防衛圏 プロローグ』13人の主人公が登場、キャストも明らかにGameSpark 2019年1月10日
  8. ^ 『十三機兵防衛圏』公式サイト 登場人物” (日本語). 『十三機兵防衛圏』公式サイト. 2020年1月10日閲覧。
  9. ^ 週刊ファミ通 2019年11月7日号. ファミ通. (2019年10月24日 2019). 
  10. ^ 週刊ファミ通 2019年11月07日. ファミ通. (2019年10月24日 2019). 
  11. ^ 週刊ファミ通 2019年11月7日号. ファミ通. (2019年10月24日 2019). 

外部リンク[編集]