ワールドゲームズ

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ワールドゲームズ
開始年 1981
主催 国際ワールドゲームズ協会
サイト 国際ワールドゲームズ協会
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ワールドゲームズは、オリンピックの補完的な意味をもって行われるスポーツ競技大会である。1981年に始まった。夏季オリンピックの翌年に行われる。

歴史・概略[編集]

オリンピックは、1980年代以降の商業化にともなって過度に大規模化したため、今日、大会規模の縮小に向けて競技・種目の新規参入を厳しく制限し、従来行われていた競技・種目についても整理するなど、運営の変化を求められている。一方で、オリンピック競技として認められてはいないが世界的に盛んに行われるスポーツも増えてきている。そこでスポーツアコード(旧GAISF)加盟競技の中からオリンピックに参加していない競技・種目の競技大会として始まったのがワールドゲームズである。競技によっては、トライアスロンのようにワールドゲームズ競技の中からオリンピック競技へと正式に採用されたものや、綱引きのように過去にオリンピックで行われていたものもある。

ワールドゲームズを主催する都市には、会場を既存のものでまかなうことが求められており、ワールドゲームズのための新しい施設等はこれまで一切建設されなかったが、第8回高雄大会ではメインスタジアムが同大会のために新設された。

ワールドゲームズを主催しているのは国際ワールドゲームズ協会(IWGA)であり、これを国際オリンピック委員会(IOC)が後援している。

2001年8月に開催されたワールドゲームズ2001は、日本はもちろん、アジアで初めての大会であり、秋田県で開催された。秋田県では国際的なスポーツ大会を開催した実績が全くなかったものの、県内8市町村・21会場の史上初の広域開催で、22の公式競技と5の公開競技を実施し、観客数は30万人を記録、成功を収めた。

秋田大会では、大会史上初めて表彰式国旗が掲揚され、国歌が演奏された。それまではナショナリズムを煽るという理由で、国別対抗というかたちにはなっていなかったが、それでは人気が出ないということで変更された。日本人選手は、公式競技で金9銀6銅10、公開競技で金5銀4銅2のメダルを獲得した。

大会マスコットは、なまはげをモチーフにしたナミーとハギー

開会式では秋田県を代表する伝統芸能の竿燈花輪ばやし、鷹巣綴子大太鼓太平山三吉神社梵天、土崎湊囃子などが披露された。

2009年の高雄大会の模様はBS-TBSで放送された。

大会一覧[編集]

期間 開催都市 開催国
1 1981年7月24日 - 8月02日 サンタクララ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2 1985年7月25日 - 8月04日 ロンドン イギリスの旗 イギリス
3 1989年7月20日 - 7月30日 カールスルーエ 西ドイツの旗 西ドイツ
4 1993年7月22日 - 8月01日 ハーグ オランダの旗 オランダ
5 1997年8月07日 - 8月17日 ラハティ フィンランドの旗 フィンランド
6 2001年8月16日 - 8月26日 秋田 日本の旗 日本
7 2005年7月14日 - 7月24日 デュースブルク ドイツの旗 ドイツ
8 2009年7月16日 - 7月26日 高雄 中華民国の旗 中華民国台湾
9 2013年7月27日 - 8月04日 カリ コロンビアの旗 コロンビア
10 2017年7月20日 - 7月30日 ブロツワフ ポーランドの旗 ポーランド
11 2021年 バーミングハム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

加盟競技団体[編集]

※2014年8月現在 37競技団体

実施競技[編集]

ワールドゲームズ2013 カリ大会』では31の公式競技と5つの公開競技が実施された[1]

過去に実施されていた競技・種目[編集]

オリンピック参加となった競技・種目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ The World Games 2013 Calì - Sports”. worldgames2013.com.co. 2012年6月8日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]