リナ・サワヤマ

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リナ・サワヤマ
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リナ・サワヤマ(2018年4月30日)
基本情報
生誕 (1990-08-16) 1990年8月16日(31歳)
出身地 日本の旗 日本 新潟県
学歴 ケンブリッジ大学卒業
ジャンル
職業
担当楽器 ボーカル
活動期間 2013年 -
レーベル

リナ・サワヤマ英語: Rina Sawayama1990年8月16日 - )は、ロンドンを拠点に活動する新潟県出身の女性シンガーソングライターファッションモデル[9][10]。所属レーベルはDirty Hit。日本領域はavex trax

人物[編集]

1990年に新潟で生まれ、その後東京に移り、4歳の時に父親の転勤でロンドンに移住。ロンドンでの生活の方が自分にフィットしていたので、その後も母親と一緒に現地に残る。ノース・ロンドンの日本人学校に通った後、ケンブリッジ大学政治学を学ぶ。学生時代から音楽を作り始め、大学卒業後はアーティストとして本格的に活動開始。作詞作曲、プロデュース、ミュージックビデオの監督までを全て自身で手掛ける[9][10][11][12]

カルチャー誌『Dazed[注 1]NYの音楽誌『The FADER[注 2]Vice Mediaのミュージックチャンネル「Noisey」[注 3]に取り上げられるなど、国内外のファッション関係者から注目を集める[10]

2017年リリースしたミニアルバム「RINA」により新たな才能の出現と注目を浴び、現地メディアの「2017年の知っておくべきアーティスト」や「次世代を担う100人」に選ばれる。

音楽性[編集]

1990-2000年代の日本の音楽(宇多田ヒカル[注 4]椎名林檎)と2000年代初期のアメリカのR&Bポップロックマライア・キャリーデスティニーズ・チャイルドカーディガンズジャスティン・ティンバーレイクジョン・メイヤーなど)に影響を受け、両者をミックスしている[8]。最も影響を受けたアルバムには、宇多田ヒカルの『First Love』、椎名林檎の『勝訴ストリップ』、ビヨンセの『Dangerously in Love』、N.E.R.Dの『Fly or Die』を挙げている[16]。自身では自分の音楽を、「Cute R&B」あるいは「マライア・キャリー、カーディガンズ、ジャスティン・ティンバーレイク、アリーヤ、椎名林檎、N.E.R.Dのミックス」と表現している[16]

略歴[編集]

2013年にシングル「Sleeping in Waking」で音楽活動を開始。

2016年7月、大阪の大型ファッションビルルクア」のキャンペーンモデルに抜擢され、CMに使用されたオリジナル音楽も制作した[注 5][10][17]。同年9月6日、東京都内で開催された「DIESEL」の日本上陸30周年記念ショーにモデルとして出演[10]

2019年6月、「情熱大陸」に出演。「ネクストレディーガガ」と称される[18]

2019年11月、その年に様々な分野で活躍し輝いた女性に贈られる、「VOGUE JAPAN Women of the Year 2019」を授賞[19]

2020年4月17日、初のスタジオアルバム『SAWAYAMA』をリリース。音楽評論家から高い評価を受け、NMEから星5の評価[20]オールミュージックインデペンデントローリングストーンから星4の評価[21][22][23]レビュー収集サイトMetacriticからは89/100の評価をつけられた[24]

2022年公開の映画『ジョン・ウィック:チャプター4』にメインキャストとして出演することが発表された。[25]

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

  • 「Sleeping in Waking」(2013)
  • 「Where U Are」(2016)
  • 「This Time Last Year」(2016)
  • 「Cyber Stockholm Syndrome」(2017)
  • 「Alterlife」(2017)
  • 「Tunnel Vision」(2017)
  • 「Valentine (What's It Gonna Be)」(2018)
  • 「Cherry」(2018)
  • 「Flicker」(2018)
  • 「STFU!」(2019)
  • 「Comme des garçons (like the boys) 」(2020)

EP[編集]

アルバム[編集]

  • 『RINA』(2017)
  • SAWAYAMA』(2020)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ これからのユースカルチャーを担っていくであろう次世代のクリエイター達100人をノミネートする「DAZED 100」に選出[13]
  2. ^ 「13 Artists You Need To Know About In 2017」に選出[14]
  3. ^ Noiseyの国際女性デー2016における「25 Women Under 25 Who Are Absolutely Killing It Right Now」に選出[15]
  4. ^ 子供の頃は宇多田ヒカルを真似して両親の前で歌っていた[9]
  5. ^ 楽曲は彼女(ロンドン)とSeiho(日本)、YYIOY(スペイン)のそれぞれ異なる国に拠点を置く3人のクリエイターによってSNS上のやり取りのみで仕上げられた。

出典[編集]

  1. ^ a b c d Yeung, Neil Z.. Rina Sawayama | Biography & History - オールミュージック. 2021年1月5日閲覧。
  2. ^ a b Introducing: Rina Sawayama”. Vibes of Silence (2017年11月4日). 2018年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月5日閲覧。
  3. ^ Rina Sawayama Recruits Pabllo Vittar For Infectious Brabo Remix of 'Comme Des Garçons': Listen”. Billboard (2020年2月21日). 2021年1月5日閲覧。
  4. ^ Jenkins, Craig (2020年4月24日). “Rina Sawayama’s Debut Album Might Make You See the 2000s Much Differently”. Vulture. 2021年1月5日閲覧。
  5. ^ Piccirillo, Angie (2020年4月13日). “Artist of the Month Rina Sawayama on Aughts Pop, Fan Projects, and Having the Hottest Record on BBC 1”. Consequence of Sound. 2020年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月5日閲覧。
  6. ^ Harding, Charlie (2020年7月21日). “The Women Reclaiming Nu-Metal ft. Rina Sawayama”. switchedonpop. 2021年1月5日閲覧。
  7. ^ Rina Sawayama Is A British-Japanese Nu-Metal Pop Star In The Making”. Stereogum (2020年4月20日). 2021年1月5日閲覧。
  8. ^ a b This Music Video Perfectly Captures Our Social Media Anxiety” (English). Refinery29 (2016年2月22日). 2017年9月2日閲覧。
  9. ^ a b c 海外から“日本”を捉えるRina Sawayamaが見つめる世界”. i-D (2016年7月6日). 2017年9月2日閲覧。
  10. ^ a b c d e 【注目の人物】「DIESEL」ショーで水原希子&ローラと共演、ケンブリッジ大卒・ロンドンで活躍中の新世代アーティスト“リナ・サワヤマ”とは?”. モデルプレス (2016年9月13日). 2017年9月2日閲覧。
  11. ^ ロンドン在住の新世代スター、リナ・サワヤマ 彼女の創造の源とは?”. モデルプレス (2016年7月28日). 2017年9月2日閲覧。
  12. ^ Rina Sawayama、最新ミュージックビデオ「Where U Are」を公開”. UNCANNY(アンキャニー) (2016年2月22日). 2017年9月2日閲覧。
  13. ^ 『Dazed (デイズド)』が選ぶロンドンのユースカルチャーを担う次世代「DAZED 100」発表”. The Fashion Post (2017年4月21日). 2017年9月2日閲覧。
  14. ^ 13 Artists You Need To Know About In 2017” (English). The FADER (2017年1月5日). 2017年9月2日閲覧。
  15. ^ 25 Women Under 25 Who Are Absolutely Killing It Right Now” (English). Noisey (2016年3月11日). 2017年9月2日閲覧。
  16. ^ a b Exclusive: 5 minutes with Rina Sawayama” (English). The Playground (2016年3月23日). 2017年9月2日閲覧。
  17. ^ 英国在住アーティストRina Sawayamaを抜擢、ルクア大阪がサマーヴィジュアル公開”. Fashionsnap.com (2016年7月4日). 2017年9月2日閲覧。
  18. ^ Back Number リナ・サワヤマ”. 2020年6月13日閲覧。
  19. ^ VOGUE WOMAN OF THE YEAR 2019”. 2020年6月13日閲覧。
  20. ^ Rina Sawayama – ‘SAWAYAMA’ review: deeply personal self-portrait lays waste to genre constraints”. NME. 2020年6月13日閲覧。
  21. ^ Rina Sawayama Sawayama”. AllMusic. 2020年6月13日閲覧。
  22. ^ Rina Sawayama – SAWAYAMA review: An audacious album from one of the boldest voices in pop”. The Independent. 2020年6月13日閲覧。
  23. ^ Rina Sawayama Is the Pop Moment on Her Debut Album, ‘Sawayama’”. Rolling Stone. 2020年6月13日閲覧。
  24. ^ SAWAYAMA by Rina Sawayama”. Metacritic. 2020年6月13日閲覧。
  25. ^ リナ・サワヤマ、映画『ジョン・ウィック:チャプター4』に出演することを発表”. Billboard Japan (2021年5月28日). 2021年5月28日閲覧。

外部リンク[編集]